パニック・ルームの紹介:2002年アメリカ映画。『ファイト・クラブ』のデヴィット・フィンチャーが手がけた、密室を駆使した心理戦を描いたサスペンス映画。新居に越したその日の夜に強盗が入ってきた上に、主人公が身を守るために立てこもった非難シェルター「パニック・ルーム」に強盗が探している大金があると分かり、そこからお互いの心理戦が始まります。
監督:デヴィット・フィンチャー 出演:ジョディ・フォスター(メグ・アルトマン)、フォレスト・ウィテカー(バーナム)、ジャレッド・レト(ジュニア)、クリステン・スチュワート(サラ・アルトマン)、パトリック・ボーショー(スティーヴン・アルトマン)、アン・マグナソン(リディア・リンチ)ほか
映画「パニック・ルーム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パニック・ルーム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「パニック・ルーム」解説
この解説記事には映画「パニック・ルーム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パニックルームのネタバレあらすじ:起
夫との離婚を気に、その夫に豪邸を買わせて娘サラと2人で越してきたメグ。荷物の整理もそこそこに眠りに付くと、そこに不審な男3人が密かに侵入してきます。その一人・ジュニアはメグが越してきた豪邸に依然住んでいた富豪の息子で、この家に大金があることを知って盗みに入りました。しかし男の侵入に気付いたメグは身の危険を感じ、サラをつれて緊急用のシェルター『パニック・ルーム』に避難しますが、ジュニアが狙う大金はこの中にあるのでした。
パニックルームのネタバレあらすじ:承
メグたちに出てきてもらえないと、大金が手に入らないので、ジュニアらは部屋に出てくるように仕向けます。一味の一人バーナムは警備会社に務めていたこともあり、シェルターの構造を熟知しているため、通気口にガスを送り込みます。ところがもう一人の一味・ラウールはどんどんガスを送り込もうとするので、死んでしまっては二度と金は手に入らないとバーナムに止められます。しかしメグは非常道具からライターを使って命からがら外にいるジュニアたちに反撃します。
パニックルームのネタバレあらすじ:転
戦意喪失しかけたジュニアは、バーナムやラウールと仲間割れを始めます。その隙を突いて、メグは外に飛び出し携帯電話を回収します。しかし圏外のため今度は緊急用の回線を引っ張って、パニックルーム内の受話器につなげます。電話した先は警察と元夫スティーブですが、どちらも途中で切れてしまいます。ついにこのヤマを降りると言い出したジュニアをラウールが撃ってしまいます。さらにそこへ電話をしたスティーブンがやってきてしまい、彼は拘束され警官を呼んだかと詰問されます。呼んでないというスティーブですが、そんな時サラが糖尿病のインスリンが切れて発作を起こし始めます。
パニックルームの結末
メグは再び隙をついて薬を取りに行きますが、今度はラウールたちがパニック・ルームに立てこもってしまいます。さらに外には夫が密かに通報していた警察が来たことで、メグは彼警察を追い払う代わりに、娘に薬を投与して欲しいと交渉します。バーナムはラウールと違い、家計のためにこのヤマに乗ったので、交渉を引き受けます。メグは最後の賭けとして、パニック・ルームから出てきたラウールに奇襲をかけますが、バーナムはその隙をついて逃げ出します。しかしメグがラウールに殺されそうになっているところを、バーナムが戻ってきて拳銃で撃ちます。しかしバーナムは結局逃げ切れず警察に捕まります。メグとサラは数日後、穏やかな様子で新しい新居を探し始めるのでした。
以上、パニックルームのあらすじと結末でした。
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