スタートレックの紹介:1979年アメリカ映画。スタートレックシリーズ1作目。地球に謎のエネルギー雲が接近。地球が危ない!阻止できるのは改装中のエンタープライズ号だけだ。さあ、行こう銀河を超えて USSエンタープライズ号の冒険の旅が再び始まる。
監督 :ロバート・ワイズ 出演: ウィリアム・シャトナー(ジェームズ・T・カーク船長)、レナード・ニモイ(ミスター・スポック)、デフォレスト・ケリー(ドクター・マッコイ)、パーシス・カンバッタ(アイリーア大尉)、スティーヴン・コリンズ(ウィラード・デッカー副長)、ジェームズ・ドゥーアン(モンゴメリー・スコット)、ジョージ・タケイ(スールー)ほか
映画「スター・トレック」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スター・トレック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「スター・トレック」解説
この解説記事には映画「スター・トレック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スタートレックのネタバレあらすじ1
本作品は米国で1966年~1969年まで放送された同名のTVシリーズの続きとして映画化されたものです。(日本ではTVシリーズは「宇宙大作戦」という題名で放送されていました。)TVシリーズでの5年間の宇宙調査飛行から帰還した宇宙戦艦エンタープライズ号は地球の衛星軌道上のドライドックで1年半に及ぶ大改修中でした。そんな時、謎のエネルギーの雲が銀河系に侵入してきました。最初に接触したクリンゴン艦隊は光子魚雷攻撃を加えましたがエネルギー雲には無力で、反撃に遭い次々に消滅していきます。最後の艦が緊急通信を連邦宇宙ステーションイプシロンに送信、送信中に消滅。(クリンゴンと宇宙連邦は基本的には敵対関係にありますが、こういう時は連携する様ですね。)その後の分析により、「この雲は真っ直ぐに地球を目指している様だ!」、「現在、迎撃できる位置にあるのはエンタープライズだけどだ!」ということになり急遽、エンタープライズ号が出撃することになりました。
スタートレックのネタバレあらすじ2
エンタープライズ号の前艦長カークは提督となっていましたが、ウルトラC的な措置で自ら降格して艦長に復帰。しかし、艦長になる筈だったデッカーは副長にされてしまい面白くない様です。そんな中、5年間の調査飛行の時の士官達と、ドクター、看護婦が招集され続々乗艦してきます。同窓会的な雰囲気です。そして突貫工事で改修を完了させ、ドライドックから出航となります。この出航のプロセスのVFXが一つの見せ場となります。その後ワープドライブの不調に見舞われながらも、どうにかワープ航法を実施、エネルギー雲と対峙する地点にまで到達しました。するとエネルギー雲から光り輝く柱の様な探査体がエンタープライズのブリッジ内に送り込まれ、エンタープライズのデータや地球のデータを収集し始めます。
スタートレックのネタバレあらすじ3
それを察知したスポックはブリッジのコンピュータコンソールを手で叩き壊して途中で阻止。次に探査体は新クルーのアイリーアに取り付き、アイリーアごと消滅します。その後アイリーアは船内で発見されますが、そのエネルギー雲の中心にいる物体の代弁者となります。それは自らを「ビジャー」と呼び、「自分を作成した創造主と合体する為に地球に向かう」と言うのです。エンタープライズに興味を持ったビジャーはエンタープライズをエネルギー雲の中に導き入れます。ビジャーにとってはエンタープライズのクルーはエンタープライズの中の部品の一部「炭素体ユニット」だという認識です。カーク艦長は「創造主が応答しない理由を知っている、ただし、代弁者のアイリーアには言えない。ビジャー自身に会って言う。」とハッタリを言います。そしてアイリーアに案内されビジャー自身を見る事ができました。
スタートレックの結末
そこにあったのは古い宇宙船でした。船体の汚れを落として見ると「VOYAGER」という船名が出てきました。300年前、NASAが打ち上げたボイジャーが雲の中心にあったのです。ということはボイジャーの創造主は人間だった・・・ということで、どういう訳か乗っ取られる前からアイリーアと密かに惹かれあっていたデッカーがボイジャーの代理人となったアイリーアと合体し、ボイジャーは満足して消えて行きました。
スタートレックのレビュー・感想
大好きな映画なのですが、今回文書に起こしてみると、何か不可解な、アクロバット的な展開がありますが、あらすじはこんな感じです。戦闘シーンらしいものは冒頭のボイジャーとクリンゴンの闘いの部分しかなく、TVシリーズを知らない人には「何この映画?」と思われる人もいました。実際私の友人がそうでしたが、私は幼い時からTVシリーズを見ていたので「懐かしいな…面白かったな…」という感想でした。「スタートレック」はその後2,3年おきには制作される人気シリーズとなりました。なお、この映画で使われたメインテーマはこれ以降のスタートレックの映画シリーズでは使われませんでした。このまま消えるのは惜しいと思っていたところ、8年の時を経て1987年から米国で放送された「StarTrek:TheNextGeneration」(新スタートレック)のテーマ曲となりました。
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