シティ・オブ・メンの紹介:2007年ブラジル映画。ブラジルの貧困地区ファベーラで生きる二人の少年を中心とした生きざまを描いています。話題になった全作「シティオブゴッド」や、テレビドラマ版の続編となる本作、監督もドラマ版の監督パウロ・モレッリが担当しています。
監督:パウロ・モレッリ 出演:ドグラス・シルヴァ(アセロラ)、ダルラン・クーニャ(ラランジーニャ)、ジョナサン・アージェンセン、ホドリゴ・ドス・サントス、カミーラ・モンテイロ、ナイマ・シルヴァ、エドゥアルド・BR、ルシアーノ・ヴィジガウ、ペドロ・エンヒケ、ほか
映画「シティ・オブ・メン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シティ・オブ・メン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
シティ・オブ・メンの予告編 動画
映画「シティ・オブ・メン」解説
この解説記事には映画「シティ・オブ・メン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シティ・オブ・メンのネタバレあらすじ:起
ブラジルのリオデジャネイロの丘の上にあるスラム街ファベーラでは、貧困がゆえに犯罪の温床となっていて、長年に渡って領域を巡ってギャング同士の抗争が繰り返されていました。
この町で生まれ育ったアセロラ(ドグラス・シルヴァ)とラランジーニャ(ダルラン・クーニャ)の二人は親友同士の間柄で、いつも行動を共にしてきました。アセロラは妻クリスと2歳になる子供クレイトンを、夜間警備をしながら養っています。
シティ・オブ・メンのネタバレあらすじ:承
そんな二人が18歳になったある日、ラランジーニャは仕事を得るための身分証明書に父親のサインがいるために、どこかで生きているはずの父親を探します。そして行方不明になっていた父親は実は刑務所に入っていて、出所してファベーラの街に戻ってきました。
ラランジーニャは父親と久し振りの再会を果たします。ラランジーニャはこれを機に戻ってきた父親と暮らし始める事になりました。それ以降、アセロラとの間に距離が生まれてしまうのです。
シティ・オブ・メンのネタバレあらすじ:転
一方で二人が住むデンドエンドヒルの少年ギャンググループで内部分裂が起こり、激しい抗争へと発展していってしまいます。
ラランジーニャの従兄弟マドゥルガドは、スモークヒルのギャング団と手を組んだ元部下のネファストのグループに、デンドエンドヒルを乗っ取られてしまいます。
シティ・オブ・メンの結末
ラランジーニャの父親は出所してラランジーニャと暮らし始めたのも束の間、再び逮捕されてしまいます。ラランジーニャと距離ができたアセロラは、次第にギャング団の抗争に巻き込まれていってしまいます。さらにラランジーニャの父親が逮捕される直接の原因となる強盗殺人事件、その時に殺されたのがアセロラの父親だった事が分かったのです。
アセロラの瞳に復讐の炎が宿ります。そしてファベーラに炎が放たれ銃撃戦が激化していきます。ラランジーニャは親友であるアセロラを命がけで助けに向かいます。そしてついに対峙するアセロラとラランジーニャ、アセロラの手にはマドゥルガドから渡されていた銃があります。
飛び交う銃弾をすり抜け、ここから逃げようと呼びかけるラランジーニャ、アセロラは誰のせいで俺はここにいるんだ?と言い放ちます。アセロラの銃口はラランジーニャに向けられていました。
アセロラの妻クリスは出稼ぎに行くと言って、家を出ていってしまいます。アセロラは息子のクレイトンを一人で育てようと決心しました。アセロラの側にはラランジーニャがいます。二人は激戦から逃げ出し、リオデジャネイロの町で生きていました。
以上、映画「シティ・オブ・メン」のあらすじと結末でした。
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