映画「ホーム・スイート・ヘル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ホーム・スイート・ヘル／キレたわたしの完全犯罪の紹介：2015年アメリカ映画。妻に浮気がバレたことから思わぬ事件に巻き込まれていく夫の運命を、ブラックユーモアたっぷりに描いたクライムコメディ。家具店を経営するドンは、美しい妻モナや可愛い子どもたちに囲まれて順風満帆な人生を歩んでいるかに見えたが、独占欲が強すぎるモナの言動に悩まされていた。ある日、ドンはセクシーな部下ダスティと浮気するが、モナにバレてしまう。モナは激怒しながらも、これまで築きあげてきた理想の家庭を維持するべく、怯えるドンにある命令を突きつける。それは、浮気相手のダスティを殺害することだった。
監督:アンソニー・バーンズ 出演：キャサリン・ハイグル(モナ・シャンパン)、パトリック・ウィルソン(ドン・シャンパン)、ジム・ベルーシ(レス)、ジョーダナ・ブリュースター(ダスティ) 他
この解説記事には映画「ホーム・スイート・ヘル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
帰宅したモナは兄妹ケンカをする二人に、静かにそして強く言い聞かせケンカを止めさせます。モナの夢は完璧な家庭を作る事、その性格に少し引き気味な夫ドン。そんなドンの経営する家具店にセクシーな美女ダスティが面接にやって来ます。ドンの心の中では検討の余地も無く、採用に決定していました。
一冊の本を手にベッドに入ったモナは、ドンと共に夢について再確認し、その夢を書き綴った本を胸に、モナは眠りに付きます。
ダスティに誘惑され、すっかり我を失ったドンは有頂天になっていましたが、ダスティから突然「子供が出きた」と言われてうろたえます。ドンはダスティに13000ドルを渡す事で事態を収集しようとしますが、ダスティはモナに話すと言い、金を受け取りません。ドンはダスティがモナに話す前に、自分からモナに全てを話してモナに謝罪します。
モナは自分たちの目標本を手に、ドンにダスティを殺すように言います。ダスティは裏で操る男マーフィーに暴力を振るわれ、マーフィーに更に金を上乗せして脅迫するように言われ、ドンに25000ドルを要求します。
モナはドンに、調合した毒薬を渡して出かけます。金を取りに来たダスティにドンは、モナに渡された薬を飲ませ、まだ息のあるダスティの頭を、モナは笑みを浮かべながらハンマーで殴り、その遺体を血まみれになりながら切断します。
ダスティが戻らない事を不審に思ったマーフィーが、ドンの店に強盗に入り、ドンのオフィスを家捜しします。
マーフィーに呼び出されたドンは、ダスティには金を渡しダラスに行ったと嘘をつき、そしてマーフィーから20000ドルを要求されます。
翌日、金を支払う気の無いモナは、自分が行くと言うドンに「コマーシャルの撮影さえ出来ない」とバカにしてマーフィーの留守中にマーフィーの自宅に侵入し、ダスティの遺体を冷蔵庫に入れます。そこへマーフィーの友人が女連れで家に入ってきて、モナだとばれた途端、モナは短刀で何のためらいなくマーフィーの友人を、そして日本刀で連れの女を殺します。
ドンはモナの行動が信じられず、幼少期に虐待を受けていたのか？と聞きますが、そんな事は無いと否定し、涙を浮かべるモナを抱きしめる事しか出来ませんでした。
自宅で冷凍庫を開けたドンが目にしたものは、頭から血を流した状態で冷凍されていた愛犬の姿だったのです。ドンは意思を固めます。
ガレージに仕掛けをして、モナをガレージに行かせます。ガレージから爆発音がする中、ドンは振り返らず歩み続けるのでした。
しかし、子供達と車で出かける姿を見るマーフィーの姿がそこにありました。
以上、映画「ホーム・スイート・ヘル／キレたわたしの完全犯罪」のあらすじと結末でした。
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