映画「ファミリーズ・シークレット」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ファミリーズ・シークレット 秘密を抱えた家族の紹介：2009年アメリカ映画。それぞれに秘密を抱えた冷え切った家族が、一人の男性をきっかけに気持ちをぶつけ合うことに。気持ちを共有した家族が待っていたものとは何かを描いた、コメディドラマ映画です。
監督：レイモンド・デ・フェリッタ 出演：アンディ・ガルシア（ヴィンス）、ジュリアナ・マルグリーズ（ジョイス）、スティーヴン・ストレイト（トニー）、エミリー・モーティマー（モリー）、エズラ・ミラー（ヴィニー）、ドミニク・ガルシア＝ロリド（ヴィヴィアン）、ほか
この解説記事には映画「ファミリーズ・シークレット」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
夫のヴィンスは刑務所で矯正官をしています。妻のジョイスと息子のヴィニーと暮らしています。娘のヴィヴィアンは大学生で、休暇期間に入ったので実家に帰ってくることになりました。久しぶりに家族全員揃っての食事でしたが、口げんかが絶えません。
そんな中、ヴィンスはポーカーをするため出かけてしまいます。ここ最近、ヴィンスはポーカーを理由に外出することが増えました。実は、ヴィンスは家族には秘密で役者を目指しており、演劇クラスに通っていました。しかし、ジョイスは浮気だと疑っています。
ある日、ヴィンスは刑務所で働いていると、かつて付き合っていた恋人との間にできた自分の息子トニーが収容されていることに気がつきました。隠し子がいることも家族には秘密にしています。トニーは親族の引受人がいないと仮釈放が認められません。トニーに母親は死んだと告げられます。
そこで、ヴィンスはトニーの引受人に志願します。そして、トニーはヴィンスの家で一ヶ月間過ごすことになりました。ヴィンスはトニーに、庭にある小屋にお風呂を設置する仕事を義務付けます。
演劇クラスで出会ったモリーという女性は、ヴィンスの秘密を全て知っています。モリーに映画のオーディションに参加してみるように勧められ、ヴィンスは挑戦することにします。オーディション当日は病欠だと嘘をついて会社を休みます。
一方、ジョイスはヴィンスとの冷え切った関係にうんざりしていました。小屋に設置するトイレをどれにするのか意見を聞こうと思い、ヴィンスの職場へ電話をすると、「病欠で休み」と告げられます。これをきっかけに、浮気疑惑から確信へと変わりました。
そんな中、ジョイスはトニーに好意を抱くようになります。トニーもまた、ジョイスを女性として魅力を感じています。ジョイスはヴィンスの浮気にやけくそになり、トニーとキスをします。トニーも応じますが、ヴィンスのことが気になって、それ以上進めることが出来ませんでした。
ヴィンスは初めてのオーディションでほぼ合格となりました。モリーは奥さんに報告するべきと伝えますが、ヴィンスは信じてくれないと尻込みをします。そこで、モリーがマネージャーのフリをして一緒に説明をしようと計画を立てます。
ヴィンスとモリーは車に乗って家へと向かいます。その様子をたまたま見てしまったトニーは、ヴィンスの車を盗んで逃走しようとします。その途中のストリップに入ると、ヴィヴィアンが働いていました。トニーはヴィヴィアンを問い詰めると、奨学金が停止され、親にばれないように自分で学費を稼がなければならないと言いました。2人は一緒に家に帰ることにします。
一方、ヴィンスがモリーを連れて家に帰ると、ジョイスは浮気相手を連れ込んできたと誤解をし、取り乱します。そして、トニーと熱い時間を過ごしたと暴露しました。それと同時にトニーとヴィヴィアンが帰ってきました。怒り狂ったヴィンスはナイフをトニーに向けて暴れます。それをきっかけに、それぞれの秘密を言い合います。
役者を目指していること、学費のためにストリッパーで稼いでいたこと、車を盗んで逃走しようとしたこと、ヴィンスがトニーの父親であること。そのケンカを期に家族はいい関係へと向かっていきました。
ヴィンスは役者デビューを果たし、トニーはヴィンスたちと一緒に過ごすことになりました。
以上、映画「ファミリーズ・シークレット 秘密を抱えた家族」のあらすじと結末でした。
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