パラサイト 禁断の島の紹介:2019年アメリカ映画。自分が無視したことにより父が強盗達に襲われて死んでしまったトビーは病んでいます。カウンセリングを受ける過程で、更生プログラムの一環として無人島で3日間過ごすことになったトビーは、島でマデリンという美少女に出会います。夢のようなひと時を過ごすトビーに、マデリンは「ここから先は危険、母に殺される」と言いますが…。無人島のジャングルで繰り広げられるサバイバルサスペンス作品です。ラブストーリーのような流れから、一気にホラー映画に突入していきます。
監督:フランク・カルフン 出演者:クリスティン・フロセス(マデリン)、ローガン・ミラー(トビー)、ジョリーン・アンダーソン(マデリンの母)ほか
映画「パラサイト 禁断の島」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パラサイト 禁断の島」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パラサイト 禁断の島の予告編 動画
映画「パラサイト 禁断の島」解説
この解説記事には映画「パラサイト 禁断の島」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パラサイト 禁断の島のネタバレあらすじ:起
「車の整備を一緒にやろう」と言う父を無視し、ネットにはまるトビー。異変に気付いたトビーが外に出ると、父が男たちに襲われています。そして父は強盗団に殺され、車を盗まれてしまいました。
この事件以来、精神的に病むトビーは、カウンセラーから更生プログラムに参加するように言われます。若者たちが参加するサバイバル形式のプログラムは最終段階に入ります。引率のケインが「これから3日間、フィリピンの無人島諸島で一人で暮らしてもらいます」と言います。
トビーはケインに連れられ、ボートで無人島に降り立ちます。「3日後、ここで待ってなさい」とケインが言って帰っていきました。早速トビーはテント作りをします。完成すると森に入ります。色々探索して戻ってみると、サルに3日間の食料を奪われてしまいました。
海に入り貝をとって生で食べますが、そのまま吐いてしまいます。夜になると、何かが周りにいる気配がし、父の事件がフラッシュバックしてさらに怖くなります。木の側で一夜を明かしたトビーが見たものは、海に浸かっている美少女でした。
パラサイト 禁断の島のネタバレあらすじ:承
森に入り、罠を仕掛けて狩りをする少女の後を追いかけます。途中で少女に見つかると、トビーは呼ばれるがままついて行きます。小川のえん堤のような場所で獲物を焼いてもらい食べます。
「危険だから火の側にいろ」と言う少女に、トビーはここに来たプログラムの話をします。少女はマデリンと名乗り、「宣教師や家族友人とこの島に来たけど、お父さんは数年前に死んだ、今いるのはお母さんだけ」と言います。日が暮れ、トビーは明日帰ることを話そうとしますが、マデリンは「槍を持ってここにいろ、ここから先に行くとお母さんに殺される」と言います。
明け方、ケインが島に上陸し、トビーを探します。しかしケインは何者かに襲われてしまいます。目覚めたトビーですが、昼前になっていました。慌てて砂浜に戻ると、転覆したボートが見えます。見ているとボートから女が泳いで逃げていきます。トビーが潜ってボートの船室を調べると、ケインの死体を見つけます。
陸に上がったトビーは森の洞窟に入り、山の上に出ます。近くでは、逃げた女ががヤギを殺しています。近くに家があり、中を調べるとケインの荷物と沢山のパスポートや写真がありました。ケインの無線も見つけて交信していると、マデリンと母が帰って来ました。
パラサイト 禁断の島のネタバレあらすじ:転
床下に隠れたトビーは、食い尽くされた人間の死体を見つけます。母から離れたマデリンに話しかけると、「東の浜に行って、後から行くから」と言われます。トビーが浜の木に寝床を作って寝ているとマデリンがやって来ます。「迎えに来る引率のケインがボートで死んでいた。その時お母さんが逃げるのを見た」とトビーが言います。マデリンは「小さい頃、お母さんが父も友人も、私以外皆殺しにした」と教えます。
マデリンが帰ると、トビーは近くに灯台を見つけます。灯台の中に入り山の上に出ると、一緒に参加しているキャメロンに会います。キャメロンは「ボートを漕いで来た、一緒に逃げよう」と言います。トビーは「マデリンを助けて一緒に連れていく」と言います。
その夜、トビーはマデリンを連れだすために家に行きます。すると母に捕まってしまいます。母もマデリンを探していて、話をする隙にトビーが逃げ出します。追いかける母は、罠にかかり、腹を大木の槍で突き刺されてしまいます。
苦しむ母に「ケインを殺しただろう?」と聞くトビー。母は「殺したのはマデリン。私以外を皆殺しにしたのもマデリン。マデリンが小さい頃、この島では、島に住む魔物に生贄をささげる儀式をやっていた。その魔物が選んだのがマデリンで、魔物が乗り移ったマデリンは化け物と化し、次々人を殺していった。あの娘を島から出してはいけない。あの娘が苦手なものは光とこれ」と言って、果実を渡すと死んでしまいました。
パラサイト 禁断の島の結末
トビーの帰りを待つキャメロンが襲われます。マデリンはキャメロンの死体を引きずって、灯台にいるトビーの前に現れます。トビーは「島を出よう」と嘘をついて、母にもらった果実をマデリンに絞ります。マデリンは苦しみその場に倒れます。
トビーはマデリンを縛ると、灯台の明かりをつけるために起動させます。灯台の灯が海面を回りながら照らすと、マデリンの元へ帰ります。化け物と化したマデリンがトビーに襲いかかります。トビーが吹っ飛んだはずみで、近くにあったポリタンクが倒れて燃料がこぼれます。
マデリンがトビーに覆いかぶさります。動けないトビーは落ちていたガラスの破片をとります。ガラスの破片に灯台の光が反射するのを利用して、マデリンに光をあてます。マデリンは逃げていなくなりました。
トビーはたいまつの火を燃料に付けます。沖合には、灯台の光に気づいた漁船が近づいています。燃え盛る炎の向こうににマデリンがいます。トビーはマデリンを残して灯台を離れると、漁船に向かって泳ぎ始めます。漁船に近づき、漁船のライトがトビーを明かした時、トビーの後ろにはマデリンがいました。
夜が明け、漁船に助けられたマデリンが座っています。トビーの姿はなく、マデリンは島を離れることに成功するのでした。
以上、映画「パラサイト 禁断の島」のあらすじと結末でした。
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