ディナー・イン・アメリカの紹介:2020年アメリカ映画。コメディ俳優としても有名なベン・スティラーがプロデュースした一風変わったラブストーリー。内気で自分の意見も何も言えない主人公パティが出会った社会不適合者風な男サイモンは、なんとパティがイチオシなバンドのボーカルでした…。
監督:アダム・レーマイヤー 出演:カイル・ガルナー(サイモン)、エミリー・スケッグズ(パティ)、グリフィン・グラック(ケビン)、パット・ヒーリー(ノーマン)、メアリー・リン・ライスカブ(コニー)、デヴィッド・ヨウ(エディ)、ハンナ・マークス(ベス)、ニック・チンランド(ビル)、リー・トンプソン(ベティ)、ほか
映画「ディナー・イン・アメリカ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ディナー・イン・アメリカ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ディナー・イン・アメリカの予告編 動画
映画「ディナー・イン・アメリカ」解説
この解説記事には映画「ディナー・イン・アメリカ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ディナーインアメリカのネタバレあらすじ:起
治験のアルバイトに来ていたサイモン、高額な報酬を貰えるはずでしたが途中で落とされてしまい、ほんの少しのバイト代しか貰えませんでした。その帰り、バスを待つベスに出会い、ベスの家に連れて行かれます。
なぜかベスの家族に気に入られたサイモンでしたが、ベスの母親の誘惑に乗った所をベスに見られてしまい事態は大きくなってしまいます。これはたまらないと、サイモンは窓を割り外に逃げ出しました。その際、捨てたタバコで木が燃えてしまい、サイモンは放火犯として追われる事になってしまいます。
パティはペットショップで働く女の子、過保護な環境で過ごしたせいか内気なパティは、周りからバカにされています。パティが好きなのはパンクバンド「サイオプス」。彼らの音楽を大音量で聞き、悦に入った自分の写真をとり、それをファンレターと共に覆面ボーカルのジョンQに送ります。
そんなある日、パティのアルバイト先にサイモンが現れます。元々大学のクラスメートだったパティとサイモン、匿って欲しいと話すサイモンを、パティは自分の家に連れていきます。
ディナーインアメリカのネタバレあらすじ:承
パティから受けた借りを返すから何でも言ってくれと話すサイモン。パティもそれならばと、サイオプスが前座で出るアライアンスのライブに連れて行って欲しいと言いました。そこからパティは止まりません。自分がどれだけサイオプスを愛しているのかを語り始めるのでした。
動揺して席を外すサイモン、実はサイモンこそがサイオプスの覆面ボーカル、ジョンQだったのです。
サイモンにとってアライアンスとライブをやることは寝耳に水でした。サイモンはバンドメンバーにどういう事だと詰め寄ります。しかしメンバーは、ボーカルのジョンQが行方不明になり不安定な中、ようやく掴んだチャンスなんだと譲りません。ここでバンドの意見が割れてしまいます。
パティはバイトをクビになってしまいました。パティは2週間分の給料がまだ払われていない事をサイモンに告げると、サイモンはパティの手を引っ張り、貰いに行くぞとバイト先に向かいます。
ディナーインアメリカのネタバレあらすじ:転
道中、バスの中で男二人にからかわれたパティにキレたサイモンが立ち向かいます。一度はこっぴどくやられたものの、パティと共に仕返しに行き、倍返しにしてやりました。そうしている内に、強気になってきたパティはバイト先で未払いの給料を受け取ることに成功します。
貰った給料で、まるでデートのように楽しむパティとサイモン。「これってデート?」と尋ねるパティに「いや、ただのランチだよ」と答えたサイモンでしたが、流れでキスまで交わす2人。これまで友達もなく過ごしてきたパティにとっては、全てが新鮮で最高の1日となりました。
バイトの面接に連れて行ってとパティ。サイモンは自分の家の地下室に連れていきます。地下室にある楽器に驚くパティにサイモンは、自分がジョンQだと打ち明けました。最初は信じなかったパティでしたが、これまでジョンQのために書いた数々のファンレターをサイモンが持っているのを見て、サイモンがジョンQだと信じる事が出来たのです。
サイモンはパティの手紙の内容を興奮気味に語ります。これは最高のポップソングだとサイモンは語り、パティと共に曲を作り上げ、パティはサイモンの演奏で歌いました。先程録音した曲を車の中で聞く二人。再びパティは「これってデート?」と尋ねます。するとサイモンは「デートだ」と答えました。パティは昨日よりももっと最高の日になったと大喜びです。
ディナーインアメリカの結末
サイモンと共にライブ会場にやってきました。いつものように覆面を被りライブを始めますが、バンドメンバーとマネージャーと一悶着あった時に呼び出した警察がやってきて、サイモンを逮捕してしまいます。パティもそれを覚悟していました。
警察に連れられていくサイモンに駆け寄り見送るパティに、サイモンは「散々なデートにしてすまない」と謝りました。サイモンを見送ったパティに彼女の友人が声をかけます。友人達はジョンQの彼女だと話すパティをバンドメンバーに誘います。パティも快諾しました。
その後、逮捕されたサイモンとは順調なパティ。度々面会に行き手紙も頻繁にやりとりしています。内気で何も言えなかった姿は影を潜め、何でも思った事は言えるようになったパティ。今日もバスを降りると、サイモンのように覆面を被り音楽を聞いています。
以上、映画「ディナー・イン・アメリカ」のあらすじと結末でした。
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