パシフィック・トレジャー 大日本帝国の黄金伝説を追え!の紹介:2015年アメリカ映画。第二次世界大戦中、フィリピンを占領していた日本軍が兵士の死体と一緒に埋蔵した金塊を発掘するため、ライリーとビビら女性3人組がコレヒドール島で発掘作業をしていました。そのころ、金塊を狙う女ボス達と、それをかすめ取ろうとする盗人男女カップルも島に上陸してきて…という内容のB級アドベンチャー映画です。
監督:フィリップ・メイシージェヴィッツ 出演者:オマール・ハンセン(アストン)、スザンヌ・サムナー・フェリー(ケリ)、ジョナサン・ローゼンタール(ブラッド)、マーティン・サンタンダー(メンドーサ上院議員)、アニタ・マリー・カラン(ライリー)、アレックス・スターマン(ビビ)ほか
映画「パシフィックトレジャー 大日本帝国の黄金伝説を追え!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パシフィックトレジャー 大日本帝国の黄金伝説を追え!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パシフィック・トレジャー 大日本帝国の黄金伝説を追え!の予告編 動画
映画「パシフィックトレジャー 大日本帝国の黄金伝説を追え!」解説
この解説記事には映画「パシフィックトレジャー 大日本帝国の黄金伝説を追え!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パシフィックトレジャー大日本帝国の黄金伝説を追え!のネタバレあらすじ:起
1945年、フィリピンのある島で、日本軍が兵士の死体と一緒に金塊を埋めていました。この様子を木陰から少女が見ています。
現代、フィリピンのコレヒドール島では、ライリーとビビの姉妹とリアたちが金塊を探して穴を掘っていました。やがて人骨が見つかり大きな木箱が掘り出されます。箱をこじ開けるものの、中には何も入っていませんでした。
月日が流れ、フィリピンの埠頭で歴史学者のテラとトレジャーハンターのブラッドが再会します。同じころ、ライリーら3人は、父の頃から手伝ってもらっているマイケルに会います。埋蔵金塊の噂を聞きつけたトーマスとリサの埋蔵金泥棒カップルもフィリピンにいました。
テラとブラッドは、埋蔵金を埋める様子を見ていた当時少女だったおばあさんに会い、地図を見せます。おばあさんは”ここだ”とばかり指をさします。
ライリーらはメンドーサ上院議員に会い、埋蔵金の発掘許可をもらう話をします。マイケルが「ケリー・アンも許可をとったのか?」と聞きますが、メンドーサは答えませんでした。メリー・アンは女ボスで、テラとブラッドを使って金塊を探しているのです。
パシフィックトレジャー大日本帝国の黄金伝説を追え!のネタバレあらすじ:承
コレヒドール島に渡ったライリーらは、早速発掘作業に入ります。ブラッドらはケリー・アンの子分のピーターらに連れられてアストンのヨットで向かいますが、風が無くて遅れて島に着きます。そしておばあさんに聞いた場所に向かい、穴を掘りはじめます。
ピーターは現地の少女に「金をやるからライリーらの様子を見て報告しろ」と言って情報を収集していましたが、約束の金の半分しか渡さなかったため、怒った少女は途中でヤメます。
トーマスとリサはフィリピンの繁華街で恐喝や強盗を繰り返したうえで島に渡り、二組の発掘の様子を監視していました。トーマスらは発掘はせず、見つけた方の組から金塊を奪うのが目的でした。
掘っても掘っても見つからないブラッドは、お互いライバル同士のライリーに会い「こっちで見つけた」と嘘をつきます。ライリーはビビたちにこの話をしますが、「嘘をついているんじゃないか?」とリアは掘りつづけます。
そのころブラッドの発掘現場に、メンドーサが警官を多数連れてやって来ます。メンドーサは「無許可で発掘作業はするな」と全員を拘束します。一方、ライリーらは木箱を掘り当て、中に金塊が入っているのを確認し「ついにやった!」と大喜びしていました。
パシフィックトレジャー大日本帝国の黄金伝説を追え!のネタバレあらすじ:転
ライリーとリア、ビビとマイケルの二組に分かれ、金塊を持って埠頭で会おうと出発します。双眼鏡で見ていたトーマスとリサは、ビビとマイケルの組を襲います。ビビとマイケルを大木に縛り上げ、金塊を奪い逃げました。
女ボスのケリー・アンは一向に見つからない金塊に苛立ち、子分を連れ島に渡ります。夜になり、リアが毒蛇にかまれました。ライリーが解毒剤を探すもののない為、キャンプ地へ取りに帰ります。入れ違いでケリー・アンが瀕死のレアを見つけ、ピーターとブラッドを呼び、金塊を奪います。ライリーが戻った頃にはリアは死んでいました。
アストンのヨットで本土に向かうケリー・アン、ピーター、ブラッドでしたが、洋上でアストンが「分け前の金塊をくれないと船を動かさない」と言い出します。ピーターは銃口を向け、アストンとブラッドに「飛び込め」と命令します。「船が動かないぞ」と言いながら二人が飛び込みます。ピーターは船を動かそうとしましたが無理だったため、泳げないケリー・アンを残して金塊を持って飛び込みました。
パシフィックトレジャー大日本帝国の黄金伝説を追え!の結末
埠頭に泳ぎ着いたピーターが金塊の袋を持って休んでいると、島の少女がマチェーテを持った男たちを連れて待ち構えていました。少女が「やれ」と指示すると男たちはピーターに襲いかかります。
金塊が見つかったことを知らないテラとケリがおばあさんの家にいました。もう一度地図を開き、金塊の場所を聞くと、前回と違う場所を指さします。そこへメンドーサらが乗りこんできました。
メンドーサはお婆さんの息子に銃を突きつけ、金塊の埋蔵場所を聞き出そうとしますが、教えず息子は殺されました。トーマスとリサは本土で警察に捕まり、金塊を押収され留置場に入れられますが、手錠を外して逃げ出します。
ブラッドとライリーもメンドーサらに捕まりますが、金塊を持ってなかったことで解放されます。そしてビビとマイケルと合流し、「日本軍が埋蔵した金塊はあんな量ではない、まだある」と言いながら、手ぶらで帰ります。そのころおばあさんは、家の中にある木箱を開け、大量の金塊を磨いていました。
以上、映画「パシフィック・トレジャー 大日本帝国の黄金伝説を追え!」のあらすじと結末でした。
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