処刑女の紹介:2014年アメリカ映画。森の中の新居に引っ越した婚約中のヒューとローリーでしたが、祝福の為にやってきた友人のマークらが、林の向こうにある隣の廃墟で酷い事をしたため、廃墟に住んでいた殺人鬼の女が復讐にやってくるというスラッシャー映画です。殺人鬼の女の過去は明かされず、ヒーローやヒロインも存在しない、殺しに徹底した本格派のホラー映画です。
監督:ジェレマイア・バックハルト 出演者:ダニエル・リリー(ローリー)、ブランドン・カイル・ピーターズ(ヒュー)、クリストファー・デ・パデュア(ケニス)、ホセ・ミゲル・ヴァスキアス(マーク)、ケリー・キルゴア(ハーモニー)、エミリー・カッティング(アンバー)ほか
映画「処刑女」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「処刑女」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「処刑女」解説
この解説記事には映画「処刑女」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
処刑女のネタバレあらすじ:起
森の中の廃屋にカメラを持った青年が入ります。青年は地下室を見つけ下へ降りていくと、机の上に女顔の仮面を見つけました。仮面に手をかけた時、青年は背後から惨殺されました。
婚約中のヒューとロリーは、町から離れた新居に来ています。仲介役のウィリアム夫妻から話を聞き、我が家を手にした二人は大喜びします。引っ越しを済ませ、片付けの最中の週末、ヒューが「マークたちが来るんだ」と話します。二人だけの初めての週末を楽しみにしていたローリーは機嫌を損ねたものの、ヒューの「家を見たらすぐ帰すから」という言葉を信じ我慢しました。
少ししてマーク、ケニス、アンバー、ハーモニーがやって来ます。忙しそうに片づけをするローリーはあまり相手にせず、ヒューだけがマークらの相手をしていました。ハーモニーが新居の絵を描きはじめると、マークが「林の向こうにも家があるぞ、行ってみよう」と言い出します。
断るケニスでしたが、結局マーク、ケニス、アンバー、ハーモニーの4人は家に向かいます。この家は、青年が惨殺された廃墟でした。マークを先頭に家の中に入り、部屋を色々調べます。
そのころ新居で片づけをしていたローリーが、棚の上に前の住人のものと思われる人形と写真を見つけます。写真には隣の家が映っていて、先生たちと、一人視線をそらす少女が映っていて、寄宿学校と書かれていました。
処刑女のネタバレあらすじ:承
廃墟の中のリビングで、マークがおしっこをします。マークのおしっこは床下の青年の死体に滴り落ちました。アンバーが渡した野球のボールをケニスが投げると、壁のものが落ち床が抜けました。そしてアンバーが地下室の扉を見つけたものの、ハーモニーが「もう帰ろう」と言って4人はヒューの家に戻ります。廃墟の2階には、4人を見る人影がありました。
ヒューの家には次々友達がやって来ます。パーティーをする事を聞いていなかったローリーは爆発寸前でした。LSDと酒でパーティーは盛り上がります。LSDをやったハーモニーがケニス二「廃墟へ行こう」と誘いますが、ケニスはアンバーとキスしていました。
怒ったハーモニーは一人で廃墟へ行き、2階でブッダの像を置いて変なお祈りを始めます。そこへ仮面を被った女がやって来て、ハーモニーは腹を切り裂かれ、頭を潰されて殺されました。
新居でビールをかけられたローリーが、寝室に入るとカップルがSEX中でした。完全に切れたローリーはヒューを探しますが、ヒューが泥酔状態だったため、外に出て煙草を吸い始めます。そのころ仮面の女は、新居の周囲で若者たちの首を狩り、惨殺していました。
処刑女のネタバレあらすじ:転
翌朝、マークがヒューに「みんな車をおいたまま居なくなった。どうやって帰ったのかなあ」と話しています。そこへ怒りの収まらないローリーがやって来て、ヒューと大喧嘩を始めます。二人の喧嘩を割るようにケニスが「ハーモニーが居なくなった。隣の家に行くといたまま帰ってこない」と言いました。
そこでケニスとローリーは隣の廃墟へ探しに行きます。ハーモニーは見つからなかったものの、ローリーは写真と日記帳を見つけます。写真には、家にあった写真と同じ女の子が映っていました。
新居に戻ると、ウィルソン夫人から電話が入ります。ローリーが隣の廃墟の事を聞くと、「あの家で、昔殺人事件があったのよ。それだけしか言えない。家の価値が下がるからわかってよね、それと明日家の修繕を手伝いに行くから」と言います。
ローリーは日記帳を見ました。あの女の子はティファニーという名で、彼女の心と行動を警戒するような内容ばかり書かれています。そして最後に”血の未亡人”と締めくくられていました。
マークと家の前でいちゃついていたアンバーが、仮面の女に胸を切り裂かれ殺されました。家に飛び込んだマークは「奴がいる、殺される」と叫びます。「外へ逃げよう」と扉を開けようとしたヒューが、仮面の女が開けた扉にぶつかり倒れました。
処刑女の結末
2階へ逃げたローリーとケニスとマーク。マークが「窓から逃げよう」と言って、ローリの両腕を持ち、下へ降ろそうとした時、仮面の女に両腕を切断され殺されました。ローリーは捕まり廃屋の地下室に拘束されます。ローリーは仮面の女に「あの写真の女の子でしょう」と言いますが、女は答えずローリーを拷問しました。
気絶していたヒューが起き上がると、ケニスが「マークは殺され、ローリーは窓から落ちていなくなった」と言います。仮面の女のカメラを見つけ、中を見るとローリーが映っていたため、ヒューはローリーを助けようと、持ってきていたクロスボウを手に持ち、廃屋で仮面の女を探しますが、クロスボウを持った手を切断され、そのまま惨殺されました。
逃げるケニスは床の割れ目に足を挟んで骨折し、大きなフックで頭を打ち抜かれ殺されました。
少しして何も知らないウィルソン夫妻がやって来ますが、仮面の女に二人とも殺されました。ローリーは床を壊して、床下へ逃げます。仮面の女が追ってくるものの、通気口から地下室へ入り、斧を手にして仮面の女に襲いかかります。
一度は仮面の女を倒したものの、とどめを刺そうした時、逆襲され仮面の女に顔を何度も何度も棒で殴られ殺されてしまいました。
以上、映画「処刑女」のあらすじと結末でした。
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