ロックンロール・ハイスクールの紹介:1979年アメリカ映画。リフとケイトはロックバンド『ラモーンズ』に憧れる高校生。二人はラモーンズのコンサートのチケットを手に入れ楽しみにします。しかし、厳しい校長のトーガーは、チケットを取り上げてしまいます。二人はなんとか憧れのラモーンズのコンサートに行こうと奮闘します。『ロックンロール・ハイスクール』は1970年代のアメリカの高校を舞台にした青春映画です。
監督:アラン・カーネッシュ 出演:P・J・ソールズ(リフ・ランデル)、ヴィンセント・ヴァン・パタン(トム・ロバーツ)、メアリー・ウォロノフ(ミス・トーガー)、ポール・バーテル(マグリー)、クリント・ハワード(イーグルバウアー)、ディック・ミラー(警察署長)、デイ・ヤング(ケイト・ランボー)、RAMONES(本人)、ほか
映画「ロックンロール・ハイスクール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ロックンロール・ハイスクール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ロックンロール・ハイスクール」解説
この解説記事には映画「ロックンロール・ハイスクール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ロックンロール・ハイスクールのネタバレあらすじ:起・ロック好きの高校生と厳しい校長
アメリカのヴィンス・ランバルディ高校。化学が得意なケイト(デイ・ヤング)は、トム(ヴィンセント・ヴァン・パタン)に気がある様子。しかし、トムは彼女を相手にしません。
高校には、新しい女性校長トーガー(メアリー・ウォロノフ)が赴任します。
リフ(P・J・ソールズ)は校内でロックミュージックを流して踊り始め、退屈な授業に寝ていた生徒たちも踊ります。しかし、トーガーは音楽を止めさせます。トーガーはロックなどやめるよう生徒に警告し、責任者のケイトとリフに注意します。
トムは、校内を歩き回り女子生徒に声をかけます。残念ながら、彼はあまり相手にされません。彼はガールフレンドがほしいと、マッチング会社のイーグルバウアー(クリント・ハワード)に相談に行きます。イーグルバウアーはケイトを紹介します。しかし、トムはリフに気がある様子です。
トーガーは、二人の部下にロック音楽への取り締まりを厳しくする方針を伝えます。二人の部下は校内を巡回します。しかし、彼らはあまりやる気はない様子です。
リフは体育の授業で、彼女がファンであるラモーンズのために書いたという『ロックンロール・ハイスクール』という曲を鳴らし、生徒を踊らせます。しかし、トーガーが現れると生徒たちは踊りをやめて体操を始めます。
ロックンロール・ハイスクールのネタバレあらすじ:承・憧れのラモーンズのコンサート
体育の授業後、ケイトはトーガーの悪口を言い、クラスメートとトムのことを話題にします。しかし、彼の評判は今一つです。リフはロックバンドのラモーンズのコンサートを知り、コンサートのチケットを手にいれるため、会場に数日前から並ぶことにします。
リフはコンサート会場に毛布持参で先頭に並びます。リフは両親が死んだので学校を休むと嘘をつき、トガーに報告します。ケイトはイーグルバウアーを訪ね、トムとの交際を相談します。彼はケイトとトムを連れ出し、キスをさせようとします。しかし、トムはやる気がありません。
リフはラモーンズのコンサート会場でどちらが列の先頭かで、他のファンと喧嘩を始めます。ラモーンズが列に並ぶファンの前に姿を表します。ファンは熱狂しますが、彼らはリフを無視して会場に入ります。リフはコンサートのチケットを手に入れます。
トガーはリフが嘘をつき学校を休んでいたことを知り怒ります。トーガーは、コンサートのチケットをリフから取り上げます。リフはチケットを取り上げられ、落ち込みます。リフは部屋でラモーンズのレコードを聞きながら、メンバーとキスをすることを想像します。
トムはイーグルバウアーと車で酒を飲み、リフをデートに誘うことを考えます。ラモーンズのコンサート当日、ケイトはリフの部屋を訪れます。しかし、リフはまだ落ち込んでいます。
トムはリフに電話をして、デートに誘います。リフは誘いを承諾しケイトも連れて行くと言います。トムはイーグルバウアーと酒を飲んで喜びます。
ロックンロール・ハイスクールのネタバレあらすじ:転・コンサートでの騒ぎ
リフとケイトは、車でトムに会いに行きます。車の中でラジオを聞いていると、クイズに正解すると今夜のラモーンズのコンサートのチケットが当たるという番組を聞きます。二人はあわてて車を公衆電話に停めて、ラジオ局に電話し、正解してチケットを手に入れます。
トムは、ラジオ番組の発表で、二人がチケットを手に入れたことを知ります。リフはトムに電話し、病気でデートをキャンセルすること伝えます。トムは嘘をつかれて落ち込みます。イーグルバウアーは、トムにコンサートに行くことを勧めます。
二人は、コンサート会場につき、クイズの正解者として会場で紹介され、トーガーの批判を始めます。学校では、トーガーは新しい学校の方針を決め、服装と髪型の規制を厳しくします。トーガーはラジオでラモーンズのコンサートに二人がいることを知り、二人を連れてこいと部下に命令します。
リフとケイトは自分で書いた曲をラモーンズに渡そうとします。関係者は二人を制止します。コンサートは始まり、人々は熱狂します。
リフと喧嘩したファンが現れ、リフからラモーンズのために書いた曲の楽譜を盗みます。リフは彼女を追いかけます。トムが突然と会場を訪れます。リフは彼に楽譜を取り戻すことを頼みます。トムは楽譜を取り戻し、リフに渡します。
トムはケイトに会い、交際はできないが友だちでいようと言います。トーガーの部下が会場に着きます。しかし、関係者に止められます。
リフはステージのラモーンズに、自分の思いを伝える手紙を渡します。コンサート終了後、リフはラモーンズのジョーイに会い、自分で書いた曲『ロックンロール・ハイスクール』を渡します。
ロックンロール・ハイスクールの結末:生徒とトーガーの対立
翌日、トーガーは生徒の前で演説し、学校の新方針を発表、ラモーンズのレコードを燃やします。リフはトーガーに物を投げます。怒りの生徒たちは暴動が起こします。
そこへ、ラモーンズが学校へやってきます。生徒はラモーンズを歓迎し、リフは音楽を鳴らして生徒もダンスを始めます。生徒たちは、狂ったようにダンスをします。
トーガーは縛られ、生徒たちから食べ物を投げられます。ラモーンズはトーガーの部下二人を窓から投げ下ろします。ラモーンズの演奏が始まり、生徒たちはダンスします。トムとケイトはダンスし、キスします。
トーガーは生徒たちから逃げ出し、警察署長(ディック・ミラー)と警官隊を呼びます。トーガーは学校を占拠したラモーンズと生徒に、5分以内に学校から出ないと警官が突撃すると警告します。
ケイトは化学の実験室へ行き、爆発物を作り始めます。テレビのレポーターも駆けつけ、実況中継を始めます。ラモーンズは次のアルバムは、この高校のために作ると言います。
リフと生徒たちはトーガーに反抗し、ラモーンズとともに音楽を演奏しダンスを始めます。警官とトーガーは突入を始めますが、ケイトの作った爆発物が炸裂します。
学校が火に包まれる中、ラモーンズ、リフ、ケイト、生徒たちは狂気のダンスをするのでした。
以上、映画「ロックンロール・ハイスクール」のあらすじと結末でした。
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