エージェント:コールの紹介:2014年アメリカ映画。別れた妻・サラがメキシコで行方不明になったと弟のジョニーから連絡が入ったコールがメキシコに着くと、サラは麻薬カルテルに関する情報を追っていたことが原因で拉致された事を知り、サラの友人のグレイシーと共に探し始めるという、サスペンスアクション映画です。
監督:R・エリス・フレイザー 出演者:ゲイリー・ダニエルズ(コール)、ヴァネッサ・ヴァスケス(グレイシー)、マイケル・グレコ(ジョニー)、ファビアン・ロペス(セザール・モンテネグロ)ジャスティン・ネスビット(デール)、ルイス・ガティカ(ラウル・モンテネグロ)ほか
映画「エージェント:コール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エージェント:コール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「エージェント:コール」解説
この解説記事には映画「エージェント:コール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エージェント:コールのネタバレあらすじ:起
メキシコで麻薬捜査をするコール。無線からは「見張っているだけでいい、追跡はするな!」との指示が入りますが、容疑者がコールの顔を見た後、走って逃げ出したことから、コールが後を追います。「追跡をやめろ」と響く無線の声を無視したコールは、逃げた男に発砲し、倒れた男の所持品を見て愕然としました。
メキシコの住宅で目覚めたジョニーは妻のサラがいない事に気づき、名前を呼びます。壁には血が付き、床にも落ちています。やがてジョニーは妻殺しの容疑で逮捕されます。
ジョニーが兄のコールに助けを求めます。「オレは何もやっていない、サラが居なくなった、助けてくれ」と言うジョーの元へコールがやって来ました。コールは「オレの妻を実の弟が寝取ったんだぞ!今更助けてくれとはなんだ」と迫りますが、「サラが麻薬カルテルの情報を追っていて、何か証拠を掴んだことでいなくなった」と言うジョニーの言葉を聞き、早速調べ始めます。
サラの足取りを調べていると不審な女を見つけ、捕まえると、女はサラの友人で報道カメラマンのグレイシーだと名乗り「サラは死んでいない、ラウル・モンテネグロという表向きは実業家で、裏では麻薬カルテルに融資し利益を得ている男を追っていた。ラウルが政界に進出することになり、息子のセザールが麻薬カルテルの仕事を自分がやりだすと、サラに情報を提供していた男が、50万ドルの無記名債権を26枚盗みサラに預けた」と教えました。
エージェント:コールのネタバレあらすじ:承
コールはグレイシーを連れ、メキシコ警察のデールに会いラウルの情報を聞き出します。ラウルは「ラウルが政界に出ることになり、ラウルが麻薬カルテルとの取引に使っていた倉庫やアジトは、全て息子のセザールが使ている」と言った後、「今度はオレの仲間を撃たないでいくれよ、コールは麻薬捜査中に間違ってメキシコの警察官を撃ち、今は停職中なんだ」とグレイシーにばらします。
デールに助っ人を2人構えてもらうことになったコールは、一旦グレイスの部屋に行きパソコンで調査データを見はじめました。少し休憩した後、外に出ようとするとカルテルメンバー達が銃撃してきました。コールらはどうにか逃げ出し、デールの手配してくれたフィッツとウエイランドと合流し、サラが拉致されているであろう倉庫に向かいます。
グレイシーに見張らせ、コールら3人が侵入しますが、帰ってきたカルテルメンバーと銃撃戦になり、手りゅう弾を爆破させて逃げ帰ります。コールらが倉庫を狙った事を知ったセザールは、配下のメンバーに指示し収監されているジョニーを殺させます。ジョニーの死を知ったコールが激怒しますが、グレイシーが落ち着かせました。
エージェント:コールのネタバレあらすじ:転
グレイシーはコールに「サラの編集者のヘクターに会いに行こう」と言います。事務所に行くともぬけの殻だったため、郵便物からヘクターの母に会いに行き、居場所を聞き出しました。
カルテルからの襲撃を警戒するヘクターに会うと、「サラがラウルの金の流れを追っている途中で、無記名債権を見つけた為こうなったんだ」と教えます。そしてサラの情報源だったボーイの連絡先を聞いたコールらが出ようとした時、カルテルが待ち構えていて銃撃をはじめます。ヘクターが殺され、コールとグレイシーは逃げ切ります。そのころヘクターの母の家にはカルテルが迫っていました。
コールらはボーイに連絡し、グレイシーが会うとボーイは少年でした。ボーイはラウルの甥で、セザールがボーイを使って債権を盗ませたのでした。そのボーイは盗んだ債権をサラに見せ、サラはボーイを守るため債権を預かったことから拉致されたのでした。
コールは危険から身を守るため、グレイシーと車の中で眠ることにしました。コールが眠ると、グレイシーがキスをし二人は抱き合って眠ります。翌朝デールが起こしに来ます。デールは車にGPSと盗聴器を取りつけていたのです。デールは「ボーイがサラに情報を流していたことはバレていて、偽情報を掴まされていた」と言います。
エージェント:コールの結末
コールは、グレイシーを使ってセザールを拉致する計画を立てます。色目を使って、グレイシーがバーにいるセザールに近づくと、早速セザールが引っ掛かります。SEXしようとした時、コールがセザールを殴り倒し気絶させました。
セザールを暴行し、その様子をラウルに送ったコール。早速ラウルから連絡が入ると、コールは「サラとセザールの交換だ」と要求します。街のカフェのテラスでサラとセザールの交換が始まります。上手くいったと思った時、セザールがサラを捕まえ逃げます。追うコールは手下どもを順番に殺し、セザールを追い詰めると、有無を言わさず射殺しました。
デールに会ったコールは無記名債権を手渡します。コールが数えると「2枚足りない、100万ドルだ、どうした?」とコールに聞きます。「オレは知らない」と笑うだけのコールを見たデールは納得し、警察バッジを渡して去って行きます。
別れを惜しむグレイシーに、コールは「今回の件が片付いたら連絡する」と言います。「いつ?」と聞くグレイシーに、「必ずする」と言って別れます。コールはサラに会います。サラはただ一言「ありがとう」と言って車で走って行きました。
以上、映画「エージェント:コール」のあらすじと結末でした。
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