愛さずにはいられないの紹介:1996年アメリカ映画。一夜の情事で妊娠、惹かれあって結婚したニューヨークのビジネスマンとメキシコ人の女性フォトグラファーが、互いの文化の違いを乗り越えて真に結ばれるまでを描いたラブ・コメディ。
監督:アンディ・テナント 出演:マシュー・ペリー、サルマ・ハエック、ジョン・テニー、カルロス・ゴメス、トーマス・ミリアン、シオバン・ファロン、ジョン・ベネット・ペリー、ジル・クレイバーグ、アン・ベタンコート、スタンリー・デサンティス、クリス・バウアー、ほか
映画「愛さずにはいられない」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「愛さずにはいられない」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「愛さずにはいられない」解説
この解説記事には映画「愛さずにはいられない」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
愛さずにはいられないのネタバレあらすじ:起・一夜限りのはずが
ニューヨークの大手ナイトクラブ経営会社で働くアレックスは上司からラスベガスに建設中の新店オープンの仕事を任され現地を訪れる。
着いて早々、彼はレストランでメキシコ人女性イザベルと出会って意気投合し、運命的な出会いを感じた2人は、その夜ベッドを共にする。しかし翌朝、アレックスが目を覚ますと彼女の姿は消えていた。
そんな出来事も忘れかけていた3か月後、アレックスのもとにイザベルが現れ、妊娠したことを告げる。突然のことに呆然となるアレックスに、イザベルは報告するべきだと思っただけで何も求めてはいないと言って去って行く。
我に返ったアレックスは彼女を追い、アリゾナとネバダの州境フーバーダムで追いついた彼は、彼女に協力を申し出ると、それを聞いたイザベルは実家でのホームパーティーに来てほしいと頼み、2人でラスベガス郊外にある彼女の実家を訪れる。
愛さずにはいられないのネタバレあらすじ:承・勢いで結婚
そこでアレックスは娘を溺愛する父親トマスや、彼女のボーイフレンドらの挑むような眼に怯えつつも、陽気な大家族の暖かい雰囲気に和まされる。
そして、改めて見るエキゾチックで美しいイザベルの姿に心打たれたアレックスは彼女にプロポーズし、そのまま教会へ行くと、2人だけで結婚してしまう。
家族の立ち合いもなく結婚したことに大激怒しているトマスをよそに、幸せな新婚生活を送っていた2人だったが、ラスベガスでの仕事が終わればニューヨークへ戻るというアレックスに、イザベルは友人や家族のいるラスベガスを離れるつもりはないと宣言する。
そんな中、アレックスの両親が突然訪ねてくる。ヨーロッパ旅行中だと聞いていたイザベルは、アレックスが嘘をついて両親に結婚の報告をしていなかったことを知り激怒。彼女に促されてアレックスはその場で結婚を報告する。
愛さずにはいられないのネタバレあらすじ:転・すれ違いと衝突
アレックスの両親が結婚を知ったことで、両家の父母が揃って顔合わせをすることになったが、文化の違いから宗教観、2人の結婚の是非に至るまで激しい論争となってしまう。
それでもなんとか結婚生活を円満に続けたいという思いから、イザベルは出産までラスベガスに居られるなら、その後はニューヨークに移ってもいいと譲歩する。
ところが、トラブルで建設が遅れていることに業を煮やした上司に呼び出されたアレックスは、7月にラスベガスをオープンさせることができたら、その後は念願だったマンハッタンを任せると言われる。
それが叶えば出産予定の10月前にニューヨークに戻ることになり、アレックスはイザベルに言いだすことができないまま、ひたすらオープンに向けて仕事に打ち込む。
愛さずにはいられないの結末:運命を信じて
1か月後、ラスベガス店が完成し、プレオープンのパーティに出席したイザベルは、そこでアレックスのニューヨーク行きが早まったことを知り、そのことを隠していたアレックスに激怒して別れを決意し、流産したと告げて彼の元を去る。
意気消沈するアレックスがニューヨークに戻ると、しばらくしてイザベルから離婚届けが届く。思い悩むアレックスだったが、街中でイザベルにつながるものを次々と目にしたことで、再び運命的なものを感じ、彼女が滞在しているメキシコの曾祖母の家へ向かう。
ところが、そこでイザベルは出産のためにラスベガスへ向かったと聞いたアレックスは、流産が嘘だったことを知り、慌てて彼女のあとを追う。先回りしてフーバーダムにたどり着いたアレックスは、そこでイザベルに再会。口論となるが、そこで彼女が産気づいて出産、無事に女児が生まれた。
互いの愛を再確認した2人は、ラスベガスの雄大な景色の中で、互いの家族や友人を招いて2度目の結婚式を挙げるのだった。
以上、映画「愛さずにはいられない」のあらすじと結末でした。
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