キリング・ビューティー あどけない殺人者の紹介:2018年アメリカ映画。親切から少女に救いの手を差し伸べたサロン経営者の女性が、彼女を独占しようと邪魔な存在を次々と排除していく少女の常軌を逸した愛情表現に追い詰められていくサスペンス。
監督:クレイグ・ゴールドスミス 出演:ヘイリー・ウェッブ(アヤ)、ヘイリー・プロス、クリステル・カリル(ローレン)、トラヴィス・コールドウェル(エリック)、リラン・ボウデン(スーザン)、ダナ・スパークス(ジーン)、ほか
映画「キリング・ビューティー あどけない殺人者」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キリング・ビューティー あどけない殺人者」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「キリング・ビューティー あどけない殺人者」解説
この解説記事には映画「キリング・ビューティー あどけない殺人者」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キリング・ビューティー あどけない殺人者のネタバレあらすじ:起
ロサンゼルスでビューティーサロンを経営するアヤは、経営も順調でスタッフらとの関係も良好、店の拡張を目指して忙しく働き、唯一足りないのは恋人だけ。
ある日、彼女はサロンの前で1人の少女が長い時間不安げな様子で居続けていたのに目を留め、気になって声をかける。その少女タリンはロサンゼルスの恋人スティーブを訪ねて勤めていたニューヨークのホテルを辞めてやってきたが連絡がとれないのだという。
同情したアヤは彼女が自分と同じ社交クラブ出身と知って意気投合し、同居人が恋人と旅行中の2週間、自宅に泊めてやることにする。
しかし、翌日からタリンはアヤに異常なまでの執着を見せ始める。サロンで無理難題を要求する客に出くわしたタリンはショッピングセンターでそのクレーマーを見かけると、車に細工し、直後にクレーマーは事故死する。
キリング・ビューティー あどけない殺人者のネタバレあらすじ:承
そしてアヤがデートに行くと聞くと、それが同僚のローレンが強引にセッティングしたもので乗り気ではないと知ると、密かに相手に断りのメールを送ってアヤにすっぽかされたと思わせる。
自分は孤児で里親の女性に愛されたが彼女は火事で命を落とし、その火事は同居していた酒癖の悪い恋人のせいだと語るタリンに、アヤは同情するが、ローレンはアヤの服を着て何かと店にやって来るタリンに不快感を口にする。
最初は取り合わなかったアヤも、自分の留守中に母親からかかってきた電話を取って1時間も話し込んだというタリンに違和感を覚えるようになる。
ある日、サロンの事務スタッフ・ディアナが何者かに襲われて怪我を負い、彼女が休養する間のタリンが代わりに働くことになる。しかし、許可なくシステムを変更するなど勝手な振る舞いにローレンはますます不信感を募らせる。
キリング・ビューティー あどけない殺人者のネタバレあらすじ:転
そんな時、店にアヤの学生時代の同級生エリックが久しぶりに現れ、治療のためのマッサージを受けに来る。2人の嬉しそうな表情にローレンはホッとするが、タリンは不快感をあらわにする。
そして予定より早く旅行から戻ってきた同居人ビッキーに、ディアナの財布を持っていたことを知られたタリンは、ディアナを襲った犯人がタリンだということを通報し、アヤに知らせようとするビッキーを殺害する。
ローレンがマッチングアプリで偶然スティーブとマッチしたことを知ったアヤは、タリンとの関係を清算させようと彼に会いに行く。しかし、スティーブは彼女とは恋人関係だったことはなく、一夜限りの関係だったが、その後常軌を逸したストーカーとなって、勤めていたホテルをクビになったのだと話し、自宅に住まわせているというアヤに一刻も早く追い出せと告げる。
2人が会っていることを知ったタリンは、スティーブのあとをつけて彼の家に入り込むが、拒絶されて真実をアヤにも話したと言って、警察に通報しようとするスティーブを銃で撃ち殺す。
キリング・ビューティー あどけない殺人者の結末
そしてビッキーの恋人マックスから、旅行中にケンカ別れして3日前に帰った彼女と連絡が取れないという電話を受けたアヤは、タリンに対する疑惑が募り、ビッキーが予定より早く戻るから家を出てほしい、仕事もほかを探すよう彼女に告げる。
翌日、出勤したアヤは警察からスティーブが殺されたことを聞かされ、タリンを疑うローレンに促されて彼女の素性を調べ始める。社交クラブからタリンは存在しないという回答をローレンから聞いたアヤは、ビッキーの携帯を追跡した彼女は、家の裏の土の中からビッキーの電話と彼女の遺体を発見すると、911に連絡してサロンへ向かう。
中に入るとローレンが倒れており、タリンが店に火をつけようとしていた。店を大きくしたいというアヤの希望を叶えるため、ローレンの過失を装い保険金を手に入れるのだと話すタリンは、養母を亡くした火事も男から彼女を引き離すために自分が火をつけたのだと告白する。
もみ合いの末、タリンに銃を向けられたアヤは、気づいたローレンに助けられてタリンをトイレに閉じ込めるが、警察が駆けつけた時には彼女は窓から逃げていた。
その後、アヤはローンの申請が通って店の拡張のめどがつき、エリックとの関係も良好で順調な日々を送っていた。そしてタリンは今も新しい家族を求めて街角にたたずむ。
以上、映画「キリング・ビューティー あどけない殺人者」のあらすじと結末でした。
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