ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズの紹介:2023年アメリカ映画。コンピューターゲームシリーズ『Five Nights at Freddy’s』を映画化したホラー作品です。ゲームの原作者であるスコット・カーソン自ら脚本・製作を手掛け、廃墟と化したレストランで夜間警備の食肉就いた男が遭遇する恐ろしい悪夢を描きます。
監督:エマ・タミ 出演者:ジョシュ・ハッチャーソン(マイク・シュミット)、エリザベス・レイル(ヴァネッサ・シェリー)、パイパー・ルビオ(アビー)、メアリー・スチュアート・マスターソン(ジェーン)、マシュー・リラード(スティーブ・ラグラン/ウィリアム・アフトン)、キャット・コナー・スターリング(マキシン)、ケヴィン・フォスター(フレディ・ファズベアー)、ジェイド・キンダル・マーティン(ボニー)、ジェス・ワイス(チカ)、カレン・ゴフ(フォクシー)ほか
映画「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」解説
この解説記事には映画「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズのネタバレあらすじ:起
2000年。ショッピングモールの警備員をしているマイク・シュミットは10歳の妹アビーと二人暮らしをしていました。マイクはいつもベビーシッターのマキシンにアビーの世話を任せて出勤していましたが、ある日、マイクは子供を連れた父親を誘拐犯と勘違いして暴行を加えてしまいました。
この一件で仕事をクビになり、アビーの親権を失う危機に遭遇したマイクはキャリアカウンセラーのスティーブ・ラグランを頼り、廃墟と化したレストラン「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」での夜間警備の仕事を紹介されました。マイクは給与の安さとアビーと過ごす時間の確保の問題からこの案件を断りました。
その夜、マイクは自身の過去に起こった出来事の夢を見ていました。それはマイクが12歳の時、家族でキャンプ場を訪れた時、目を離した隙に弟のギャレットが何者かに誘拐されてしまったことでした。
翌日、マイクは叔母のジェーンがアビーの親権を要求していることを知り、やむなく夜間警備の仕事を引き受けることにしました。その夜、「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」に入ったマイクは促されるままに警備室に入りました。マイクは警備室のモニターから目を離さず、誰も近付かせるなと指示されましたが、つい居眠りしてしまいました。マイクは悪夢にうなされ、時間になったので帰宅しました。
ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズのネタバレあらすじ:承
勤務2日目。マイクは昨晩と同様に居眠りしていました。マイクは夢の中で腕に怪我をし、目覚めると実際に自分の腕から出血していました。そこにこの店の警備を長年担当している地元警察官のヴァネッサ・シェリーが現れました。
ヴァネッサはマイクを連れて店内を案内し、この店にまつわる話を語りました。この店には以前からマイクと同じように夜間警備員が雇われていたのですが、いずれも長続きせず次々辞めていったということでした。そして約20年くらい前、この店で5人の子供が次々と行方不明になった不可解な事件が発生し、このことがきっかけでこの店は閉店となったのです。ヴァネッサはマイクにこの店のマスコットキャラであるアニマトロニクスのフレディ・ファズベア、ボニー、チカ、フォクシーを紹介しました。
やがて夜が明け、マイクが仕事を終えて帰宅した後、ジェーンに雇われた複数人のチンピラが店に押しかけました。ジェーンはアビーの親権を奪うためにマイクをクビにさせようと考えており、チンピラやベビーシッターのマキシンに命じて店内を荒らさせることにしたのです。チンピラやマキシンは指示通りに店の備品を破壊し始めましたが、その時店内のアニマトロニクスたちが突如動き始め、チンピラやマキシンたちに襲い掛かって次々と殺していきました。
勤務3日目。マイクはマキシンと連絡が取れなかったことから、店内に直接アビーを連れて警備室で眠らせることにしました。マイクは荒らされた店内の掃除をしましたが、なぜかマキシンやチンピラたちの死体や血痕などはありませんでした。
掃除を終えたマイクは睡眠薬を飲んで眠りにつきましたが、目覚めるとアビーは店内でアニマトロニクスたちと遊んでいました。アニマトロニクスたちはマイクに襲い掛かろうとしましたが、マイクがアビーの兄であることを知るや大人しくなりました。マイクはアビーがアニマトロニクスたちと意思疎通できていることに気づきました。
仕事を終え、アビーと共に帰宅したマイクは、アビーがアニマトロニクスたちを描いた絵にかつて行方不明になった5人の子供たちの特徴によく似た内容が描かれていることに気づきました。
ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズのネタバレあらすじ:転
勤務4日目。ヴァネッサはアビーがアニマトロニクスたちと一緒に遊んでいる姿を見て驚きました。マイクはヴァネッサに、アニマトロニクスたちには行方不明の子供の霊が取り憑いているのだと語りました。ところが、アビーは遊んでいる最中にアニマトロニクスたちの楽器に触れて感電し負傷してしまい、ヴァネッサはアビーを店に連れて行かない方がいいと警告して立ち去りました。
勤務5日目。マイクはヴァネッサの警告を受けてアビーを店に連れて行かないことにしましたが、アビーに内緒でジェーンに世話を頼んだことでアビーから嫌われてしまいました。その後、勤務中に睡眠薬を飲んで眠りについたマイクは、夢の中でアニマトロニクスたちに取り憑いた行方不明の5人の子供たちと遭遇しました。
子供たちはアビーと引き換えに、誘拐されたままの弟ギャレットと永遠に一緒にいられると取引を持ちかけてきました。マイクはついイエスと返答してしまいましたが、アビーのことを思い出して我に返り、取引を断りました。
目が覚めるとマイクはアニマトロニクスたちの倉庫に監禁され、椅子に固定されていました。倉庫内にはアニマトロニクスに殺されたチンピラたちの死体がありました。マイクは危うく殺されそうになりましたが何とか脱出しました。一方、マイクの家にはアニマトロニクスの1体であるゴールデン・フレディが現れ、ジェーンを殺してアビーをレストランに連れて行きました。
ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズの結末
マイクはヴァネッサが何か隠していると感じ、事情を聞きました。実はヴァネッサはギャレットと他の5人の子供たちを誘拐して殺害した連続誘拐殺人犯ウィリアム・アフトンの娘であることを打ち明けました。殺された子供たちの魂とアニマトロニクスはウィリアムの支配下にあり、ウィリアムの次の狙いはアビーの命であることが明らかになりました。
マイクはアビーを助けるべくレストランに乗り込み、アニマトロニクスたちと戦いながら何とかアビーを助け出しました。ところが、マイクの前に黄色いウサギの着ぐるみを着たスティーブが現れて襲い掛かってきました。スティーブの正体は何とウィリアムであり、ウィリアムは止めようとしたヴァネッサを刺して重傷を負わせました。
アビーはアニマトロニクスたちに「黄色いウサギのウィリアムが子供たちを殺害している」絵を描き、アニマトロニクスたちをウィリアムの洗脳から解放することに成功しました。アニマトロニクスたちはウィリアムに襲いかかり、彼をいずこへとに連れ去っていきました。マイクたちはその隙に店から脱出しました。
マイクとアビーは仲直りし、通常の日常に戻りました。そしてマイクとアビーは病院で入院中のヴァネッサの見舞いに訪れました。
以上、映画「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」のあらすじと結末でした。
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