クランプス 魔物の儀式の紹介:2015年アメリカ映画。ヨーロッパの中部に伝わる伝説、クランプスを題材としたホラー映画で、ある少年がサンタに願い事をしなかったことから起こる恐怖を描いています。
監督:マイケル・ドハティ 出演:アダム・スコット(トム)、トニ・コレット(サラ)、デヴィッド・ケックナー(ハワード)、アリソン・トルマン(リンダ)、ほか
映画「クランプス 魔物の儀式」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「クランプス 魔物の儀式」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「クランプス 魔物の儀式」解説
この解説記事には映画「クランプス 魔物の儀式」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
クランプス 魔物の儀式のネタバレあらすじ:マックスの願い事
12月24日、いつものクリスマスの日です。マックスはサンタが来るのを楽しみに毎年この日が来るのを待っていました。しかし、親戚が来るというので、仲の悪い彼らの態度に辟易していました。そんなこんなでマックスは初めてサンタに願い事をせず、寝てしまいました。
クランプス 魔物の儀式のネタバレあらすじ:襲撃
その翌日、外は大雪が降り、マックスの家族のベスは、帰ってこない彼氏を案じて外に行きますが、その時に何者かに襲われてしまいます。ベスが帰ってこないことを心配し始めたトムは、街に出て、何かがおかしいと思い、さらに彼の車も何かに破壊されてしまうことから、彼は家に帰り、立て篭りをします。しかし、家にいながらもハワードの息子、ハウィーが連れ去られてしまいます。
クランプス 魔物の儀式のネタバレあらすじ:オミの告白
その後彼らの伯母であるオミが、過去のことについて話し始めます。過去のときも伯母であるオミがサンタクロースに願い事をしなかったことで、クランプスという魔物が襲いかかり、多くのものを奪っていったというのです。このことを聞いた家の人たちは、皆でハウィーを救出しようと動き出しますが、家の中のおもちゃなどが彼らに襲いかかり、さらにはクランプスが家の中に侵入してきたのです。
クランプス 魔物の儀式の結末:クランプス
オミは一人クランプスと対峙し、彼女はそこで命を落としてしまいます。さらに、家族たちは外に脱出し、除雪車で対抗しようとしますが、マックス以外の家族が次々とやられてしまうのを見て、マックスは願いを取り下げるといいました。その翌日、マックスが目覚めると、家族全員がそばにいたので、彼は安心をするのでした。
まったりクリスマス映画でも見ようかなと思い、子供が主人公であるこの映画を選んだのですが、良い意味で期待を大きく裏切られました。美しいクリスマスと暗鬱なホラーが融合した、恐ろしくも楽しめるファンタジー映画だと感じました。反りが合わない親類と過ごす休日は誰でも経験があるかもしれません。しかしそこに未知の化け物と遭遇する恐怖が重なり、家族との不思議な絆が生まれ始めます。リアルな日常と幻想的な恐怖がミックスされた面白い作品です。