雨の町の紹介:2006年日本映画。とある田舎の川で内臓の無い少年の死体が見つかり、フリーライターの兼石が調査をしました。すると村で起こった30年前の小学生30人失踪事件に行き当たりました。現地に留まり調査するうちに死んだ子供たちがある時期になると帰って来ると言う話を聞き夜を迎えることになりました・・・という話の日本のミステリーホラーです。
監督:白石晃士 出演者:和田聰宏(兼石荘太)、真木よう子(香坂)、成海璃子(少女)、武重勉、長島弘宜、前橋聖丈、品川徹、光石研 ほか
映画「雨の町」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「雨の町」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「雨の町」解説
この解説記事には映画「雨の町」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
雨の町のネタバレあらすじ:起
田舎町で老人が家に居ると子供がドアを叩きます。老人はお母さんは10年前に死んだと言い、お前はここに来るんじゃないと言いました。すると一人の男が少年に南京袋をかぶせ連れ去りました。川沿いに運んで行くと子供は逃げ出し橋の上から河原に転落しました。男が確認すると死体は無くなっていました。そのころフリーライターの兼石は内臓の無い子供の死体が川に流れ着いたと言う情報を聞き調査に行きました。病院に行くと医師が死体を見せるといい見せてもらいました。死体を見た後遺留品を見ている時に子供が生き返り裸で逃げ出しました。兼石はここに残って調べることにしました。
雨の町のネタバレあらすじ:承
子供の身元を探すと内田という少年でした。聞くと30年以上前に集団で30人の小学生が行方不明になった事件の一人だと言いました。兼石がその小学校に行きたいと言うと職員の香坂という女性が一緒に行ってくれました。車で廃校となった小学校に着きました。学校内でアルバムを見つけ死体の写真の子供と照合すると内田という少年と一致しました。そして子供たちが消えた場所に車で行き、香坂と夕方6時に待ち合わせをし別れました。そして森に入って行った兼石は少年と少女に会います。兼石が確認すると昔のアルバムに乗っている二人でした。30年前の姿そのままでした。すると二人は『来る!』と言って隠れました。そこにスコップを持った男がやって来ました。『子供たちを見なかったか』という男に兼石は『見なかった』と言いました。子供たちと一緒に下山する兼石でしたが途中で子供たちは消えてしまいます。そして一人の老人が香坂に頼まれたので、迎えに来るまで家にいさせてくれると言いました。
雨の町のネタバレあらすじ:転
兼石が老人の家に入ると奥さんがいて兼石が話を聞き出そうとしますが、早く帰りなさいと言いました。そして兼石は一人だけ生き残った少年の話をすると、老人はわしらの息子だと言いました。そしてさきほど会った少年の写真を見せると老人は怒り出し日が暮れる前に村を出ろと言いました。歩いて帰っていると日が暮れました。橋の上でさっきの少年い会いました。家に帰らないのと聞くと帰れないと言いました。兼石が連れて帰ってあげると言い、老人の家に連れて行きました。少年は父さん開けて!と言いますが老人は開けませんでした。すると男が現れ兼石に殴り掛かり少年い南京袋をかぶせました。少年は唸り声をあげ南京袋を破り男に襲い掛かりました。兼石が気が付くと老人の家に行きました。老人は毎年子供たちがこの時期の通り雨の後にやってくると言いました。家に入れると狂暴になり殺されると言いました。そして子供たちを捕まえていた男は老人の次男で30年前の唯一の生き残りでした。
雨の町の結末
兼石が香坂が迎えに来るころだというと次男が見に行ってくるといいました。山道で子供たちに遭遇し化け物のように変貌した子供たちに殺されました。兼石が外を見に行くと子供がいました。子供は隙を見て家に侵入しました。息子が帰って来たと喜んだ母親は噛み殺されました。老人も襲われました。一方兼石は次男の死体を発見し確認していると少女がやって来ました。その時香坂が車できて乗り込んだ兼石は老人の家に行きました。中に入ると息子と一緒に老人が死んでいました。そして少女が現れました。少女の髪の毛は逆立ち鬼のような形相になりましたが消えて行きました。翌朝兼石と香坂は街に戻りました。そして今回の事件の真相を知る者は兼石と香坂だけになりました。東京に帰った兼石はフリライターを辞め香坂と住んでいました。二人の住む部屋に少年と少女がやって来ました。兼石は少女を殴り殺しました。兼石は街で少年を見かけると皆あの少年に見えるようになりました。
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