アナスタシア・イン・アメリカの紹介:2018年アメリカ映画。ロマノフ王朝の皇女アナスタシアが1989年のアメリカにタイムスリップし、そこで出会った少女と時代を超えた友情を育み、家族を救う姿を描いたファンタジック・アドベンチャー。
監督:ブレイク・ハリス 出演:エミリー・キャリー、ブランドン・ラウス、アマイア・ミラー、ドナ・マーフィ、アルマンド・グティエレス、ほか
映画「アナスタシア・イン・アメリカ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アナスタシア・イン・アメリカ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アナスタシア・イン・アメリカの予告編 動画
映画「アナスタシア・イン・アメリカ」解説
この解説記事には映画「アナスタシア・イン・アメリカ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アナスタシアインアメリカのネタバレあらすじ:起・ロマノフ家の危機
1917年、ロマノフ王朝のロシア。宮殿ではニコライ皇帝のもと華やかなパーティが催されていたが、そこへ魔女に操られロマノフ家を滅ぼそうと画策するレーニンらが乱入する。
危険を察知した祈祷僧ラスプーチンがポータルを開き一家を逃がそうとするが間に合わず、ニコライ皇帝はレーニンの銃弾に倒れる。
かろうじて皇帝の娘アナスタシアに人の善悪を示すペンダントを与えて逃がしたラスプーチンだったが、彼は現れた魔女の術に落ち、アナスタシアを連れ戻すことを命じられて彼女の後を追う。
アナスタシアインアメリカのネタバレあらすじ:承・風変わりな友だち
一方、逃れたアナスタシアが行き着いたのは何故か1989年のアメリカだった。見たこともない場所をさまよい歩いていたアナスタシアは、書店で”ロマノフ王朝の歴史”と書かれた本を手に出てきた同年代の少女メガンを目にし、ペンダントが善である青に光ったことで、アナスタシアはメガンの後について行く。
庭にいたアナスタシアを見つけたメガンは家出少女かと思い、自分の避難場所にしている隣家の空き家に匿うことにする。友達がいなかったメガンは一風変わった様子のアナスタシアに疑問を感じながらも、新しくできた友達の存在に喜び、あちこちを案内し、アナスタシアは初めて見る未知の世界に驚愕しながらもメガンと楽しい時を過ごす。
そしてメガンに何者かと問われたアナスタシアは”ロマノフ王朝の歴史”を取り出して自分の写真を見せ、時空を超えて逃げてきたことを告白、メガンは友情の証としてペアのブレスレットをアナスタシアに手渡す。
アナスタシアインアメリカのネタバレあらすじ:転・迫る魔の手
そんな中、アナスタシアは魔女に操られて追ってきたラスプーチンに捕まり拘束される。メガンが後を追い必死に助けようとするが、ラスプーチンはロマノフ家を根絶やしにする”悪”の赤いポータルを開き、その先で待ち構えるレーニンと魔女の元へアナスタシアを連れ戻そうとする。
しかし良き理解者であった頃を思い出させようとするアナスタシアの必死の説得により、ラスプーチンはようやく正気を取り戻す。
アナスタシアはメガンに別れを告げ、青に変わったポータルから家族を救うべくラスプーチンとともにもとの世界に戻っていく。
アナスタシアインアメリカの結末:時を超えた友情
2人はニコライ皇帝が撃たれる直前の宮殿に戻り、ラスプーチンは改めてポータルを開いて一家を逃がす。そこへ現れたレーニンがニコライ皇帝に向けて発砲、父を庇ったアナスタシアが被弾するが、弾はペンダントにあたり無事だった。
一家はポータルから宮殿の外へ脱出することに成功するが、ラスプーチンは一家を守るために残る決意をし、一家を見送る。
一方、メガンが暮らすアメリカではクリスマスを迎え、唯一の親友を送り出し、寂しさから”ロマノフ王朝の歴史”に載ったアナスタシアを眺めていたメガンは両親から言いつけられて新しく隣家に引っ越してきた一家に挨拶の品を届けにいく。
ドアが開けられ、メガンに「待っていたわ、私の親友」と告げたのは、孫とともに暮らす83歳になったアナスタシアだった。
以上、映画「アナスタシア・イン・アメリカ」のあらすじと結末でした。
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