赤ちゃんはトップレディがお好きの紹介:1987年アメリカ映画。仕事一筋で結婚すら考えていなかったキャリアウーマンが、疎遠だった親戚の急死によってその子を引き取ることになったことで人生が一転するハートフルコメディ。
監督:チャールズ・シャイア 出演:ダイアン・キートン(J・C)、サム・シェパード(ジェフ)、ハロルド・ライミス(スティーヴン)、サム・ワナメイカー(フリッツ)、ジェームズ・スペイダー、パット・ヒングル、ブリット・リーチ、メアリー・グロス、ほか
映画「赤ちゃんはトップレディがお好き」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「赤ちゃんはトップレディがお好き」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
赤ちゃんはトップレディがお好きの予告編 動画
映画「赤ちゃんはトップレディがお好き」解説
この解説記事には映画「赤ちゃんはトップレディがお好き」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
赤ちゃんはトップレディがお好きのネタバレあらすじ:起
NYの大手コンサルタント会社に勤めるJ・Cは「タイガー・レディ」とあだ名されるやり手のキャリアウーマン。私生活でも一緒に暮らしている銀行家のスティーヴンとは金銭面でも対等だ。上司のフリッツからも重役候補に推され、大手フードチェーンとの契約もモノにし、出世への道は順風満帆だった。
そんなある晩、J・Cの元に疎遠だったいとこ夫婦が急死したと連絡が入る。
その遺言は唯一の身内であるJ・Cに、夫婦の娘で1歳になったばかりの赤ちゃんエリザベスをまかせる、というもので、福祉局からいきなり赤ちゃんを押し付けられたJ・Cはパニック状態に陥る。
赤ちゃんはトップレディがお好きのネタバレあらすじ:承
遺言には、育てられない場合は養子に出して欲しいとあったため、早速養子の手続きを取るが、引き取り先の相手を見て不安を感じて拒否する。
J・Cは自分が引き取って仕事と育児を両立させると決意し、スティーヴンはそれを受け入れられず去っていく。
J・Cはベビーシッターを雇い、エリザベスの教育にも熱心に取り組むが、仕事上ではトラブルが続いたため、フードチェーンの担当は部下に代わられてしまう。
その上フリッツからドッグフード担当への事実上降格を告げられたJ・Cは、会社を辞め、以前から別荘として目をつけていたバーモントの一軒家を購入して移り住むことにする。
赤ちゃんはトップレディがお好きのネタバレあらすじ:転
引越した当初は、敷地内の果樹園でとれる大量のリンゴで離乳食作りと田舎暮らしを満喫していたJ・Cだったが、家は古く次から次へと修理を要して貯金が底を尽きかける。
話し相手もなく孤独感に襲われたJ・Cは、井戸が枯れて水が出なくなったところで限界に達し、ヒステリー状態で失神する。
目が覚めたJ・Cは目の前にいた医師ジェフに、自分が置かれた孤独感や不安感を打ち明けるが、実はジェフが獣医だと知って恥ずかしさのあまり激怒。その後もJ・Cはジェフを避けまくる。しかしジェフのいきなりのキスで、彼女の頑なな心も次第に和らぐ。
赤ちゃんはトップレディがお好きの結末
そんな時、町のストアに持ち込んだ手作り離乳食が、居合わせた観光客に売れたことからJ・Cはこれをビジネスにすることを思いつく。
するとこれが成功して各地で売れるようになって収益を上げ、“カントリー・ベビー”と名づけた離乳食はたちまちマスコミにも取り上げられ大人気となる。
ビジネスが順調な一方、ジェフとの仲も急接近、エリザベスにも優しく接する彼に好感を持ち、2人は一夜を共にする。
久々に満たされたJ・Cに、かつての上司フリッツから“カントリーベビー”を買収したいと連絡が入り、ニューヨークでの再起を目指していたJ・Cは喜び勇んで交渉の場につく。
しかし申し分ない条件にもかかわらず、彼女の口から出た答えは「ノー」だった。犠牲を払わなくてはいけない都会の仕事より、大切な人とともに過ごせる今の生活の方が大事だということに気づいたJ・Cは、ジェフとエリザベスの待つバーモントへ戻るのだった。
以上、映画「赤ちゃんはトップレディがお好き」のあらすじと結末でした。
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