バンドスラムの紹介:2009年アメリカ映画。ロック大好き、でもいじめられっ子のオタク少年がその音楽の才能を開花させ、仲間と共に高校生バンドコンテスト「バンドスラム」の優勝を目指す青春ロックムービー。往年のデヴィッド・ボウイが本人役で登場。
監督:トッド・グラフ 出演:アリー・ミシャルカ、ヴァネッサ・ハジェンズ、ガエラン・コネル、スコット・ポーター、ライアン・ドノフー、チャーリー・サクストン、リサ・クドロー、デヴィッド・ボウイ、ほか
映画「バンドスラム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バンドスラム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バンドスラムの予告編 動画
映画「バンドスラム」解説
この解説記事には映画「バンドスラム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バンドスラムのネタバレあらすじ:起・いじめられっ子の再出発
母カレンと2人暮らしのウィルは学校では”デューイ”と呼ばれ、イジメられる日々を送っていたが、カレンの仕事の都合で転校する。
恐る恐る初登校したウィルは、学校中が高校生のロックコンテスト”バンドスラム”で沸き立っているのを目の当たりにする。
彼は同級生サムから、やっきになっているのはバンドスラムで優勝すればデビューできるからだと聞く。2人は授業で出された課題でペアを組むことになったことがきっかけで付き合い始める。
バンドスラムのネタバレあらすじ:承・バンドマネージャー
そんなウィルは、いきなり上級生のシャーロットから子供たちの相手をするボランティアに勧誘される。
音楽好きと知り自分のバンドを紹介したシャーロットは、ウィルの的確なアドバイスに感心して彼をバンドのマネージャーに任命、元カレで学校一のバンド”グローリー・ドッグス”のベンに対抗して、バンドスラムに出ることを宣言する。
さっそくウィルは、校内でドラマーの他、トランペット、トロンボーン、サックス、キーボードとチェロを迎え入れ、バンド名も”ICGO(I CAN’T GO ON I’LL GO ON)”に変更し、バンドスラムに臨むべく練習に熱が入る。
バンドスラムのネタバレあらすじ:転・シャーロットの裏切り
シャーロットが作った曲でバンドスラムに出ることが決まり、全てが順調だった中、病気だった彼女の父が亡くなる。しかし弔問に訪れたウィルに彼女の態度は冷たく、バンドメンバーら冴えない連中を相手にしていたのは、ベンと付き合っていた頃の高慢な自分を嫌っていた父のために、良い人間になるためだったと言い放つ。
そのうえ、ウィルを疎ましく思っていたベンの詮索によって”デューイ”のあだ名を知ったシャーロットは、”デューイ”が彼の父親の”飲酒運転(DWI)”だという事実を突きつける。
シャーロットの言葉に傷つき、”実験材料”にされていたことにショックを受けたウィルだったが、懸命に練習してきた仲間たちはボーカルをサムに替えてバンドスラムに出ることを決意する。
バンドスラムの結末:バンドスラム
バンドスラム当日、会場に現れたシャーロットにカレンは、これ以上息子を傷つけないでほしいと会うことを止めるが、自分の言葉に反省し、謝罪したいというシャーロットの言葉を信じ彼女を許す。
そして自信満々に出番を待つメンバーらは直前のバンド”ベン&グローリー・ドッグス”の登場に対抗心を燃やすが、同じ曲を演奏しだしたのを見てパニックになる。
メンバーは急遽別の曲での準備を始め、出番を告げるウィルにステージでの場つなぎを任せるが、ステージに上がった彼に”デューイ”の声が上がり、会場は”デューイ”の大合唱となってウィルは激しく動揺する。
思わずステージから去ろうとした彼だったが思い留り、その声を”Do We Wanna Rock?”に変えて会場を湧かせることに成功、その後の”ICGO”の演奏で会場は最高潮の盛り上がりを見せる。
コンテストの結果、優勝は他校のバンドとなったものの、WEB上に”ICGO”の演奏の動画がアップされ、瞬く間に広がり大人気となり、その動画を見た敬愛するデヴィッド・ボウイからもメールを受け取ったウィルは失神状態だ。
やがて卒業式の日を迎え、シャーロットらは卒業。彼女の車に乗り込んだICGOのメンバーらも未来に向かって走り出す。
以上、映画「バンドスラム」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する