妹の恋人の紹介:1993年アメリカ映画。心の病を抱える女性が、パントマイムを得意とする風変わりな男の出現によって次第に心を開いていく姿を描いたハートウォーミングなラブコメディ映画です。
監督:ジェレマイア・チェチック 出演者:ジョニー・デップ(サム)、メアリー・スチュアート・マスターソン(ジュニパー・“ジューン”・パール)、エイダン・クイン(ベンジャミン・“ベニー”・パール)、ジュリアン・ムーア(ルーシー)、オリヴァー・プラット(エリック)ほか
映画「妹の恋人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「妹の恋人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「妹の恋人」解説
この解説記事には映画「妹の恋人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
妹の恋人のネタバレあらすじ:起
兄ベニー(アイダン・クイン)と妹ジューン(メアリー・スチュアート・マスターソン)のパール兄妹は、幼い頃に火事で両親を亡くし、それ以来12年もの間二人だけで静かな片田舎の町で暮らしていました。
ベニーは自動車整備工場で働く傍ら、両親の死以降すっかり精神を病んでしまったジューンの面倒を見てきましたが、妹に振り回される日々に疲れを見せ始めていたのを見かねた精神科医のガーペー(CCH・パウンダー)は、ジューンを施設に預けるようベニーに勧めます。
どうしようか悩むベニーに、同僚のエリック(オリヴァー・プラット)は、もっと自分の人生を大事にしろと忠告します。
妹の恋人のネタバレあらすじ:承
ある日、兄妹は友人トーマス(ダン・ヘダヤ)の家でポーカー勝負に挑み、負けたツケで友人マイク(ジョー・グリファシ)の従兄弟のサム(ジョニー・デップ)という男を引き取るはめになってしまいます。
サムは読み書きもできず、ほとんど口もきかない風変わりな青年ですが、サムはパントマイムが得意で、チャップリンやバスター・キートンなど往年の超大物コメディアンや映画スターのものまねを得意としています。
ベニーはサムにジェーンの面倒を見てもらうことにします。やがてジェーンはサムの不思議な魅力に惹かれていきます。
妹の恋人のネタバレあらすじ:転
ある日、ベニーはサムのおかげで知り合ったルーシー(ジュリアン・ムーア)という女性との初デートに臨みますが、ジェーンが心配なあまりベニーは何度も帰ろうとしてしまい、結局二人の仲は進展せずベニーは落ち込んでしまいます。
翌日、兄妹とサムは公園へピクニックに出かけ、サムは元気のないベニーを励まそうと得意のパントマイムを始めます。いつしか周囲にはたくさんの人たちが集まり、サムの一挙手一投足に見とれていました。
その夜、サムとジェーンは初めて結ばれます。
妹の恋人の結末
サムの才能を高く買ったベニーは、コメディアンのオーデションを受けさせようとしますが、ジェーンは猛反発します。ベニーはジェーンがサムと恋仲になっていることを知って激怒、サムを家から追い出してしまいます。
怒ったジェーンはサムと駆け落ちしようとした矢先に発作を起こしてしまい、そのまま精神病院に入院することに。
ジェーンはベニーの面会を頑なに拒み続け、ようやくベニーは彼女に必要なのはサムだということに気がつき、サムと和解すると二人で病院に忍び込み、ジューンの病室まで辿り着きます。
サムの気持ちに気付いたジェーンは、ベニーの家を出てサムと一緒に暮らす決意を固め、二人はアパートを借りて新たな生活をスタートさせました。一方のベニーも新たな恋を見つけようとしていました。
以上、映画「妹の恋人」のあらすじと結末でした。
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