バースデイ・ガールの紹介:2002年アメリカ映画。真面目な銀行員が、ロシアの花嫁紹介サイトで出会った美人女性に翻弄され、人生が激変するような出来事に巻き込まれてゆく…。制作・脚本・監督はイギリスのバターワース三兄弟。
監督:ジェズ・バターワース 出演:ニコール・キッドマン(ナディア)、ベン・チャップリン(ジョン・バッキンガム)、ヴァンサン・カッセル(アレクセイ)、マチュー・カソヴィッツ(ユーリ)、ケイト・エヴァンス、ジョナサン・アリス、サリー・フィリップス、ほか
映画「バースデイ・ガール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バースデイ・ガール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バースデイ・ガールの予告編 動画
映画「バースデイ・ガール」解説
この解説記事には映画「バースデイ・ガール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バースデイ・ガールのネタバレあらすじ:起
イギリスの小さな町に住むジョン・バッキンガムは花嫁を見つけるべく、ロシアの花嫁紹介サイトに登録する。ロシアから飛行機に乗ってお相手がやってくる。やりとりした手紙では流暢な英語だったはずなのに、ナディアと名乗る女性は英語を話すことができなかった。サイト管理者に電話してみるも、なかなかつながらない。夜、突然ジョンの部屋に入ってきたナディアは、ジョンを快楽に導く。翌朝、帰国を促すと再度、ナディアから押し倒され関係を持つ。
バースデイ・ガールのネタバレあらすじ:承
ジョンはナディアに露英辞典を贈り、ナディアはジョンの隠し持つ、緊縛マニアのAVを見つけ、夜の生活に導入する。少しずつ2人の関係はより深まっていくかのように見えた。ある日、ナディアは辞書片手に今日が自分の誕生日だと伝える。2人きりでお祝いしている最中、突然、ロシア男性2人がジョン宅に乗り込んでくる。ナディアの友人ユーリとギタリストのアレクセイだった。なんだかんだと皆で、誕生日を過ごすこととなる。翌日、湖で水浴び中、アレクセイがナディアを故意に沈めたため、ナディアは怒ってしまう。それを見てジョンは、「明日帰ってくれ」と男2人に告げる。彼らは同意したものの、翌朝目覚めると、ナディアは口にガムテープ、縛られ、アレクセイはナイフで脅してきた。「目的は?」金だった。
バースデイ・ガールのネタバレあらすじ:転
銀行に勤続10年のジョン。職場から9万ポンドを盗み出し、「彼女を開放しろ」と言うとナディアは自ら口のガムテープを外し、アレクセイとキスしだした。3人はグルだったのだ。ドイツ人やギリシャ人など、ジョンのような男性に対して同じ犯行を繰り返していた。そして実はナディアは妊娠していた。恋人アレクセイの子だ。ナディアはジョンと共に置いていかれる。ジョンがナディアを殴り、やり返すナディア。「唇が切れたじゃないの?!」流暢な英語で言い放つナディア。実は英語が話せるものの、男を落とすためにわざと話せないフリをしていた。
バースデイ・ガールの結末
ナディアを警察に突き出そうとするも、警察署でも嘔吐する様子を見て妊娠に気付くジョン。ナディアを空港まで送ることに。無事空港に着き、ナディアから何か荷物を渡される。自首しようとするが、ふと渡された荷物をみると双眼鏡だった。それはナディアが父から貰ったもので「双眼鏡でよく男性を見るんだよ」と言われ、ジョンと出会った時に「ジョンのことを双眼鏡で見ていた」と話していた(犯行の筋書きにはない台詞でアレクセイに怒られた)ものだった。双眼鏡でナディアを探すと、アレクセイ、ユーリと再会していた。近くのホテルに宿泊する3人を慌てて追うジョン。窓から様子を見ていると案の定、ナディアとアレクセイは仲たがいしていた。そこに乗り込むジョン。アレクセイをギターで殴り、拘束する。
再度、空港でナディアを見送るジョン。別れ際、最後のキスをする2人。それはお互い、気持ちが入ったキスだった。「ロシアまでデートしない?」と耳打ちしたナディア。アレクセイのパスポートで入国し、お金は上着に隠し2人でロシア行きの飛行機へ。「君の名前は?」「ソフィアよ、よろしくね。」初めて出会った2人かのような会話で、物語は終わるのだった。
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