モンスター・フェスティバルの紹介:2018年アメリカ映画。ホラー映画ファンが集まる、ホラーフェスに行ったダックス達。それはフェスではなく、本当の殺人が行われる映画の撮影を兼ねていたのでした。ダックスらは、ホラー映画のパターンを利用して逃げ切ろうとしますが・・・というコメディホラー映画です。展開はハチャメチャですが、ホラー映画ファンならニヤリとするシーンも満載です。
監督:オーウェン・エガートン 出演者:ロビー・ケイ(ダックス)、セイチェル・ガブリエル(サム)、ジェイコブ・バタラン(クリル)、ヴァイテイト・ドノヴァン(コンウェイ)、オリビア・アップルゲート(吸血鬼女)、バーバラ・ダンケルマン(アユリー)、ニコラス・ラザフォード(レンジャミン)、オーウェン・エガートン(ウオルシュ)ほか
映画「モンスター・フェスティバル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「モンスター・フェスティバル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「モンスター・フェスティバル」解説
この解説記事には映画「モンスター・フェスティバル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
モンスター・フェスティバルのネタバレあらすじ:起
ダックス少年が、自宅で母親とホラー映画を見ています。途中でキッチンに行った母が殺人鬼に殺されます。異変に気付いた父・コンウェイが殺人鬼を射殺します。
年月が流れ高校生になったダックスは、死んだ母の影響もあり、完全なホラー映画マニアになっていました。広大な敷地を塀で囲い、ホラー映画の名シーンの場所を作り、モンスターや殺人鬼を配置して、映画を再現するホラー映画のお祭り『ブラッドフェス』が開かれます。待ち焦がれていたダックスに、父・コンウェイは「ホラー映画のせいで、お母さんが私の患者に殺されたことがまだわからないのか」と叱りつけチケットを破り捨ててしまいます。
落ち込むダックスがビデオショップでサムと話していると、友人のクリルがやって来ます。「ブラッドフェスに行けなくなった」と言うダックスに、「アシュリーに頼んでみろよ、映画女優でデビューしたから入れてもらえるんじゃないか」とクリルが言います。ダックスはアシュリーに電話をかけ頼み込みます。
アシュリーが監督に頼みダックス、クリル、サムの3人はブラッドフェスのゲートをくぐります。ダックスは中で係員にチケットがない事をとがめられますが、アシュリーと一緒にいた映画監督レンジャミンの助言で、入場を認められます。チケットで入場した人達にはリストバンドがはめられますが、ダックスにはありません。
モンスター・フェスティバルのネタバレあらすじ:承
ウォルシュの司会でブラッドフェスが始まります。早速殺人鬼ヒーロー・レッドが登場します。ステージに若い女性二人が上げられると、レッドが喉を腹を切り裂きます。観客は大喜びしますが、ホラー映画を知り尽くしたダックスは、あまりのリアルさに度肝を抜かれます。すると、ステージの下にいたブタのかぶりものを被った男たちがチェーンソーを振りかざし観客を襲います。
ショーではありませんでした。ブタ男は次々観客を切り刻んで殺します。出口に殺到する客を順番に殺す様子を見たダックスは、「殺されるパターンだ、反対側に逃げよう」と言って小屋に逃げ込みます。その中にはホラー映画作品で有名な俳優のロジャーがいます。
アシュリーが「レンジャミンの持っているカードキーで裏口から出れる」と教えます。ダックスは「ホラー映画の法則を考えて裏口まで逃げよう」と言います。サムが管理室に電話をかけます。しかしそこへブタ男が襲ってきます。監理室ではウオルシュやメンバーが、モニターですべてを見守っていたのです。このブラッドフェスは、客を惨殺する様子を撮影し映画を作っていたのでした。
ダックスらは墓地へ逃げます。いかにもゾンビが出そうな墓地です、予想通り、レンジャミンが土から出てきたゾンビに襲われて殺されます。ダックスらは倉庫に逃げ込みます。大男の殺し屋が入って来て襲いかかりますが、ダックスがマチェーテを奪い切り殺すと、大男にはカメラが付けられ、、信号によってコントロールされていることがわかります。
モンスター・フェスティバルのネタバレあらすじ:転
ダックスは信号を送っている配線を見つけ切断します。するとゾンビも大男たちも倒れて動かなくなります。監理室では、モニターを録画していた男たちが、回線が切れて慌てます。ウオルシュは「心配するな、リストバンドによってモンスターはいくらでも作れる」と言います。
ダックスらは学校へ逃げ込みます。学校にはアーボリストという殺人鬼がいて襲いかかります。はぐれたクリルが一人森へ逃げ込みます。そこは吸血鬼の女達がいます。童貞だと言うクリルを美人吸血鬼が気に入り、客たちが血を吸われる中、クリルを逃がします。
クリルが学校に戻り、アーボリストを背後から殺すと、ダックスは「この先にピエロの館があり、それを抜けると裏口がある」と言います。途中にSAWの部屋があり、サムが鎖のトラップにかかってしまいます。時間と共に鎖が引っ張られサムの腕が伸びて行きます。ここでロジャーがサムを助ける為、身代わりになります。ロジャーはダックスに名せりふを言って死んでしまいます。
ダックスらは、追ってくるピエロ達から逃げます。監理室では、逃げるダックス達に、ソンビ軍団を送りこみます。アシュリーが、カードキーはレンジャミンが持っている」と言い出します。とはいっても墓地に戻れないダックスらは裏口へと向かいます。
追ってくるピエロたちを、何故かゾンビ達が襲います。そのゾンビの中にレンジャミンがいて、アシュリーが近づきカードキーを奪います。上手くいった!と思った時、アシュリーはレンジャミンに殺されます。
モンスター・フェスティバルの結末
裏口まで着くとクリルがパスワードを解読し始めます。そこへ美人吸血鬼がやって来ます。「クリルの事が忘れられない」と言いながら首筋に噛みつきクリルを殺します。サムが木のモリで吸血鬼を殺すと、扉が開きます。入ってきたのは父・コンウェイでした。ダックスの妹のジェイミーもいます。父は「お母さんが殺されて、この世からホラー映画を消すためにやったんだ。お前は死なせない」とダックスに言います。
ダックスがサムと外に出ようとした時、扉が閉まってしまいます。ダックスは「もうだめだ、ホラー映画のラストには3つのパターンがある。一つは一人が生き残る、もう一つは全員が死ぬ。最後の一つはわからない」と言います。
サムが「私が終わらせる」と言って、ダックスを連れトラックに乗ります。コンウェイは管理室にいます。ウオルシュに「私が偶然見つけたパルスのおかげで、撮影ができているんだ。もう終わりにしよう。ここを爆破する」と言います。ウオルシュが反対しますが、コンウェイはパルスに信号を送りウオルシュらを殺します。
リストバンドが締まり、サムが化け物に変貌します。管理室へ行くと、父が管理棟から飛び降りて死にます。サムに襲われるダックスにジェイミーが「リストバンド」と言います。サムのリストバンドをむしり取ると、サムが元に戻ります。ダックスはサムとキスをし、ブラッドフェスを出て行きました。
以上、映画「モンスター・フェスティバル」のあらすじと結末でした。
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