ブルー・ストリークの紹介:1999年アメリカ映画。ブルストリークと呼ばれ大きなダイヤモンドを盗んだマイルズは、仲間割れから工事中のビルにダイヤを隠して逮捕されます。2年後出所したマイルズが工事中のビルに行くと、そこは警察署になっていたのでした。バッジと書類を偽造し偽刑事になりすまし警察署に乗りこんだマイルズでしたが・・・という内容のコメディアクション作品です。主演は人気コメディアンのマーティン・ローレンスです。
監督:レス・メイフィールド 出演者:マーティン・ローレンス(マイルズ)、ウィリアム・フォーサイス(ハードキャッスル)、ルーク・ウィルソン(カールソン)、ピーター・グリーン(ディーコン)、ニコール・アリ・パーカー(メリッサ)、デイヴ・チャペル(タリ)、グレアム・ベッケル(リッツオ)、ジョン・ホークス(エディ)ほか
映画「ブルー・ストリーク」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブルー・ストリーク」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ブルー・ストリーク」解説
この解説記事には映画「ブルー・ストリーク」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブルー・ストリークのネタバレあらすじ:起
マイルズ、ディーコン、タリ、エディの4人組が、『ブルーストリーク』と呼ばれるダイヤモンドを厳重な警備のビルから盗もうとしています。計画は上手く進み、マイルズがダイヤモンドに近づいた時、ディーコンが裏切りエディを射殺します。エディはビルの屋上からパトカーの上に落ち、警察は一気にビルに乗りこみます。
ダイヤモンドを持ったマイルズが屋上に上がると、待っていたディーコンが銃口を向け「ダイヤを渡せ」と迫ります。マイルズはケーブルを伝って向いの工事中のビルに飛び込みます。そして通気口に逃げ込むと、途中の壁にダイヤモンドをガムテープで貼り付け下の階に降ります。マイルズは乗りこんできた警官たちに捕まってしまいます。
2年後、出所したマイルズが向かったのは、あのビルです。着いて唖然とします。警察署になっているのでした。ピザの配達員になりすまし中へ入りますが、「犯人と警察官以外はここから先は入れない」と言われます。そこでマイルズは、新米刑事のカールソンからIDカードを盗むと、偽装バッジと自分の偽造ファイルを作ってもらい、刑事マローンンとして乗りこんだのでした。
ブルー・ストリークのネタバレあらすじ:承
3階へ上ったマイルズが、女子トイレから通気口に入ろうとした時、カールソンの不手際で逃げられた犯人がトイレに飛び込んできます。マイルズはドアをぶつけて犯人をKOします。そこへ課長のハードキャッスル達が乗りこんできます。
マイルズが「通気口から逃げようとしたこいつを捕まえた」と言った事から、ハードキャッスルが「お前は誰だ」と聞きます。マイルズは偽装ファイルを見せ「今日から赴任したマローンです」と言います。ハードキャッスルは、「盗難課だな、新米刑事のカールソンと組め」と言います。
早速カールソンと外回りに出た二人に、アルミホイルの大量盗難の通報が入ります。泥棒稼業のマイルズは、社長の嘘を見抜き、隠していたアルミホイルを見つけ偽装盗難を解決します。
次にコンビニへ行くと、強盗と店主の銃撃戦に巻き込まれます。強盗は仲間のタリでした。警官たちが集結する中、マイルズはタリに「金をやるから一旦捕って留置所にいろ」と話します。納得したタリが逮捕され、署に帰るとマイルズは一躍ヒーローになっていました。するとハードキャッスルが「今日からお前を盗難課の主任に任命する」と言ったのです。
ブルー・ストリークのネタバレあらすじ:転
本来の目的のダイヤモンドを探して通気口に入ったマイルズでしたが、壁にはガムテープだけ残りダイヤモンドはありませんでした。話を聞くと「水道管が破裂し、通気口の中を鉄砲水のように流れた」と言います。
そのころ、ディーコンが出所したマイルズを探して近くまで来て、偽刑事になっていることを知ります。カールソンはマローンの経歴を調べ、マローンが存在しない事に気づきます。
「大量の絵画の盗難事件が発生し、マイルズらが現場に向います。すでにFBIが来ていて現場を見たマイルズは、自分がやったことのある麻薬輸送のカムフラージュだと気づき「絵画じゃない、麻薬だ」と教えます。マイルズを完全に信用しているリッツオがハードキャッスルに連絡し、「FBIを出し抜こう」と言って独自捜査を始めます。そしてマイルズらは、トラックから大量のヘロインを見つけ数人を逮捕すると一躍ヒーローとなったのです。
捜査会議をさぼり、ダイヤモンドを見つけたマイルズでしたが、ヘロインの乗ったパレットの中に落としてしまいます。ハードキャッスルが「ヘロインを移動させるぞ」と言うと、マイルズは「このヘロインを使ってオトリ捜査をすれば、大物麻薬ディーラーを逮捕できる」と提案します。ハードキャッスルは「いい考えだ、お前がやれ」と言ったのです。
ブルー・ストリークの結末
順調に進んでいたオトリ捜査のトラックに、ディーコンが乗って来て状況が一変します。ディーコンがダイヤモンド奪い取ると、麻薬ディーラたちがトラックを磁石で吊り上げ、マイルズらは捕まってしまいます。
ボスが拳銃を渡し「お前は刑事の匂いがする、ディーコンを撃て」と命じます。マイルズは致命傷を与えないように撃ちます。するとボスは「殺せと言ったはずだ」と迫ります。その時、FBIと警官たちが乗りこんできます。銃撃戦が繰り広げられ、その隙にディーコンがトラックを奪いダイヤモンドとヘロインを持ってメキシコ国境を突破します。
FBIやハードキャッスルが「国境を越えたら手が出せない」とあきらめます。ダイヤモンドを取り返したいマイルズが、パトカーに乗り国境を突破し追いかけます。それを見たリッツオは「あいつはFBIのおとり捜査官だろう」と言います。
ディーコンを追い詰め、トラックを横転させると、ダイヤモンドを奪ったマイルズはディーコンを射殺して戻って来ます。呆れかえるFBIやハードキャッスルをよそに、カールソンが「あなたはマイルズだ、ダイヤモンドを取りに来たんだろう」と素性を明かします。そして「国境を越えてメキシコにいる以上逮捕できない」と教えます。足元には国境の線があります。ダイヤモンドを持ったマイルズは別れを告げ、小躍りしながら走って行きました。
以上、映画「ブルー・ストリーク」のあらすじと結末でした。
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