ボディ・パーツの紹介:1991年アメリカ映画。事故によって右腕を失った心理学教授が、画期的な医術によってい腕を移植された後に、悪の意識と暴力的な行動に悩まされ、やがて恐ろしい事実が発覚するホラー。
監督:エリック・レッド 出演:ジェフ・フェイヒー、リンゼイ・ダンカン、ブラッド・ドゥーリフ、キム・デラニー、ジョン・ウォルシュ、ほか
映画「ボディ・パーツ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ボディ・パーツ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ボディ・パーツ」解説
この解説記事には映画「ボディ・パーツ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ボディパーツのネタバレあらすじ:起
大学で犯罪心理学を教えるビルは、ある日車の事故で重傷を負い、奇跡的に命は取り留めたものの右腕を失ってしまう。担当のウェブ医師から腕の移植について提案されたビルの妻カレンは、事を急ぐウェブ医師の言葉に促され同意書にサインする。手術は成功し、長いリハビリの末、移植された右腕も通常通りに動くようになった。この結果にウェブ医師も満足していた。退院し通常どおりの生活に戻ったビルだったが、時折違和感を感じるようになる。殺人場面の幻覚や夢、無意識に動く右腕… そして自分の右腕に囚人の腕にあるものとおなじ刺青があることに気づいたビルは、知り合いの鑑識に指紋の照合を依頼する。
ボディパーツのネタバレあらすじ:承
その結果、右腕の持ち主は20件もの殺人を犯し死刑になったフレッチャーという男だったことがわかる。フレッチャーの凶悪さが自分に影響を及ぼしていると考えたビルは、カレンやウェブ医師に相談するが、もとの人格とは別物だと取り合わない。ウェブ医師を訪ねた際にカルテを盗み見たビルは他にもフレッチャーの体を移植された人物がいることを知って密かに2人に接触する。左腕を移植された画家レイシーを訪ねたビルは、そこで自分の悪夢に現れる殺人の場面が絵になっているのを目にする。ビルは事実をレイシーに話すが、彼はその絵で売れっ子画家になれたため満足していると言ってビルを追い返す。
ボディパーツのネタバレあらすじ:転
次に両足を移植されたマークに会うが、彼も違和感を感じながらも車椅子から解放されたことで不満はないと言う。フレッチャーを担当したソーチャック刑事に会ったビルは、フレッチャーは死刑になる寸前に裏から手をまわしたウェブ医師によって移植の実験材料にされたことを知る。自宅で無意識動いた右手が息子に暴力を振るい、眠っているカレンの首を絞めたことで家族の危険を感じたビルは家を出る。ウェブ医師に右腕をはずしてくれと頼むが、業績に傷がつくと言って取り合わない。そんな中、マークが両足を、レイシーが左腕をもぎ取られて次々に殺される。次は自分だと恐れるビルがソーチャック刑事の車に同乗している時、突然現れたフレッチャーに襲われる。
ボディパーツの結末
すんでのところでフレッチャーから逃れたビルは真相を突き止めようとウェブ医師のいる病院の手術室に向かう。そこにはマーク、レイシーから奪い取ったほか、頭と右腕以外のフレッチャーのパーツが保管されていた。ウェブ医師は頭部の移植をも成功させ、ビルから右腕を取り戻して再び移植で再生することをもくろんでいた。拘束され、ウェブ医師によって腕を切られそうになったビルは右腕の抵抗によって拘束を解き反撃の末、フレッチャーを撃ち殺し、保管してあった彼のボディ・パーツにも銃弾を打ち込む。フレッチャーのボディ・パーツが右腕1つを残して壊滅したのち、ビルの悪夢や暴力行為はおさまった。右腕は彼のものとなり、ビルは再び家族と穏やかな生活に戻った。
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