ブロードウェイのダニー・ローズの紹介:1984年アメリカ映画。ウディ・アレンがチャップリンを思わせるハート・ウォーミングなドラマに挑戦した作品。彼がいつも演じる都会のインテリとはまるで違う役柄(芸能マネージャー)で、演技の面でも新境地を見せている。
監督:ウディ・アレン 出演:ウディ・アレン(ダニー・ローズ)、ミア・ファロー(ティナ)、ニック・アポロ・フォルテ(ルー)、ほか
映画「ブロードウェイのダニー・ローズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブロードウェイのダニー・ローズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ブロードウェイのダニー・ローズ」解説
この解説記事には映画「ブロードウェイのダニー・ローズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブロードウェイのダニー・ローズのネタバレあらすじ:1
マンハッタン、ブロードウェイ。そこにあるカーネギー・デリカテッセンは数多くの俳優や芸人が常連客。その夜もコメディアンたちが集まって話をしています。その夜の話題は芸能マネージャーのダニー・ローズ。3流芸人ばかりを抱えた3流エージェントです。以後に語られる彼にまつわるエピソードとは――。
ブロードウェイのダニー・ローズのネタバレあらすじ:2
彼のクライアントに、ルーというラウンド歌手がいます。50年代には人気があったものの、その後ロックの流行もあり、すっかり落ち目に。その彼にダニーはウォルドーフ・アストリア・ホテルのショーを用意。しかし、ルーは愛人であるティナが来ないとそのショーには出ないと駄々をこねます。仕方なく、ニュージャージーのティナの家へ向かうダニー。彼女はとんでもないアバズレで、ダニーは辟易しますが、ルーのために彼女の機嫌を取ろうとします。そして彼女と一緒にあるパーティへ。それはマフィアの会合で、ダニーは怖気をふるいます。パーティで会話をしなければなりませんが、ルーの事情を口には出来ないため、とりあえずティナの恋人だと嘘の自己紹介します。これがトラブルのもとに。ティナはギャングとも付き合っていて、その男がダニーを本物の恋人だと勘違い。自殺未遂騒動を起こします。そのせいでダニーとティナは彼の兄弟と手下たちに命を狙われる羽目に。
ブロードウェイのダニー・ローズの結末
2人で何とかニューヨークにもどりますが、マフィアたちはしつこく追いかけてきます。結局囚われの身となり、倉庫にとじ込められる2人。ダニーは口からでまかせに、ティナの本当の恋人はバーニーという芸人だと言います。彼は今バハマのクルーズ船でショーをやっていて、とりあえず時間稼ぎが出来るはずでした。ダニーとティナは何とか逃げ出し、ルーがショーを行っているウォルドーフ・ホテルへ。ショーは成功。いい仕事口が見つかったルーはダニーをクビにすると言い出します。落胆するダニー。一方、仕事のキャンセルでニューヨークへ戻っていたバーニーが暴行にあいます。マフィアの復讐です。慌てて病院に見舞いにゆくダニー。ルーとティナは一旦同棲しますが、やがて破局。その次の感謝祭の日、ダニーはクライアントの芸人を呼んでパーティを行います。そこヘやってくるティナ。最初すげない態度を見せるダニーですが、外までティナを追いかけ、部屋に連れてゆきます。
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