クッキー・フォーチュンの紹介:1999年アメリカ映画。アメリカの小さな町で起こる珍騒動を軽いタッチで描いた作品で、ある婦人の自殺を偽装しようとしたことから町全体が騒動に巻き込まれるというストーリーが展開されます。
監督:ロバート・アルトマン 出演者:グレン・クローズ、リヴ・タイラー、ジュリアン・ムーア、クリス・オドネルほか
映画「クッキー・フォーチュン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「クッキー・フォーチュン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「クッキー・フォーチュン」解説
この解説記事には映画「クッキー・フォーチュン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
クッキー・フォーチュンのネタバレあらすじ:白人女性と黒人と銃
物語はミシシッピの小さな町、ホリースプリングスで起こります。ある夜、教会では、劇の練習が行われていました。ウィリスという名の黒人は、バーから出てふらつくと、家に押し入り、キャビネットにある銃を見て、手に取ります。その時、初老の白人女性が階下に来て、その黒人を見つけた後、語りかけますが、彼は彼女の友達であったことが判明します。その男は彼女の家で銃を綺麗に掃除をすると、そのまま帰っていきました。次の日、その黒人は再び彼女の家に来て、会話をします。
クッキー・フォーチュンのネタバレあらすじ:白人女性の自殺
そのころ、教会では劇の準備が引き続き行われていました。初老の白人女性は、家に飾られていた昔の夫との写真を見て懐かしみ、そして引き出しにあった拳銃を取り出してベッドに横たわると、自ら頭を撃ちぬきます。
クッキー・フォーチュンのネタバレあらすじ:偽装工作
そこへ教会で練習をしていた女性2人が物を取りに白人女性の家へと行きますが、そこで彼女の死体を見つけます。1人は彼女の遺書を見つけ、それを食べて隠そうとします。もう1人はその死体を見て、警察に通報をしようとしますが、遺書を食べた1人が自殺は教えに反するというので、強盗に襲われ、殺されたことにすると嘘をつきます。そして、彼女が自殺した部屋を強盗が襲ったように偽装を行います。
クッキー・フォーチュンのネタバレあらすじ:黒人が逮捕される
そして警察が到着し、現場検証が行われます。そして、その家に戻ってきた黒人を警察署まで連行します。そして、彼は殺人容疑により収監されてしまいます。その夜、あの2人組の女性たちが白人女性の家に戻り、家を片付けているところへ警察がやってきます。そこで警察は彼女らにクライムシーンなので出て行くようにと言います。白人女性の家で見つかった銃は黒人の指紋が付着していたため、警察は彼を有罪にしようとしますが、彼の知人女性は彼を擁護すると、黒人男性は死んだ白人女性が彼にコーヒーを与えたと証言をします。また、酒店の主人がいつも黒人男性が棚の酒を盗んでいたことを警察に言います。
クッキー・フォーチュンの結末:真犯人の逮捕
しかし、警察が捜査を進めると、時間的に黒人が多くの場所に行くことはできないと考えます。復活祭の日となり、教会では予定通り劇が行われることとなりました。そこに警察が入り、自殺を隠蔽した1人の女性のバッグの中に白人女性の所有物が入っていたことから、彼女は逮捕されます。そして、黒人は釈放されることとなりました。女性は拘留場の中で白人女性の自殺を他殺として偽装したことを認めますが、代わりに共犯となった女性は決して自殺を認めず、彼女だけが拘留され、結局彼女は自殺をします。
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