カウントダウンの紹介:2019年アメリカ映画。スマホにダウンロードしたユーザーに余命宣告をするカウントダウンというアプリ。看護師のクインはこのアプリに潜む悪魔に襲われ、妹のジョーダンとともに悪魔と対決します。『カウントダウン』は、悪魔のアプリとその恐怖に怯える女性との対決を描いたホラー映画です。
監督:ジャスティン・デック 出演:エリザベス・ライル(クイン)ジョーダン・キャロウェイ(マット)タリサ・ベイトマン(ジョーダン)ピーター・ファシネリ(サリヴァン)、ほか
映画「カウントダウン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「カウントダウン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
カウントダウンの予告編 動画
映画「カウントダウン」解説
この解説記事には映画「カウントダウン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
カウントダウンのネタバレあらすじ:起・恐怖のアプリ「カウントダウン」
若者たちのパーティ、参加者はスマートフォンのアプリを話題にしています。一人の参加者が「カウントダウン」というアプリを見せて、このアプリはダウンロードした人間の余命を予測できると言います。参加者たちは、ふざけたアプリだと思いダウンロードし、それぞれの余命を言って笑い合います。
その中の一人の女性コートニー(アン・ウィンターズ)は、余命が3時間だと知ります。皆は笑ってコートニーに酒を勧めます。コートニーの恋人エヴァン(ディロン・レイン)がその酒を飲みます。エヴァンは酔っ払い、コートニーを車で送ると言いますが、飲酒運転で事故に巻き込まれるのを恐れたコートニーは歩いて帰ることにします。
コートニーは帰宅するものの、アプリでは余命のカウントダウンがゼロになります。すると突然、コートニーは部屋の天井まで跳ね上がり、床まで落ちて死亡します。その頃、エヴァンは交通事故に遭い、重傷を負います。コートニーが乗るはずだった助手席には木の枝が突き刺さっていました。
クイン(エリザベス・ライル)は病院で看護師の見習いとして働いています。クインは手術前のエヴァンに会い、カウントダウンとコートニーの死について聞きます。エヴァンは、自分のカウントダウンが余命数時間であることに恐怖を感じています。
クインは正式に看護師として病院に採用され、同僚とお祝いのケーキを食べ、カウントダウンのことを話題にします。同僚はカウントダウンをダウンロードし、自らの余命を言って笑います。サリヴァン医師(ピーター・ファシネリ)の余命はあと57年と表示されます。しかし、クインの余命はあと3日と表示されました。
クインは妹ジョーダン(タリサ・ベイトマン)と父と暮らし、母は亡くなっています。クインは家に帰りますが、静けさに恐怖を感じます。クインがクローゼットを開けるとジョーダンが出てきて驚かせます。
病院では、エヴァンが手術の直前ですが、余命のカウントダウンはあと数分と表示されています。手術の時間が余命の時間と一致していることにエヴァンは恐怖を感じます。なんとか手術は回避したものの、その後階段でコートニーの幽霊に襲われて死亡しました。
カウントダウンのネタバレあらすじ:承・カウントダウンに怯えるクイン
クインは、エヴァンが階段から落ちて死んだと聞きます。不安になったクインがエヴァンのスマホをチェックすると、カウントダウンには「0」と表示されています。クインは自分のカウントダウンもあと1日余りと知ります。
クインは病院でサリヴァン医師からセクハラを受けており、キスを迫られますがなんとか逃げます。クインは家に帰り、カウントダウンをグーグルで検索し、このアプリでの恐怖体験をした女性の動画を観ます。そしてアプリ利用者の一部が不可解な死をとげていることを知ります。クインは妹のジョーダンと話をしますが、ジョーダンもカウントダウンをダウンロードしていました。
クインは新しいスマホを買いますが、なぜかカウントダウンがダウンロードされてしまいます。クインは店に文句を言いますが、店でもカウントダウンを消去できません。クインのカウントダウンには余命17時間と表示されています。
クインが車に乗っていると、他の車とトラブルを起こします。そこへ、マット(ジョーダン・キャロウェイ)が現れクインを助けます。マットもカウントダウンを使用していて、余命数十時間と表示されています。マットとクインは宗教関係者に相談します。しかしその後、マットはトイレで幽霊に襲われます。
クインは病院でサリヴァン医師と上司に呼び出され、サリヴァンにセクハラをしたと言われます。クインは自分がセクハラ被害者だと怒りますが、停職処分を受けます。
クインとマットはバーに行き、そこで出会った男にカウントダウンをダウンロードさせ、アプリの利用規約を確認します。利用規約では、規約に反すると死が訪れると書いてあります。マットとクインは教会を訪れ、牧師に相談します。牧師はカウントダウンに宿る悪魔の正体を二人に話します。
カウントダウンのネタバレあらすじ:転・カウントダウンの悪魔におそわれるクイン
クインとマットはスマホショップに行き、店員にカウントダウンの操作を頼みます。店員はカウントダウンをハッキングし、クインの妹ジョーダンの余命もあと数時間だとわかります。店員はジョーダン、マット、クインの余命を変更します。クインとマットはカウントダウンを確認し、クインは86歳、マットは95歳まで余命が伸びていることに安心します。
クインはマットと寝ることにします。クインが寝ていると、何かに襲われます。マットが声をかけると、不気味な手が現れクインを襲います。二人はカウントダウンをチェックすると、時間が元に戻り、余命が数時間であることに気づきます。二人はジョーダンの余命も元に戻っていると思い、家に駆けつけます。
ジョーダンは、自分の余命もあと数時間と知り、亡き母の亡霊に怯えていますが、マットとクインと共に教会に行くことにします。教会では牧師が「カウントダウンの余命が間違いであることが証明できれば、カウントダウンの悪魔を退治できる」と言います。
牧師はクインたちと悪魔祓いの儀式を始めますが、空から悪魔が現れ、牧師とクインたちを襲います。マットは彼の兄弟の亡霊に襲われ、死亡します。クインがマットのカウントダウンをチェックすると「0」と表示されています。ジョーダンは流血し、クインは勤務先の病院へジョーダンを連れて行きます。
クインとジョーダンのカウントダウンは余命数分を表示します。勤務先の病院でサリヴァン医師がジョーダンの手当てをします。ある看護婦がクインに、自分もサリヴァンのセクハラ被害者だと話します。
カウントダウンの結末:カウントダウンの悪魔との戦い
クインは、牧師の「カウントダウンの余命予想が間違いであること証明できれば、悪魔を退治できる」という言葉と、サリヴァン医師の余命が57年ということを思い出します。クインはサリヴァン医師をカウントダウンの余命以前に殺害してしまえば、余命予測が間違いであると証明でき、悪魔を退治できると考えます。
クインはサリヴァンを誘惑し、別室に呼び出します。クインはサリヴァンと抱き合い、モルヒネで殺害しようとします。しかし、サリヴァンは悪魔に救われます。クインがサリヴァンを探していると、彼に襲われます。クインとサリヴァンは乱闘になりますが、サリヴァンはまたしても悪魔に救われます。
ジョーダンの余命は残り数分、悪魔に襲われます。クインはジョーダンを救いますが、そこに母の亡霊が現れます。クインとジョーダンの余命は数十秒になりました。クインはモルヒネを腕に注射して意識不明となり、悪魔は倒れます。
ジョーダンはクインの腕に書かれたNARCAN(ナロキソン、拮抗剤)と言う文字を見て、クインの服から出てきた薬をクインに注射します。クインは息を吹き返します。
数日後、クインとジョーダン、父は母の墓参りに行きます。クインはサリヴァン医師がセクハラ容疑で逮捕された記事をネットで読みます。クインが携帯をチェックすると、なぜか再びカウントダウンがアップデートされているのでした。
(最後のシーン)レストランで食事中のカップル。女性が席を外すと悲鳴が聞こえます。男性は何が起きたがわからず、携帯をチェックします。しかし、明かりが消え、男性も襲われたようです。
以上、映画「カウントダウン」のあらすじと結末でした。
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