ブラックダイヤモンドの紹介:2003年アメリカ映画。ブラックダイヤモンドは、アンジェイ・バートコウィアク監督のヒップホップカンフー三部作の3作目。主演はジェット・リーと人気ラッパーであるDMX。二人は同シリーズ1作目「ロミオマストダイ」でも共演している。シリーズ2作目は「電撃/DENGEKI」である。
監督 :アンジェイ・バートコウィアク 出演:ジェット・リー(ダンカン・スー)、DMX(トニー・フェイト)、マーク・ダカスコス(リン)、アンソニー・アンダーソン(トミー)ほか
映画「ブラックダイヤモンド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブラックダイヤモンド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ブラックダイヤモンド」解説
この解説記事には映画「ブラックダイヤモンド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブラックダイヤモンドのネタバレあらすじ1
トニー・フェイト率いる腕利き窃盗グループはある人物からの依頼を受けカリフォルニアの宝石店の金庫に忍び込む。目的は「黒いダイヤ」。時を同じくして依頼主の前に謎の男スーが現れる。スーは依頼主を叩きのめし携帯でトニーに「『黒いダイヤ』に手を出すな」と警告するが、トニーは無視し「黒いダイヤ」含めたありったけのダイヤを盗み出す。依頼主から金庫の場所を聞き出したスーは別ルートで逃走していたトニーの仲間マイルズからダイヤを奪還するがそれは別のダイヤだった。
ブラックダイヤモンドのネタバレあらすじ2
トニーは価値を調べるため「黒いダイヤ」を武器商人アーチ―に預け、依頼主に会いに行くがすでに殺害されていた。現場に居合わせたスーを問い詰めると、トニーの携帯に連絡が入る。相手は「黒いダイヤ」の本来の持ち主ヤオ・リン。トニーにダイヤを返すよう要求するがトニーは断る。するとリンの手下の二人組が襲い掛かるが、スーの加勢により撃退する。しかし今度はトニーの娘ヴァネッサがリンの一味に誘拐されてしまう。「黒いダイヤ」との交換を要求されるトニーだったが、アーチ―に預けていたダイヤは大物ギャング、チェンバーズの手下に強奪されていた。
ブラックダイヤモンドのネタバレあらすじ3
スーは自分の正体が台湾中央安全局の諜報員で、元同僚のリンが台湾から盗み出した「黒いダイヤ」を追ってきたことを明かす。利害が一致したトニーとスーは協定を結ぶ。服役中のチェンバーズから情報を引き出すと、手掛かりを探しにチェンバーズの所有する二つのクラブにそれぞれ向かう。トニーは仲間のダリアとトミーの協力でオフィスに侵入するが失敗。警察に捕まるが隙を見て逃走する。ファイトクラブに潜入したスーは、アーチ―の金儲けのために無理矢理試合に出される。スーが大立ち回りを繰り広げている間に、アーチ―は石を奪ったギャングを捕らえる。しかし取り返せたダイヤは一つだけだった。残りの石はチェンバーズから在処を聞き出したリンによって奪われてしまう。
ブラックダイヤモンドのネタバレあらすじ4
苛立つトニーに囚われのヴァネッサから連絡が入る。バンの中に閉じ込められ居場所はわからないが窓の外に緑の光が見えるというヴァネッサの言葉から、スーはリンが「黒いダイヤ」の威力を披露する準備を始めていると確信する。「黒いダイヤ」の正体は高濃度に圧縮された合成プルトニウム。リンは世界各国の兵器バイヤーを集めオークションを開こうとしていた。トニーはバイヤー達の乗ったヘリが何機も集まる飛行場が怪しいと考えスーと仲間と共に急行する。
ブラックダイヤモンドの結末
オークション会場では「黒いダイヤ」の威力が示され競りが始まっていた。そこにアーチ―とトミーの操縦する戦車が乱入し、混乱に乗じてトニーはヴァネッサを逃がす。激しい銃撃戦がリンはバイヤーのヘリを奪って脱出しようとするがスーに阻まれる。ヘリはアーチ―の戦車によって撃墜され、生き残ったリンとスーは因縁の闘いを繰り広げる。死闘の末にスーはリンを戦闘不能に追い込みその口に「黒いダイヤ」を押し込む。リンは「黒いダイヤ」の放つ放射能の炎によって体内を焼き尽くされ最期を迎える。
ダイヤを奪い返したスーはトニーにダイヤは故国で処分すると伝え、トニーもヴァネッサのために泥棒稼業から足を洗うことを誓う。困難を乗り越えた二人は固い握手を交わすのだった。
以上、映画ブラックダイヤモンドのあらすじと結末でした。
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