デトロイト・ロック・シティの紹介:1999年アメリカ映画。世界的ロックバンド「KISS(キッス)」の大ファンである少年4人組が、様々なトラブルやアクシデントを乗り越えてKISSのライブを見に行こうと奮闘する姿を描く青春ミュージックコメディです。
監督:アダム・リフキン 出演者:エドワード・ファーロング(ホーク)、ジュゼッペ・アンドリュース(レックス)、サム・ハンティントン(ジャム)、ジェームズ・デベロ(トリップ)、ナターシャ・リオン(クリスティーン)、KISS(本人)ほか
映画「デトロイト・ロック・シティ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「デトロイト・ロック・シティ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デトロイト・ロック・シティの予告編 動画
映画「デトロイト・ロック・シティ」解説
この解説記事には映画「デトロイト・ロック・シティ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
デトロイト・ロック・シティのネタバレあらすじ:起
1978年、アメリカ・オハイオ州クリーブランド。大人気ロックバンド『KISS(キッス)』の大ファンである4人の高校生、ホーク(エドワード・ファーロング)、レックス(ジュゼッペ・アンドリュース)、ジャム(サム・ハンティントン)、トリップ(ジェームズ・デベロ)はKISSのコピーバンドを組んで活動するほど青春の全てをKISSに捧げていました。ある日、4人はミシガン州デトロイトで開催されるKISSのライブチケットを手に入れて大興奮、ライブ当日に学校が終わってからデトロイトに向かう予定を立てていました。しかし、保守的で厳格なジャムの母(リン・シェイ)はKISSを“悪魔の使者”呼ばわりして非常に毛嫌いしており、ジャムが保管していたチケットを見つけると4人の目の前で燃やしてしまいました。
デトロイト・ロック・シティのネタバレあらすじ:承
しかし、幸いなことに4人は偶然聞いたラジオ番組のプレゼントとしてKISSのチケットとバックステージパスを当選させていました。ジャムは母によって無理やりカトリック系の全寮制学校に入れられそうになりましたが、ホークらはなんとかしてジャムを救い出すと、ジャムの母の車を奪ってデトロイトに向けて出発しました。途中で4人は男に振り回されていた少女クリスティーン(ナターシャ・リオン)を車に乗せて同行させ、何とかデトロイトに到着しますが、トリップの手違いによりチケット当選は無効になっていたことが発覚、更には車を盗まれてしまい、4人はライブ開始までに何とかチケットを手に入れようとそれぞれ別れて行動することにしました。
デトロイト・ロック・シティのネタバレあらすじ:転
ホークはストリップクラブの男性ストリッパーコンテストに参加、パンツ一丁で踊って何とか賞金を手に入れようと奮闘、物好きの熟女アマンダ(シャノン・トゥイード)に気に入られてお金をゲットしますがチケットは既に売り切れてしまっていました。トリップは地元のコンビニでKISSのメイクをした少年からチケットをカツアゲしようとしましたが、少年の兄とその仲間たちに見つかってしまいボコボコにされてしまいました。トリップはその後、押し入った強盗を撃退し報酬として150ドルを手に入れますが、少年の兄たちに財布ごと盗まれてしまいました。レックスはライブ会場に潜入しようとしてつまみ出され、たまたま車泥棒から盗まれた車を取り戻し、クリスティーンともいい関係になりましたがチケットは手に入れられず。ジャムは偶然にもKISS反対集会に参加していた母と遭遇してしまい、強制的に連行されようとしましたが逃げ出し、偶然互いに想いを寄せ合っていた同級生のベス(メラニー・リンスキー)と再会して愛し合いました。
デトロイト・ロック・シティの結末
ベスに勇気をもらったジャムは再びKISS反対集会に乗り込み、母の偽善と傲慢なやり方を非難しました。結局4人はチケットを入手できないままライブ会場に到着、殴り合いの喧嘩となって全員血まみれになりました。ところが、トリップはそこで自分の財布を盗んだ少年の兄と仲間たちを見つけて警備員に通報、警備員は少年の兄らからチケットを没収して4人に渡し、ようやく4人は念願のKISSのライブを見ることができました。KISS(ジーン・シモンズ、ポール・スタンレー、エース・フレーリー、ピーター・クリス)は「デトロイト・ロック・シティ」を演奏して会場を大いに沸かせ、ジャムはドラマーのピーター・クリスが投げたドラムスティックをゲットしました。
すごく楽しかった