ドッペルゲンガー/憎悪の化身の紹介:1992年アメリカ映画。自らの“ドッペルゲンガー”に脅かされる少女と、彼女とルームシェアをすることになった脚本家が巻き込まれる恐怖を描くホラー・サスペンス。
監督:アヴィ・ネッシャー 出演:ドリュー・バリモア、ジョージ・ニューバーン、デニス・クリストファー、レスリー・ホープ、サリー・ケラーマン、ジョージ・マハリス、ほか
映画「ドッペルゲンガー/憎悪の化身」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドッペルゲンガー/憎悪の化身」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ドッペルゲンガー/憎悪の化身」解説
この解説記事には映画「ドッペルゲンガー/憎悪の化身」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ドッペルゲンガー/憎悪の化身のネタバレあらすじ:不可思議な同居人
ロサンゼルスに住む売れない脚本家パトリックのもとに、彼が出したルームメイト募集の広告を見て1人の美しい女性ホリーが訪れ、2人はルームシェアすることになる。ある日、パトリックが外出中にホリーを見かけ声をかけるが無視され、家に戻ってそこにいたホリーにそのことを告げると、彼女は外には出ていないと言う。パトリックはホリーの言動にとまどいを感じるが、ある晩、思いがけずホリーに誘われるようにパトリックは彼女と一夜を共にする。しかし翌朝、ホリーは彼とは寝ていないと言い、その相手は自分の分身、ドッペルゲンガーなのだと告げる。パトリックは訝しく思いながらも、同伴した同業者のパーティで突如普段とは違う、妖艶な様を見せるホリーに戸惑いを感じる。
ドッペルゲンガー/憎悪の化身のネタバレあらすじ:彼女をとりまく殺人
ある日、パトリックはホリーに頼まれ、彼女の弟フレッドが入院している精神科の療養施設に同行する。そこでパトリックはフレッドが父を殺し、母も何者かに殺害されていたことをホリーから打ち明けられる。家に戻ると隣人から荷物を預かっているという伝言を聞き、部屋を訪れると、そこにいたのはFBIを称するスタンリーという男だった。彼はホリーが父親の遺産を独り占めするために母親を殺害し、今また弟の殺害を目論んでロスにやってきたのだとパトリックに告げる。にわかには信じられないパトリックだったが、数日後、ホリーはフレッド殺害未遂の容疑で警察に連行される。ホリーがフレッドに面会を申し入れてきたという目撃証言によるものだったが、ホリーの主治医で精神科医のヘラーが呼ばれ、確たる証拠もないためにホリーは釈放される。パトリックはヘラー医師からホリーの分身は実在していると聞き、ドッペルについて調べ始める。
ドッペルゲンガー/憎悪の化身の結末:分身の正体
そんな中、ホリーのドッペルらしき人物が自分を監視していることに気づいたパトリックは慌てて彼女の後を追うが、追い詰めたところで逆に襲われる。なんとか逃げきったパトリックが襲った人物を振り返ると、それはホリーの分身を装った、殺されたはずの彼女の父親の姿だった。その頃、ホリーは自分の分身から電話を受け、かつて自分が家族と住んでいた屋敷に呼び出されるが、そこで分身に薬を打たれ意識を失う。彼女を追ってパトリックが屋敷に入るとそこにヘラー医師がいて、ホリーの分身、スタンリー、ホリーの父ら総てがヘラー医師の扮装だったことを知る。美しいホリーに執着していたヘラー医師は彼女を自分のもとに留めるため、ホリーを精神的に追い詰めていたのだった。全てを知られたヘラー医師がパトリックに襲い掛かるが、その時、意識を失って横たわるホリーの体が突然醜悪な化物に変わり、さらに分裂した1体がヘラー医師を殺したあと再び合体、元のホリーに戻る。昏睡しているホリーの傍らで、パトリックは悪夢を見ながらも彼女に寄り添う。
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