エリート NCOC特別捜査班の紹介:2017年アメリカ映画。メキシコでのカルテル捜査で射殺されたアギラルの妻ヴォーンが、NCOCの捜査官になりました。夫の無念を晴らすため再捜査に乗り出したヴォーンは、引退したサムを復帰させ、同じ捜査官のレニーとハッカーとジャズの4人で捜査を始めます。するといとも簡単に、カルテルのボス・ベニテスを見つけ出し射殺しました。しかしあまりにも出来過ぎていることから、調べると自分たちが罠にはめられていることがわかり…という内容のサスペンスアクション映画です。
監督:マーク・カントゥ 出演者:アリソン・グレゴリー(ヴォーン)、ジェイソン・スカボロー(サム)、クレア・タブリゾ(アメリア)、ジェームス・C・リアリー(ベネディクト)、ショーン・ブルックス(レニー)、アイオン・ルソー(ジャズ)ほか
映画「エリート NCOC特別捜査班」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エリート NCOC特別捜査班」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エリート NCOC特別捜査班の予告編 動画
映画「エリート NCOC特別捜査班」解説
この解説記事には映画「エリート NCOC特別捜査班」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エリートNCOC 特別捜査班のネタバレあらすじ:起
メキシコで、NCOC特別捜査班のアギラルら8人のメンバーが、麻薬カルテルと銃撃戦をしていました。彼らは待ち伏せされたように次々射殺されます。カルテルのボスのベニテスは行方不明になり、捜査を指揮していたウォーレン上院議員は捜査の打ち切りを発表します。
数年後。殺害されたアギラルの妻でシングルマザーのヴォーン大尉が、NCOCの面接でウォーレン上院議員に会います。アギラルの名を隠したことで面接は上手くいきヴォーン大尉はNCOCのメンバーになりました。そしてメキシコでの隊員8人射殺事件の再捜査を始めます。
FBIのゴールキィ捜査官から情報をもらい、早速引退していたサムに会います。サムは妻に愛想を尽かされ出て行かれ、一人暮らしでした。ヴォーンはサムに書類を渡し「復帰して!」の言葉を残し、グアボに会いに、彼の経営するバーに行きます。しかしグアボはカルテルと取引をする悪党で、手下にチュコを従えています。ヴォーンがNCOCのバッジを見せますが、「そんなバッヂなんか関係ない」と言って、チュコに拉致させトランクに放り込ませました。
エリートNCOC 特別捜査班のネタバレあらすじ:承
ヴォーンはチュコがトランクを開けた隙に逃げようとしますが、再び捕まります。そのヴォーンを助けたのはサムでした。サムはヴォーンをレストランに連れて行き、仲間のレニーに会わせます。しかし周りはチュコらに囲まれていました。やがて銃撃戦になり、サムがほとんどの敵を倒し逃げ出します。
そのレストランにはサムの家出した妻がいて、一緒にいた男が銃撃戦を携帯で撮影していました。携帯を取り上げたサムは、ハッカーのジャズに見せ、男らの素性を調べさせます。すると、チュコらの実質のボスはベニテスであることがわかります。そこでヴォーンは3人を連れてNCOCへ向かい、ジャズの調べた情報を元に資料をもらいました。
ヴォーンはサムを連れ、自宅に戻ります。父親の居ないアメリアはサムになつきました。翌朝、アメリアはサムの射撃を見ていました。サムがヴォーンに「撃ってみろ」というと、ヴォーンは早業で瓶を撃ち抜きます。一方、レニーとジャズはメキシコとの国境付近のガソリンスタンドで銃撃戦になります。
エリートNCOC 特別捜査班のネタバレあらすじ:転
レニーから、警察のいない町のガソリンスタンドが麻薬の取引場所になっているとの情報が入ります。そしてレニーの仕込んだ隠しカメラにベニテスが映っていました。早速ヴォーンらは乗り込みます。そしてサムが扉をけ破るとベニテスがいて、サムとヴォーンはベニテスを射殺します。サムは「解決した」と安堵しますが、ボーンは「2年も見つからなかったベニテスがあっさり殺されるとは何か変だ」と言います。
そのころレニーがグアボの仲間のミレアという女を逮捕していました。ヴォーンが拳銃に銃弾を一発込め、ロシアンルーレットのように、引き金を引きながら吐かせます。すると、ミレアはヴォーンとサムの事を知っていました。そして意味ありげな言葉を吐きます。サムが「はめられた!」と言います。サムは「情報源はウォマックだ、ミレアとの関係を調べろ」と言います。
そのころウォマックはチュコに殺されていました。そしてミレアがウォマックの部下だったことがわかりました。
エリートNCOC 特別捜査班の結末
サムがグアボを拉致拷問し、ベニテスはCIAが作ったコードネームであることを吐かせます。サムは黒幕は同じNCOCのベネディクトで、ベニテスを実在化させるために、一人の男をベニテスと名乗らせていました。更にその裏で糸を引いているのがウォーレン上院議員だという事も知ります。
ヴォーンは「アメリアが危険だ」と言って家に帰ります。すでに父が殺され、アメリアは誘拐されていました。ヴォーンらは、応援を呼びベネディクトのアジトを急襲します。そしてベネディクトの手下たちを次々殺し、遂にベネディクトをヴォーンが射殺します。アメリアを助けたヴォーンがサムとアメリアと歩いていると、ベネディクトがサムを銃撃します。するとすかさずヴォーンがベネティクトを射殺しました。
アメリアとレニーはウォーレン上院議員の事務所に行き、レニーが逮捕しました。ウォーレン議員はベネティクトにカルテルと麻薬の取引をさせ、それを偽装するためにカルテル捜査を定期的に行っていました。その犠牲になったのがヴォーンの夫のアギラルでした。その後ヴォーンは主任捜査官に昇格し、回復したサムは現役引退しました。
以上、映画「エリート NCOC特別捜査班」のあらすじと結末でした。
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