エラゴン 遺志を継ぐ者の紹介:2006年アメリカ映画。クリストファー・パオリーニ原作のファンタジー小説シリーズ『ドラゴンライダー』の第1作目を映画化した作品です。世界の命運を握るドラゴンと出会った少年が、世界を支配する邪悪な王に立ち向かいます。
監督:シュテフェン・ファンマイヤー 出演者:エドワード・スペリーアス(エラゴン)、レイチェル・ワイズ(サフィラの声)、ジェレミー・アイアンズ(ブロム)、シエンナ・ギロリー(アーリア)、ジョン・マルコヴィッチ(ガルバトリックス)ほか
映画「エラゴン 遺志を継ぐ者」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エラゴン 遺志を継ぐ者」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「エラゴン 遺志を継ぐ者」解説
この解説記事には映画「エラゴン 遺志を継ぐ者」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エラゴン遺志を継ぐ者のネタバレあらすじ:起
遠い昔。アラゲイジア王国はドラゴンに乗る戦士“ドラゴンライダー”によって平和と秩序が保たれてきました。しかし、邪悪なガルバトリックス(ジョン・マルコヴィッチ)がドラゴンライダーを裏切ってアラゲイジアを支配し始め、抵抗勢力のヴァーデン軍は身を隠して反撃の時を待っていました。
農村に住む少年エラゴン(エドワード・スペリーアス)は父の顔を知らず、母も自分を産んですぐに行方をくらましたため叔父ギャロウ(アラン・アームストロング)とその息子ローラン(クリストファー・イーガン)と共に暮らしていました。やがてローランは徴兵される年齢になったことからエラゴンは一人旅に出ることになりました。ある日、狩りをしていたエラゴンは青く輝く石のようなものを見つけ、持ち帰ると数日後に石と思われたものが割れ、中から1匹のドラゴンが誕生しました。
エラゴン遺志を継ぐ者のネタバレあらすじ:承
ドラゴンの卵は、エルフ族の王女アーリア(シエンナ・ギロリー)がガルバトリックスから盗み出したもので、アーリアはガルバトリックスの手下の魔術師ダーザ(ロバート・カーライル)に捕らえられたものの卵だけはエラゴンに拾われたのです。やがてドラゴンは成長し、自らの名をサフィラ(声:レイチェル・ワイズ)と呼ぶようになりました。エラゴンは村に住むブロム(ジェレミー・アイアンズ)という男からかつてのドラゴンライダーの伝説についての話を聞き、興味を示すようになっていきました。そんな時、ドラゴンの卵の行方を突き止めたガルバトリックスは兵隊を村へ向かわせました。危機を察したサフィラはエラゴンを家から遠ざけ、しばらくして家に戻ったエラゴンは、惨殺されたギャロウの亡骸を目の当たりにして泣き崩れました。
エラゴン遺志を継ぐ者のネタバレあらすじ:転
エラゴンの元にブロムが現れ、自らもかつてドラゴンライダーであったことを明かすと、エラゴンの手の平に“印”を発見、エラゴンもドラゴンライダーに選ばれたのだとしてヴァーデン軍の元へ連れて行こうとしました。その途中、エラゴンはブロムからドラゴンのことや魔法などを学びますが、ある時アーリアが囚われている夢を見たエラゴンは、ブロムの制止を振り切って助けに向かいました。エラゴンはダーザの罠にかかり絶体絶命の危機に陥りますが、駆け付けたブロムがエラゴンを庇って重傷を負い、エラゴンはアーリアとブロムを連れて脱出、放浪の戦士マータグ(ギャレット・ヘドランド)に助けられますが、ブロムは「ダーザは心臓を刺さない限り何度でも蘇る」と言い残して息を引き取りました。
エラゴン遺志を継ぐ者の結末
エラゴンはアーリアを連れてヴァーデン軍の本拠地へ旅立ちました。その途中、サフィラは怪しい人物がいたと言って、密かにエラゴンらの後を追っていたマータグを突き出しました。マータグは一族を殺したガルバトリックスに恨みがあるといい、ヴァーデン軍への近道を知っているということからエラゴンはマータグに道案内を頼むことにします。そしてヴァーデン軍に合流したエラゴンらは襲来してきたダーザの軍に立ち向かいます。エラゴンはサフィラと共にダーザに立ち向かい、サフィラは重傷を負うも見事にダーザの弱点である心臓を貫いて勝利しました。サフィラは魔力の上がったエラゴンの魔法で治療され、戦いはヴァーデン軍の勝利に終わりました。アーリアは祖国を守るために戻っていき、エラゴンはガルバトリックス軍との新たな戦いに突き進んでいくのでした。
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