ゲス・フー/招かれざる恋人の紹介:2005年アメリカ映画。銀婚式を間近に控える黒人夫妻が、年頃の娘から婚約者を紹介された。しかし婚約者が白人男性だったことから騒動が始まります。人種差別問題をテーマにした1968年の映画「招かれざる客」をリメイクしたコメディ作品です。
監督:ケヴィン・ロドニー・サリヴァン 出演者:バーニー・マック(パーシー・ジョーンズ)、アシュトン・カッチャー(サイモン・グリーン)、ゾーイ・サルダナ(テレサ・ジョーンズ)、ジュディス・スコット(マリリン・ジョーンズ)、ほか
映画「ゲス・フー/招かれざる恋人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ゲス・フー/招かれざる恋人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ゲス・フー/招かれざる恋人」解説
この解説記事には映画「ゲス・フー/招かれざる恋人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゲス・フー/招かれざる恋人のネタバレあらすじ:起
妻マリリンとの銀婚式を控えるパーシーは、ある心配事を抱えていました。それは長女のテレサが連れてくる恋人サイモン・グリーンのこと。パーシーはサイモンの身辺調査に乗り出すなど、会う前からナーバスに。
テレサはサイモンを両親に引き合わせる日を心待ちにしていますが、サイモンはあまり気が進みません。サイモンは会社の上司に黒人女性であるテレサとの結婚に反対され、仕事を辞めてしまったからです。結局テレサにも失職を打ち明けられず、転職先も見つからないまま、テレサの実家へ帰る日がやってきました。
ゲス・フー/招かれざる恋人のネタバレあらすじ:承
パーシーとマリリンは玄関先で二人を迎えますが、サイモンが白人だと知らされていなかったパーシーは激しく動揺します。サイモンは質問攻めしてくるパーシーに何とか気に入られようと奮闘します。しかしスポーツは何かやるのか?と問われ、ついカーレーシングをやっていたなどど嘘をついてしまいます。筋金入りのカーレースファンのパーシーはこの嘘をすぐに見破りました。
マリリンからは肌の色ではなく人間性を見るべきだと諭されますが、パーシーはサイモンが好きになれません。サイモンとテレサが部屋でじゃれ合っている光景を目にしたパーシーは激高し、サイモンを地下室に泊めて、娘から引き離そうと画策します。
ゲス・フー/招かれざる恋人のネタバレあらすじ:転
別の日、テレサの祖父がジョーンズ家に遊びに来ます。サイモンはパーシーに煽られて下品なギャグを連発し、場をシラけさせてしまいます。サイモンはパーシーの度重なる嫌がらせに不満を募らせていきます。パーシーは自分の部下にはテレサの恋人がバスケットボールの有力選手だったなどと嘘を付いていました。
一方、パーシーはサイモンが無職であることを暴いていました。パーシーがテレサにサイモンの失職をばらすと、サイモンはパーシーが銀婚式で披露する誓いの言葉を、本から盗用しようとしているとマリリンに告げ口します。テレサは嘘をつかれたことに傷つき、マリリンも夫の怠慢ぶりに腹を立てます。二人は家出をして、マリリンの妹の家に身を寄せます。ジョーンズ家にはパーシーとサイモンが残されました。
ゲス・フー/招かれざる恋人の結末
その夜、パーシーは何故テレサと結婚したいのだ?とサイモンに尋ねます。自分にとってテレサは互いを補え合える間柄であり、魂の片割れと呼ぶべき、かけがえのない存在だとサイモンは説明しました。パーシーはその言葉を聞いて、仕事ばかりで妻をおろそかにしてきたことに気付かされます。
あくる朝、パーシーとサイモンはマリリンとテレサを迎えに行きます。パーシーはマリリンの前にひざまづいて愛を語り、許してもらうことができました。しかしテレサはいまだにサイモンを許すことができず、二人は喧嘩別れしてしまいます。銀婚式がその夜に迫っていました。パーシーはサイモンが仕事を辞めざるを得なかった理由をテレサに話し、意地を張らずに彼にチャンスをあげなさいと諭します。さらにサイモンには、自分の思いをテレサにぶつけなさいと語り掛けます。
そして銀婚式が始まります。遅れて現れたサイモンがテレサに歩み寄り、二人は無事仲直りしました。パーシーはサイモンを義理の息子だと皆に紹介するのでした。
以上、映画「ゲス・フー/招かれざる恋人」のあらすじと結末でした。
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