沈黙のジェラシーの紹介:1998年アメリカ映画。田舎に一人暮らしの母と、牧場と大きな家を持つジャクソンと結婚したヘレンが、妊娠して実家で同居するうち、母親の異常な息子への愛情に気づき、母親の過去の実態を聞かされるうち、命を狙われるハメになるという、家庭内スリラーです。
監督:ジョナサン・ダービー 出演者:ジェシカ・ラング(マーサ)、グウィネス・パルトロー(ヘレン)、ジョナサン・シェック(ジャクソン)、ニナ・フォック(アリス)、ほか
映画「沈黙のジェラシー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「沈黙のジェラシー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
沈黙のジェラシーの予告編 動画
映画「沈黙のジェラシー」解説
この解説記事には映画「沈黙のジェラシー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
沈黙のジェラシーのネタバレあらすじ:起
ヘレンは恋人のジャクソンと一緒に、母親の住むジャクソンの実家を訪れました。広大な牧場と屋敷のような豪邸に興奮しました。家の中に入った二人は早速愛を確かめ合いました。全裸でいたヘレンは、入ってきたのがジャクソンだと勘違いし、そのまま飛び出すと、母親のマーサでした。気まずい雰囲気となりましたが、ジャクソンの母親という事で、翌朝は朝食後、教会に3人で行きました。すると、ジャクソンが帰って来ると、村の人たちが話しかけてきました。しかし二人は、帰って来る意思はなく、あくまでも都会の仕事を優先していました。クリスマスと正月を実家で過ごした二人は、都会に帰りました。
沈黙のジェラシーのネタバレあらすじ:承
ヘレンは大事なプレゼン中に嘔吐しました。そしてプレゼンは中止となり、ヘレンは会社に損害を与えたとして会社をクビになりました。一気に消沈したヘレンは、帰って来たジャクソンに妊娠したことを打ち明けました。するとジャクソンは結婚しようと言いました。そしてジャクソンの母親マーサに結婚の報告をすると、妊娠したことを知られました。その時マーサは二人が実家に帰って来ないのなら牧場と家を売却すると言い出しました。そして明らかに自分の面倒を見てくれという言い方をしました。ヘレンは悩んだ末、ジャクソンとマーサの住む実家に戻り、二人で牧場を立て直そうと言い、二人は実家に戻りました。ジャクソンから自分の父親の死について、ヘレンに話しました。ジャクソンが子供の頃自分のせいで、階段から落ちて死んだと言いました。
沈黙のジェラシーのネタバレあらすじ:転
ジャクソンの実家で盛大な結婚パーティが開かれました。そこでヘレンはジャクソンの祖母で死んだ父親の母アリスに会いました。アリスはマーサには気をつけなさいと言いました。実家ではマーサのジャクソンへの異常なまでの愛し方が目に余り始めました。逆にヘレンはジャクソンから遠ざけられていました。ヘレンは再びアリスを訪ねました。するとジャクソンの父親は、マーサに殺されたという驚愕の事実を知らせました。やがでヘレンは臨月になり、マーサはヘレンを隔離しました。病院へ連れて行かず、部屋で赤ちゃんを産ませました。そして生まれた赤ちゃんをヘレンには見せず、我が子のように扱い始めました。そしてマーサはヘレンに大量のモルヒネを注射しますが、途中でヘレンが抵抗し、注入量が減りヘレンは眠りつづけました。馬主の仕事で長期間帰って来ないはずのジャクソンが帰って来て、ヘレンの傍らで寝ていました。マーサはヘレンの横にジャクソンが居るのに戸惑いを見せました。
沈黙のジェラシーの結末
目覚めたヘレンは、マーサにされたことをジャクソンに全て話しました。マーサも聞いていました。そしてジャクソンの父親をマーサが殺したことも、そして自分も殺されそうになったことも話しました。そしてマーサにとって自分が、ジャクソンの子供を産ませるだけの道具だと考えていたことも話しました。すべてを聞いたジャクソンは、牧場も家も全て売る決意をし、マーサに対し、自分の母親ではないと言いきって、ヘレンと家を出て行きました。そして二人が向かったのは、祖母の居る施設でした。ジャクソンは十数年会っていなかった、祖母アリスに会いました。
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