映画「デスキャンプ 屍獣たちの宴」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デスキャンプ 屍獣たちの宴の紹介：2010年アメリカ映画。ボランティア活動のために団体が寄付してくれた山林を訪れた６人の隊員たち。しかしこの山林では過去に団体の娘が何者かに殺されるという悲惨な事件があった場所だった。それぞれ活動に励む中で、不幸な事件が立て続けに起き、隊員たちは徐々に正気を失っていくのだった。
監督：ブラッドリー・スコット・サリヴァン 出演：インディアナ・アダムス（ダニー）、マディ・ゴフ（スティーヴ）、カート・コール、ニコ・レッド・スター、エミー・ロビン、ジェレミー・ヴァンダーマウス、ほか
この解説記事には映画「デスキャンプ 屍獣たちの宴」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ひと気のない山林にやってきたボランティア団体の男女６人。ボランティア団体が寄贈してくれたこの山林で過去に所有者の娘が何者かに殺されるという痛ましい事件があった。そんないわくつきの山林で作業することとなったボランティアメンバーたち。
ボランティア１日目の夜、持ち込んでいた酒でこっそり飲み会を開いた隊員たち。次第にお酒がまわり始めるメンバーたち。ダニーは先に寝ると嘘をつき、ソフィアのテントへと向かう。そこで二人は恋仲になってしまう。
一方、お酒がまわり始めたミランダとジュリーは軽い口論を始める。怒ったミランダはその場を立ち去ろうと後ろを振り返った時、不運にも目の前にあった木の枝が目に突き刺さってしまう。
ソフィアはミランダを車に乗せて病院へと走っていった。隊長不在の中、隊長代理としてダニーが任命される。
翌日、ダニーの指示で再びボランティア作業をしていた一向。山林に歩道を作るために木の伐採作業をしていたスティーヴとジュリー。チェーンソーを持ち作業をする二人だったのだが、二日酔いを起こしていたジュリーはチェーンソー片手にふざけ始める。
ジュリーがチェーンソーを大きく振りかぶった時、真上にある木にチェーンソーの刃が引っかかりバランスを崩してしまう。そして転倒したジュリーの顔にチェーンソーが突き刺さった。
スティーヴがジュリーの様子を見た時には、チェーンソーの刃が顔に突き刺さりながらも、まだ意識のあるジュリーが助けを求めていた。スティーヴは力任せにチェーンソーを抜こうとするも、ジュリーが痛がり、なかなか刃が抜けなかった。
一方、ジュリーの悲鳴が聞こえたダニーとクリスは叫び声のするほうに走る。そこでダニーたちが見たのは顔が半分切断されたジュリーの遺体と震えるスティーヴの姿だった。状況が確認できないダニーとクリスは、スティーヴが落ち着くまでそっとしておくことにした。
しかし、翌日、罪の意識からスティーヴは自害する。ダニーは帰ってきたソフィアに事情を説明して警察に連絡してもらおうと提案する。しかしクリスは自分たちがやったのではないかと疑われるのを恐れ、ジュリーとスティーヴの死体をダニーのいない時にこっそり土へ埋めようとする。
そこで病院から帰ってきたソフィアが２人の死体を埋めようとするクリスの姿を目撃してしまう。ダニーの姿が見えないことからクリスがみんなを殺したのだと誤解したソフィアは警察へ連絡する。しかし、クリスに殺されてしまう。
車を見つけたダニーはソフィアが戻ってきたと思い、クリスの所へと戻るもクリスに襲われ、身の危険を感じたダニーはクリスの首を絞め殺した。
亡きソフィアの死体を見つけたダニーは死体をバンに詰めキャンプ場を後にする。
途中、警官に止められるも車の中はなんとか見られずに済んだダニー。車外に出たダニーはやり切れない気持ちから、大声で叫ぶのだった。
すこし冷静になったダニーは再び車に乗り込もうとするのだが、一台の車に轢き殺されてしまう。息絶えるダニーに車の運転手が近づく。そしてその運転手は片目を失ったミランダだった。
病院で手当てを受けたミランダは、キャンプ場が心配になり片目で車を運転していたのだった。自分のしてしまったことに怯えたミランダは助けを呼びに行こうと車に戻ろうと、後ろを振り返る。
すると、再び目の前にあった木の枝にもう片方の目を刺し、叫び声をあげるのだった。
以上、映画「デスキャンプ 屍獣たちの宴」のあらすじと結末でした。
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