インクハート/魔法の声の紹介:2008年アメリカ映画。海外では有名な小説、『魔法の声』を原作とした実写映画。ブレンダン・フレイザーやポール・ベタニーなど豪華俳優陣が出演している。物語の登場人物達が現実世界に呼び出された時、この世に危機が訪れる。
監督:イアン・ソフトリー 出演:ブレンデン・フレイザー(モーティマ・フォルチャート)、イライザ・ベネット(マギー・フォルチャート)、ポール・ベタニー(ほこり指)、アンディ・サーキス(カプリコーン)、シエンナ・ギロリー(レサ)、ほか
映画「インクハート/魔法の声」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「インクハート/魔法の声」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
インクハート/魔法の声の予告編 動画
映画「インクハート/魔法の声」解説
この解説記事には映画「インクハート/魔法の声」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
インクハート/魔法の声のネタバレあらすじ:起
12歳の少女、マギーは父親のモーティマと共に旅を続けていました。マギーは旅の目的をモーティマに尋ねますが、モーティマははぐらかすばかりで答えてはくれません。そして、ある日モーティマは長年探していた『インクハート』という本をとうとう見つけ出すのでした。インクハートとモーティマの因縁は、約10年前に始まります。
インクハート/魔法の声のネタバレあらすじ:承
モーティマは、当時まだ3歳だったマギーにこの本を読み聞かせていました。その時、不思議なことが起こります。なんと、本の登場人物達が現実世界に現れたのです。実は、モーティマは朗読した本の登場人物を呼び出せる、『魔法の舌』を持っていたのでした。しかし、その能力にはとある条件がありました。本の住人を呼び出すかわりに、現実世界から本の世界に何かが取り込まれてしまうのです。そして、その時取り込まれてしまったのが、モーティマの妻であるレサだったのです。モーティマがこれまでインクハートを追い求めていたのは、そんなレサを取り返すためだったのでした。
インクハート/魔法の声のネタバレあらすじ:転
一方、モーティマを狙う人物がいました。インクハートから飛び出してした登場人物、カプリコーンです。物語における悪役であるカプリコーンは、モーティマの魔法の舌を使い世界を掌握しようとしていたのでした。かつて現実世界に呼び出され、本の中に帰りたい「ほこり指」がカプリコーンに協力し、モーティマに本を読ませようとします。しかし、なんと現実世界で好き勝手に暴れたいカプリコーンは、本を燃やしてしまうのでした。モーティマは、インクハートの原本を持っているであろう、作者の元へと向かう。そこで、実はレサが既にこの世界に呼び出されカプリコーンの元で働かされていることをほこり指から聞かされたモーティマは、レサ奪還のためにカプリコーンの要塞へと向かうのでした。
インクハート/魔法の声の結末
しかし、そこで衝撃の事実が明らかになります。なんと、マギーもまた、魔法の舌を持っていたのです。カプリコーンらはマギーをとらえ、世界を掌握するために物語を読ませようとします。しかし、そこに本の住人や現実世界の住人が加わり、カプリコーンとの全面戦争が始まりました。そして、マギーと作家が物語に新たな続きを付け加え、それを読み上げることでカプリコーン達を本の中に戻すことに成功したのです。ほこり指も本の中へと戻り、最愛の家族と再会することができました。そして、モーティマ達もとうとう家族が全員揃い、ようやく幸せな日々を送り始めるのでした。
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