イントゥ・ザ・ブルー2の紹介:2009年アメリカ映画。沈没船に眠る宝物を巡る海洋アドベンチャー・サスペンスシリーズの第2弾です。今回はキャストを総入れ替えし、ハワイの海に沈んだ“フセインの隠し財産”の回収を狙う男女が陰謀に巻き込まれていく模様を描いています。
監督:スティーヴン・ヘレク 出演者:クリス・カーマック(セバスチャン・ホワイト)、ローラ・ヴァンダーヴォート(ダニー)、デヴィッド・アンダース(カールトン)、マーシャ・トマソン(アズラ)、マイケル・グラジアデイ(メイス)ほか
映画「イントゥ・ザ・ブルー2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「イントゥ・ザ・ブルー2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
イントゥザブルー2の予告編 動画
映画「イントゥ・ザ・ブルー2」解説
この解説記事には映画「イントゥ・ザ・ブルー2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
イントゥザブルー2のネタバレあらすじ:起
ハワイ・ホノルル。セバスチャン(クリス・カーマック)は恋人のダニー(ローラ・ヴァンダーヴォート)と共にダイビングガイドをして暮らしていました。二人はいつか伝説の沈没船“サン・クリストバル号”を見つけ、財宝を手に入れることを夢見ていました。そんなある日、セバスチャンとダニーの元をカールトン(デヴィッド・アンダース)とアズラ(マーシャ・トマソン)の男女カップルが訪れ、1週間の期間でダイビングガイドを依頼してきました。セバスチャンとカールトンはサン・クリストバル号の話で意気投合、セバスチャンらの友人カップルのメイス(マイケル・グラジアデイ)とキミー(マーセア・モンロー)とも親睦を深めましたが、ダニーは酒も飲まずナンパ男をあっさり退ける腕っ節の強さを見せるアズラに警戒心を抱きました。
イントゥザブルー2のネタバレあらすじ:承
サン・クリストバル号の捜索に意欲を示すセバスチャンに対し、カールトンは本当の目的を話し始めました。アメリカ政府関係の知人がイラクで6千万ドル相当といわれるサダム・フセインの隠し財産を見つけ、アメリカまで運ぼうとした時に運び屋の手違いでハワイ沖に沈んでしまったというのです。カールトンは50万ドルの報酬を提示してセバスチャンに隠し財産の入ったコンテナを探すのを手伝って欲しいと頼みました。ダニーはこの話にキナ臭さを感じており、この件から降りようとセバスチャンにせがみますが、自分の船を買うための金が欲しいセバスチャンはコンテナの中身がヤバそうな物だったら手を引くと約束しました。ところが、セバスチャンとダニーがコンテナの中身を開けたところ、中から出てきたのは金銀財宝などではなく、なんと核弾頭の一部が出てきたのです。
イントゥザブルー2のネタバレあらすじ:転
慌てて戻ったセバスチャンとダニーの前にカールトンとアズラが待ち構えていました。カールトンらの正体は第2の真珠湾攻撃を目論むテロリスト集団だったのです。ダニーはセバスチャンに「愛してる」と言うと隙を突いて海に飛び込み、カールトン一味が海に発砲するも辛うじて生き延びました。セバスチャンはメイスやキミーと共に拘束され、カールトンから残りのコンテナを探すよう命じられます。一方、ダニーは一般船舶に救助され、病院に搬送されましたが、凄腕の暗殺者としての正体を現したアズラによって捕らえられ人質とされてしまいます。その頃、コンテナを見つけたセバスチャンとメイスは引き揚げに取り掛かりますが失敗してしまい、キミーは射殺されてしまいました。
イントゥザブルー2の結末
ダニーはアズラがカールトンと連絡を取っている隙をついて脱走、知り合いのヨーキン刑事(ティモシー・レヒナー)に事態を知らせました。その頃、ボート上のセバスチャンとメイスは意を決して反撃、カールトンをモリで刺して殺害、手下らを海に突き落として溺死させました。作戦の失敗したアズラはそのまま逃走、行方をくらましました。生き残ったセバスチャンとダニー、メイスは悲しみのうちにキミーの葬儀を済ませ、遺灰を海に流しました。6ヶ月後、サン・クリストバル号引き上げの許可を得たセバスチャンとメイス、ダニーは無事に船の引き揚げに成功、総額7億5千万ドルものの財宝を手に入れました。
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