ラッキー・ガールの紹介:2006年アメリカ映画。何をやっても強運に恵まれているアシュレー。アシュレーが外に出れば豪雨も止むし、宝くじを引けば当たるし、仕事運にも恵まれて幸せな日々を送っていた。一方ジェイクは何をやっても不運に見舞われていた。道を歩けば車に轢かれそうになり、しゃがめばズボンは避けるし、痴漢と間違われるはで災難な日々を送っていた。ある日、パーティーで出会ったアシュレーとジェイクは良い雰囲気になりキスをする。そこから二人の運勢が入れ替わることになる。
監督:ドナルド・ペトリ 出演者:リンジー・ローハン(アシュレー)、クリス・パイン(ジェイク)、サミーア・アームストロング(マギー)、ミッシー・パイル(ペギー)
映画「ラッキー・ガール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラッキー・ガール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ラッキー・ガール」解説
この解説記事には映画「ラッキー・ガール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ラッキーガールのネタバレあらすじ:起
毎日幸せに暮らしているアシュレー。豪雨の中でもアシュレーが外に出ると晴れるほどの強運の持ち主です。タクシーを呼べばすぐに捕まるし、エレベーターの大渋滞にも巻き込まれずにすんなり出勤できるし、素敵な女友達にも恵まれているし、不自由のない生活を送っていました。この日はレコード会社へ向けた大事なプレゼンテーションがありました。しかしエレベーターの故障がありアシュレーの同僚は全員遅刻。大手レコード会社社長のデイモンを待たせるわけにはいかず、アシュレーは自分の考えをプレゼンで発表することにしました。その内容が気に入られ、大手レコード会社と仮面パーティーを開催する運びとなりました。一方で何をやってもいかないジェイクという男性がいました。ジェイクが道を歩けば車に轢かれそうになり、ドブに足がはまったり、ズボンが割けたり、痴漢と間違われたり、このような不運は彼にとって日常茶飯事でした。しかしジェイクにはどうしても果たしたい用事がありました。それは自分の手にかけているバンド、マックフライのCDも大手レコード会社社長のデイモンに渡して聞いてもらうということです。しかしいつも不運に見舞われているジェイクは渡せずにいました。
ラッキーガールのネタバレあらすじ:承
仮面パーティーの日が来ました。パーティーは大盛り上がりです。アシュレーのボスであるペギーには、自分の近所に住むアントニオというイケメン男性を紹介し、二人はすぐに良い雰囲気になっていました。するとアシュレーに占い師が声をかけてきました。これからあなたの運勢は、ひょんな出会いをきっかけに今までと真逆になる、と言うのです。アシュレーはばかばかしいと一蹴しました。パーティーも十分に盛り上がったのでそろそろアシュレー自身もパーティーを楽しむことにしました。そこで声をかけてきた男性と良い雰囲気になり、キスをしました。しかし男性は突然、ちょっと待っていて、と言うと走ってどこかに行ってしまいました。その男性はジェイクでした。このパーティーにデイモンが参加していることを知り、潜入していたのです。デイモンに声をかけようとしていたところ、美しいアシュレーに見惚れてついキスまでしてしまったのでした。しかしデイモンが帰ろうとしていることに気づき、彼を追いかけるべく、アシュレーに待っていてと言ったのでした。追いかけていると事故に遭ったタクシーがデイモン目がけて突進してきました。ジェイクはデイモンを庇い、自らがタクシーにあたりますが幸い二人とも無傷でした。デイモンはジェイクに命の恩人だと言い、お礼に何かしたいと言いました。ジェイクはお礼はいらないからこのCDを聞いてほしいと言い、マックフライのCDを渡しました。
ラッキーガールのネタバレあらすじ:転
CDを渡した後トントン拍子で話が進み、マックフライはメジャーデビューすることになりました。そしてジェイクはマックフライのマネージャーとしてどんどん成功していきます。一方でアシュレーはパーティーの後から災難に見舞われていました。ボスのペギーに紹介したアントニオは詐欺師で、ペギー、アントニオ、アシュレー3人とも共謀を疑われ逮捕されてしまったのです。ペギーからクビだと言われアシュレーは職を失いました。その後家に帰ると家は浸水していて業者が立ち入っていました。段ボール一箱分だけの家具は無事であとは処分したと言われたのです。アシュレーが途方に暮れていると、パーティーにいた占い師のことを思い出します。占い師の店へといくと、あの日キスをした男性と運勢が入れ替わったというのです。しかし、名前も聞いていなければ、仮面をかぶっていたので顔も分かりませんでした。災難続きのアシュレーでしたが、女友達のマギーとデイナが二人で暮らしている家に住まわせてもらうことになりました。しかし次の日も災難続きでした。水を飲みたいと思い、カフェに入ると出て行くように言われ、怒りながら出て行くアシュレー。その様子を見ていたのがジェイクでした。以前の災難続きだった自分を見ているようで放っておけなかったのです。その後、アシュレーはジェイクの紹介で新しい職にありつき、雑用ながらも一生懸命働きます。ジェイクはその様子をそっと見守るのでした。
ラッキーガールの結末
ある日、ジェイクはコンサートに向けて、マックフライの新曲を早く制作するようにデイモンから指示されていました。しかし時間がなく困るジェイク。その様子をみていたアシュレーは親友のマギーに相談します。マギーも歌手を夢見て楽曲を作成していたからです。アシュレーの話を聞いたマギーはレコーディング現場に来て、マックフライに快く楽曲を提供してくれました。その楽曲はとても素晴らしくレコーディングにきていたデイモンもジェイクも気に入りました。デイモンはあの仮装パーティーでお前と出会ったことが幸運だったとジェイクに話していました。アシュレーはその話を耳にし、ジェイクもあの仮装パーティーに来ていたことを知ります。そしてあの時キスした相手はジェイクだったと気付きます。そうと分かればアシュレーはすぐにジェイクにキスをし、その場を立ち去りました。そこからアシュレーの運勢は一転。幸運なことが続き、町で偶然会ったペギーには逮捕騒動の後、結局アントニオと結婚したのよと言われました。素晴らしい出会いをくれたあなたにまた会社に戻ってきてほしいと頼まれたのでした。しかしアシュレーはジェイクの運勢がどうなっているのかが気になりました。その日はマックフライの初コンサートの日でした。ジェイクのミスでドラマーが閉じ込められてしまいますがジェイクは気づきません。トラブルに見舞われる不運なジェイク。そこへアシュレーが現れてジェイクにキスをします。すると状況は一転し、ドラマーも無事に見つかりコンサートも大成功で幕を閉じます。コンサートの後、アシュレーはこっそり帰るべく駅に一人向かっていました。あの強運をジェイクにはうまく使ってほしい、自分が近づくとジェイクは不幸になってしまうと思ったのです。しかしジェイクが駅に現れました。そしてアシュレーに、君といればそれだけで幸せだ、と言いキスをしました。二人は何度もキスをし、今はどちらが強運なのか分かりません。そこに偶然現れたジェイクの親戚の少女ケイティに二人でキスをし、強運を託しました。そして二人は運がなくても今が一番幸せだ、と話すのでした。
この映画の感想を投稿する