キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリーの紹介:2008年アメリカ映画。アメリカン・ガールシリーズの第4作目。大恐慌にも負けず夢を追いかけ、身近に起きた強盗事件を解決すべく奮闘する少女の物語。ジュリア・ロバーツ制作総指揮。
監督:パトリシア・ロゼマ 出演者: アビゲイル・ブレスリン、ジュリア・オーモンド、クリス・オドネル、ジョーン・キューザック
映画「キット・キトリッジ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キット・キトリッジ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「キット・キトリッジ」解説
この解説記事には映画「キット・キトリッジ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キットキトリッジ アメリカンガールミステリーのネタバレあらすじ:起
主人公はキット・キトリッジ。本名はマーガレット・ミルドレットだけれどパパの好きな曲にちなんでキットと呼ばれている。新聞記者を夢見る10歳の女の子だ。自分の書いた記事を売り込みに行くもまだまだと言われてしまう。世間では恐慌が起こり、ホーボー(列車で移動して仕事を探す流れ者)が増えている。隣家の友人フランシスも、銀行による差し押さえで家を失ってしまった。学校ではフランシスについて話題が挙がる。家を失ったため引っ越したフランシスをバカにするような発言をするクラスメイトがいたため、課外授業として先生から炊き出しに参加するよう言われる。キットがパンを配る手伝いをしているとなんとそこにはキットのパパが。お店を銀行に取られたという。パパはシカゴへ単身、仕事を探しに行く。キット家では空いた部屋を使って下宿を営むことに。
キットキトリッジ アメリカンガールミステリーのネタバレあらすじ:承
新聞社の編集長に直談判した結果、記事の内容がよければ1文字1セント払うと言われる。そこで家の手伝いをしてくれているホーボーのウィルとカウンティを密着取材しはじめる。キット達は「ホーボーの森」と呼ばれるホーボー達の隠れ家に案内される。キットのママが持っている金庫へ、下宿人みんなが貴重品を預けることにする。そんな時、親友ルーシー宅で強盗が発生。残された足跡はキットのママがウィルにあげた、パパの靴だった。足をひきずっている点などから重要参考人と言い渡されるウィル。さらにキットのママの金庫も盗まれる。下宿人の手品師ジェフが言うには、ウィルが盗んだのを見たとのこと。キット家の全財産も入っていたため、家を差し押さえられてしまう。しかし銀行員であるルーシーのパパのおかげで立ち退きを1か月伸ばしてもらう。苦しい生活ながらも、ニワトリのエサ袋で服を作り、お金にするなどキットは現実に立ち向かっていく。
キットキトリッジ アメリカンガールミステリーのネタバレあらすじ:転
手品師ジェフの相棒、バークがやってくる。腕には入れ墨があり、以前に強盗犯を目撃したキットはぴんときていた。バークの荷物を盗み見ていると、強盗に遭った街全てに立ち寄っていることが分かり、真犯人は手品師達だと分かる。キットは犯人の車に忍び込み、追跡する。ルーシーたちは同じく同居人のボンドさんに警察に電話してもらう。しかしキットにそれを伝えると「我が家には電話はないのよ」と、ボンドさんも共犯者であることが発覚する。なんとか金庫を奪う子どもたち。犯人に追い詰められるが、ホーボーたちに助けられ、またボンドさんも最後に寝返ってくれたため助かる。そしてカウンティが女の子だったことも分かる。汽車の旅は危険なため変装していたのだ。
キットキトリッジ アメリカンガールミステリーの結末
犯人は無事逮捕され、キットは報奨金を貰う。季節は感謝祭へ。ホーボー達が濡れ衣を晴らしてくれたキットに感謝のしるしと、物資をおすそ分けしてくれる。さらにはキットのパパも帰宅。家族の元で仕事を探すことにしたという。最後に新聞社の編集長もキット宅を訪れ、とうとうキットの記事が新聞に掲載されたことを報告しにきてくれた。こうしてハッピーエンドで幕は閉じる。
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