エラ 連続殺人鬼の紹介:2015年アメリカ映画。男を殺すことに喜びを得るようになった大学生のエラ。彼女の両親は人殺しで、その血を受け継いでいました。やがてダニエルという男子と恋に落ちて変わっていくエラ、そんなサイコキラー、エラの姿を描いたホラー映画です。
監督:ネイサン・オリヴァー 出演者:ケイト・デイリー(エラ)、デニス・アンドレス(ダニエル)、ダニエル・ボールドウィン(ダニエルの父)、ビアンカ・ボーシャン(ストリッパー)、サブリナ・キャンピリ(コートニー)、メレディス・ハインリック(母パトリシア)、ロン・ジェレミー(サル)ほか
映画「エラ 連続殺人鬼」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エラ 連続殺人鬼」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エラ 連続殺人鬼の予告編 動画
映画「エラ 連続殺人鬼」解説
この解説記事には映画「エラ 連続殺人鬼」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エラ 連続殺人鬼のネタバレあらすじ:起
大学生になったエラ(ケイト・デイリー)はバージンです。性に目覚めたエラは、刺激を求めてストリップバーに入ります。丁度オーナーのサル(ロン・ジェレミー)がストリッパー(ビアンカ・ボーシャン)にクビを宣告していました。エラを見初めたサルは、エラをステージに上げて踊らせます。
上手く踊れないエラに「バージン?」と聞くとエラは「そう」と言います。サルは「まずオレが相手しよう」と言うと、エラの心のなかに何かが目覚め、鉄の像でサルを殴り倒すと、ナイフで首をかき切ります。
翌日は大学初登校の日、ダグラス教授(マイケル・マドセン)の授業で「型を破った性についてのレポートを出しなさい」と言われます。この言葉にエラは夢中になり、教授の文献を読み漁りはじめました。カフェにいるとダニエル(デニス・アンドレス)が話しかけてきます。
その時、隣の席にいたチャック(ジョシュ・ドルフィン)がコートニー(サブリナ・キャンピリ)たち女の子と一緒に茶化します。このことに腹を立てたエラはカフェを出て自宅に戻ります。隣の家のジェラルド爺さん(マルコム・マクダウェル)が話しかけてきます。ジェラルドはエロじじいで、二人暮らしの母パトリシア(メレディス・ハインリック)とエラをいつも狙っているようでした。
エラ 連続殺人鬼のネタバレあらすじ:承
チャックはダニエルに「エラは変人だ、やめた方がいい」とアドバイスしていました。それでもエラの事が気になるダニエルの為に、エラのアルバイト先であるおもちゃ屋で待ち伏せし、チャックがダニエルの電話番号をエラに教えます。
嬉しいはずのエラですが、上から目線で言われたことに腹を立てて家に帰ります。イラつくエラにジェラルドが話しかけてきます。男を殺したい感情にかられていたエラは、ジェラルドに誘いをかけます。それを察知したジェラルドが「家でアイスティーを飲もう」と誘ってきます。
部屋のベッドに座り話していると、ジェラルドが迫って来ます。ここぞとばかりにエラは近くにあった剪定バサミで腹を刺し、えぐるようにして殺します。血まみれで帰ってきたエラを見た母は何も言わず、血の付いた剪定ばさみを洗います。
部屋で興奮状態のエラは、吹っ切れてダニエルにメールします。ダニエルとの初デートの日を迎え、約束のディスコで待つエラでしたが、ダニエルは車のキーが見つからず1時間以上エラを待たせていました。
エラ 連続殺人鬼のネタバレあらすじ:転
酒を飲みながら待つエラに、男の視線が集まります。再び殺したい感情にかられたエラは、二人の若者をナイフで滅多刺しにして殺します。血まみれで朝帰りしたエラを見たパトリシアは昔の事を思い出します。
エラの父は人殺しでした。バラバラにした死体を持ち帰るとパトリシアと二人で川に流していました。やがてパトリシアが妊娠すると、父はパトリシアをスコップで殴り殺そうとします。しかしパトリシアは死なず、エラを出産しました。この家族には殺し屋の血が流れているのです。
自分の殺しが記事になっているのを見たエラは「パパに見てほしい」と思っていました。人殺しを大学内でもやりだしたエラ。しばらくしてダニエルが先日の事を謝ってきました。そして「埋め合わせに飲みに行こう」と誘います。エラは「じゃあ8時に迎えに来て」と言います。
いよいよ初デートです。ダニエルの車に乗ってバーへ行きます。愛の言葉を継げるダニエルに対し、エラは自分の事は話せません。盛り上がってきた時、チャックがコートニーらを連れて入って来ました。「ここを出よう」と言うダニエルに、チャックが「一緒に湖に行こう」と誘います。エラが「行く」と言うと、ダニエルの運転で湖に着きます。
エラ 連続殺人鬼の結末
後部シートでキスをするチャックらを見て、ダニエルがエラに迫ります。怒ったエラは車から降りて歩き出します。そしてキャンプをしていた若者を刺殺します。
ジェラルドの死体が発見されると、エラが狂ったように夜な夜な男を殺しに街へ出ました。何人殺しても満足しないエラは、新しい刺激を求めてダニエルに会います。そしてダニエルの部屋で初SEXをします。絶頂を迎え女としての喜びを知りました。自分を捨てた父の話をするダニエルのために、エラはダニエルの父を殺しました。
やがてダグラス教授の授業でレポート発表がありました。エラは17人を殺した話をします。ダグラス教授は「もうやめろ」と怒鳴り、生徒を教室から出すと警察を呼びました。こうしてエラは17人殺しの容疑で逮捕されました。
取り調べ中も、同じ手口の殺しが続発しました。刑事は「お前は犯人じゃない」とエラに言って釈放します。エラは「パパがやっているんだ」と信じていました。
ダニエルの迎えの車には母のパトリシアも乗っています。エラが車に乗り込むと「パパを探しに行こう」と言います。そのころパパはチャックを殺そうとしていました。チャックの最後の言葉は「まだ童貞なのに」でした。
以上、映画「エラ 連続殺人鬼」のあらすじと結末でした。
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