マルタのやさしい刺繍の紹介:2006年スイス映画。夢を叶えるために奮闘するおばあちゃん達の姿を描いたヒューマン・ドラマ。周囲の反対にも屈することなく、夢を達成した主人公の強い思いに大きな感動をもらえる作品です。
監督:べティナ・オベルリ 出演者:シュテファニー・グラーザー(マルタ)、ハイジ・マリア・グレスナー(リージ)、アンネマリー・デューリンガー(フリーダ)、モニカ・グブザー(ハンニ)ほか
映画「マルタのやさしい刺繍」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マルタのやさしい刺繍」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「マルタのやさしい刺繍」解説
この解説記事には映画「マルタのやさしい刺繍」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マルタのやさしい刺繍のネタバレあらすじ:裁縫が得意なマルタ
とあるスイスの閉鎖的な田舎村。村に住む老婦人のマルタは、夫を失くして以来、すっかり元気をなくしていました。そんなマルタを家族や友人など周囲の人々も心配しています。そんな中、村の合唱祭に使う旗がネズミにかじられるという事件が起こります。新しい旗を買うためには大金が必要でした。結果、裁縫が得意なマルタが旗の修復を依頼されます。マルタと友人達は、町に生地を買いに行きます。町に出かけたマルタは、生地ショップに置かれていたレースの美しさに目を輝かせます。
マルタのやさしい刺繍のネタバレあらすじ:マルタの長年の夢
帰り道、マルタ達は、ランジェリーショップを発見します。ランジェリーショップに入ったマルタは、早速下着を物色します。マルタは、ランジェリーショップの下着の粗悪な縫製が気になります。実は、マルタは昔、下着を作っていた経験がありました。下着を見ているうちに、マルタは長年の夢だった自分の下着ショップを持つ夢を思い出します。友人達にその夢を話したところ、自由奔放な友人のリージだけが、マルタの夢に賛同してくれました。
マルタのやさしい刺繍のネタバレあらすじ:マルタの決断
マルタは、夫の残した店を改装し、下着ショップをオープンすることを決めます。閉鎖的な村の人々は、マルタが下着ショップをオープンすることを非難します。牧師である息子も、マルタに批判的です。ある日、マルタは、偶然、息子が不倫していることを知ります。マルタは、間違った行いをしているにも関わらず自分を批判する息子に腹をたてます。そんな中、当初からマルタの夢を応援してくれていたリージが亡くなります。マルタは自分を応援してくれていたリージのためにも、世間体を気にするのではなく、自分の夢を実現することを決意します。
マルタのやさしい刺繍の結末:夢を実現したマルタ
マルタの友人が、インターネットに下着の画像を公開したところ、注文がたくさん舞い込みます。商品の在庫が間に合わないので、マルタは、刺繍コースの会員達に応援を頼みます。下着の販売は絶好調で、マルタ達は大忙しです。マルタ達の活躍は、ついに新聞にも取り上げられました。合唱祭で、夢を叶えるのに年齢は関係ないと、マルタは誇らしげに語ります。長年の夢を実現したマルタは自信に満ち溢れ、以前とはうってかわってイキイキとしていました。
この映画の感想を投稿する