キューティ・ブロンドの紹介:2001年アメリカ映画。政治家を志望する恋人の心を取り戻そうと一念発起、超一流の法律学校に合格した派手好きで陽気なブロンド女性が、周囲の偏見にめげず持ち前のポジティブシンキングで目標に向かって突き進んでいく様子を描くロマンスコメディ。
監督:ロバート・ルケティック 出演:リース・ウィザースプーン(エル・ウッズ)、ルーク・ウィルソン(エメット)、セルマ・ブレア(ヴィヴィアン)、マシュー・デイヴィス(ワーナー)、ヴィクター・ガーバー(キャラハン教授)、ジェニファー・クーリッジ(ポーレット)、ほか
映画「キューティ・ブロンド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キューティ・ブロンド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「キューティ・ブロンド」解説
この解説記事には映画「キューティ・ブロンド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キューティブロンドのあらすじ:1
主人公のエルは大学の社交クラブで会長を務める、明朗快活の女の子。
ブロンドの髪と愛くるしい顔立ちと抜群のスタイルで、友達も多く、親が議員をやっているセレブリティな彼氏もいて、楽しく暮らしていた。ある日の晩、彼女は彼とディナーを食べる事になった。エルは彼氏にプロポーズされると思いディナーに出掛けたが、逆に振られて仕舞う。彼は「30歳までには議員になりたいんだ。君はブロンドだし、議員の妻には向かない」と言う。そこで彼女は一大決心をする。彼が行くハーバードのロースクールに入るため、猛勉強を始めたのだ。
キューティブロンドのあらすじ:2
無事にハーバードのロースクールに入学した彼女は、早速浮きまくって仕舞う。
ブロンドの髪もお洒落な洋服も、ハーバードではただの「ブロンドのお馬鹿さん」にしか見られなかったのだ。更に、彼と再会を果たすも、彼には既に、ビビアンと言うブルネットの婚約者がいた。エルは彼を取り戻すべく、ハーバードで弁護士の勉強に着手した。持ち前の明るく機転の利く性格のお陰で、徐々に居場所を確立していくエル。遂には大物弁護士のもと、本物の裁判で、弁護士として実際に働く事になった。
キューティブロンドのあらすじ:3
エルが受け持った裁判は、殺人事件の裁判だ。大富豪の老人が、銃で撃たれて死んだのだ。弁護する相手はエルと同じブロンドの女性で、死んだ老人の若い後妻立った。彼女を弁護するチームは、ハーバードで教鞭を執る弁護士と、その部下の若い弁護士、エルそれからビビアンと、彼の姿もあった。裁判が進んで行くなかで、エルは独自のアイデアで容疑者の弁護をしていく事に成功。周りにも一目置かれる様になって来る。ある日、エルは教授(ハーバードで教鞭を執る弁護士)に呼ばれて彼の部屋に行く。そこで、教授がエルの身体目当てでチームに入れたのだと知り、エルは愕然とする。そんなエルを救ったのが、教授の下で働く若い弁護士と、ハーバードで彼女を厳しく教えていた女性弁護士だった。エルは再び裁判に舞い戻る。
キューティブロンドのあらすじ:4
その日の承認尋問は、被害者の娘だった。きつくパーマがかかっていて、犯行の当日はパーマをかけた後シャワーを浴びていて、犯行時間はシャワーを浴びていたと説明した。ここでエルが再び裁判に姿を現す。セクハラ教授を押し退け、弁護を開始した。エルはその日の被害者の娘の行動を何度も確認する。そして、ある事に気付く。気付いているのはエルと、エルの応援に来ていた二人の友達だけ。エルは切り出した。「パーマをかけて24時間以内に水を浴びるとパーマは落ちて仕舞うのに、あなたはシャワーを浴びたんですか?」更に畳み掛けるエル。すると被害者の娘が興奮ぎみに「あの女(被害者の妻)を殺そうとして、父を殺して仕舞った」と自供した。この裁判で真実を明らかにしたエルは、一躍スターに。そこにエルの活躍を目の当たりにした元彼がエルの下にやって来て、「やっぱり君しかいない」と言ってきた。それに対し、エルは「30歳までに弁護士になりたいからお断り!」と言い、颯爽と去る。
キューティブロンドの結末
そして、月日は流れ、卒業式。エルは一流の弁護士事務所に就職が決まり、恋敵だったビビアンとは親友に、セクハラ教授の下で働いていた若い弁護士と恋人同士になっていた。
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