ウェディング・ゲストの紹介:2017年アメリカ映画。2年前に別れたものの、いまだに忘れることができずにいた元恋人から突然結婚式に出席してほしいと言われた男が、彼女を取り戻そうと奮闘するラブ・コメディ。
監督:ライアン・エッゴールド 出演:ジャスティン・ロング、コビー・スマルダーズ、ライアン・ハンセン、ジョン・チョー、クリステン・シャール、リー・トンプソン、ダナ・デラニー、ピーター・ギャラガー、ルイス・ガスマン、ブリガ・ヒーラン、ほか
映画「ウェディング・ゲスト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ウェディング・ゲスト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ウェディング・ゲスト」解説
この解説記事には映画「ウェディング・ゲスト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ウェディング・ゲストのネタバレあらすじ:起
映像作家のアダムはある朝突然、2年前に別れた元恋人アリソンからの電話を受ける。アリソンとは地元サンフランシスコの大学時代で出会い8年付き合ったが別れの理由もよく覚えていない。
いまだ彼女に未練が残っているアダムは彼女からの電話に喜々とするが、その内容は結婚することになったので結婚式に参列してほしい、というものだった。あまりのショックに呆然となったアダムだったがなんとか平静を装って参加すると答える。
ショックが抜けないアダムは交際中の恋人に突如結婚を申し込むが、恋人がその気になりかけると急に取り消して別れると言いだし、支離滅裂のあげく暴言を吐くアダムに恋人は激怒して去って行く。
ウェディング・ゲストのネタバレあらすじ:承
式の日より早くサンフランシスコに戻ったアダムは街を歩きアリソンと過ごした日々を思い返していた。勇気を出してアリソンに電話をしたアダムはその日催されるパーティーに誘われて参加するが、友人の祝福のスピーチをアーロンと2人で幸せそうに聞いている彼女をただ眺めているしかなかった。
アリソンとろくに話もできずにいたアダムは結婚相手のアーロンと顔を合わせ、友達になろうと言われて後日テニスをするが、プロを目指していたアーロンには全く叶わず、ムキになって思わずキレるが言い訳でごまかす。
アダムはアリソンの勤めるブティックを訪れ、帰り際の彼女にジョギングで偶然通りかかったフリをして会う。散歩をしながら互いの近況を報告し合うと、アリソンから招待することを迷ったが、これからも友人でいたいから招待したのだと言われたアダムは何も返すことができず、帰り道のほんのひと時を昔を思い返しながら楽しんだだけだった。
ウェディング・ゲストのネタバレあらすじ:転
そして結婚式。参列したアダムは神父の言葉に異議を唱え、呆然とするアーロンを後目にアリソンを連れ出す妄想を掻き立てるが実際には何もできず、2人の誓いの言葉をただ聞いているしかなかった。
その後の披露宴でもアーロンがパリの料理学校に通って作り上げた巨大なウェディング・ケーキがステージ上に登場し、誰もが完璧と認めるアーロンにアダムも負けを認める。2人の幸せそうな姿に耐えられなくなったアダムは会場の裏口でコックのフェデリコに酒とドラッグで慰められる。
やけになったアダムは酔ってベロベロの状態で踊りまくり、化粧室でつぶれているところへアリソンが化粧直しで現れる。酔いに任せなぜ自分じゃダメなのか、君を取り戻すことだけを考えていた言うアダムにアリソンは傷つけることになったことを謝罪し、招待したのは間違いだったと告げる。
ウェディング・ゲストの結末
アリソンの父が乾杯のスピーチを始め乾杯の声が上がった時、アダムがフラフラと現れてステージ上にあったウエディング・ケーキを蹴落とす。
怒るアーロンからアダムは全速力で逃げ出し、そんな2人をアリソンが追いかける。通りに出て車に跳ねられながらも逃げ切ったアダムは、道の反対側で見つめるアリソンに別れを告げると、通りかかったバスに飛び乗る。
見送るアリソンの姿が遠くなり、見えなくなったころ、アダムはやっと吹っ切れた表情になる。
以上、映画「ウェディング・ゲスト」のあらすじと結末でした。
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