ブラッド・インフェルノの紹介:2017年アルゼンチン,ニュージーランド映画。ドキュメンタリー映画の撮影のため、洪水で壊滅した街エペクエンを訪れた若者たちは、人間の皮で作ったお面をかぶった謎の男たちに襲われる。その男たちは人間を襲ってはその肉を食べるという恐ろしい連中だった…。
監督:ルシアーノ・オネッティ、ニコラス・オネッティ 出演:アグスティン・パルデッラ(ディエゴ)、ビクトリア・マウレッテ(カーラ)、ヴィクトリオ・ダレッサンドロ、パウラ・ブラスカ、ほか
映画「ブラッド・インフェルノ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブラッド・インフェルノ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブラッド・インフェルノの予告編 動画
映画「ブラッド・インフェルノ」解説
この解説記事には映画「ブラッド・インフェルノ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブラッド・インフェルノのネタバレあらすじ:起
カンヌ映画祭にエントリーするドキュメンタリー映画の撮影のため、若者たちはエペクエンという街を訪れる。エペクエンは有名な観光都市として多くの観光客で賑わっていたのだが、洪水により街の大半は沈んでしまい、今ではゴーストタウンと化していた。
ドキュメンタリー映画の制作のために、幼い頃から街に住んでおり洪水を体験したカーラから話を聞きながら、エペクエンの街並みを撮ろうと撮影計画を練っていた。
エペクエンに向かう道中、休憩のためガソリンスタンドに立ち寄った一向は、不気味なエペクエンの住人たちと出くわす。薄気味悪さを感じながらも街へと急ぐのだったが、途中でガス欠を起こして車が止まってしまう。
ブラッド・インフェルノのネタバレあらすじ:承
そこへ車が通りかかり、監督は男の車に乗りガソリンスタンドへ引き返す。その道中、人間の皮で作った動物のお面をかぶった男たちに襲われる。残った若者たちは車を修理する係と、撮影を続行するメンバーに分かれて別行動をしていた。
車を修理していた若者は同じく面をかぶった男たちに拉致された。撮影メンバーの若者たちはカーラから洪水の話を聞き、カメラを回していたのだが、途中カーラが毒蛇に襲われて倒れこんでしまう。急いで車に戻り、夜まで仲間の帰りを車内で待つのだったが、そこへ再び面をかぶった男たちが現れる。
ブラッド・インフェルノのネタバレあらすじ:転
寝込むカーラを置き去りにして撮影メンバーのディエゴとヴィッキーは車外へと飛び出す。しかし、連中の仕掛けていたトラバサミに足を取られたヴィッキーは、連中に捕まってしまう。
ディエゴはガソリンスタンドまで監督と共に車を走らせた男に救われ難を逃れた。その男もまた、エペクエンで行方不明になった娘を探していた。男たちのアジトを知っているという男と共に、ディエゴはアジトへと乗り込むのだったが、男は殺され、ディエゴは捕まってしまう。
ブラッド・インフェルノの結末
人間の面をかぶった男たちはエペクエンの住人であり、ガソリンスタンドで出くわした住人たちもみんな共犯だった。そして、ドキュメンタリー映画の撮影に同行していたカーラもその仲間の一人だった。
カーラたちは洪水で壊滅状態に陥ったとき、周りの人間が自分たちを助けてくれなかったことを根に持ち、エペクエン近くを通った通行人たちを無差別に襲って、その肉を食べていたのだった。命乞いをするディエゴだったが、カーラにナイフを刺されてしまうのだった。
ある二人の若者がヒッチハイクしている女性を拾う。行き先を訪ねると、その女性は「エペクエン」と答えた。サングラスを外したその女性は、カーラだったのだった。
以上、映画「ブラッド・インフェルノ」のあらすじと結末でした。
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