ブラッディ・リベンジの紹介:2017年アメリカ映画。クリント・イーストウッドの娘、フランチェスカ・イーストウッドが主演を務めるバイオレンス・スリラーです。内気で平凡な女子大生が憧れの男子にレイプされたことをきっかけに狂気の復讐者と化し、男たちに血みどろの復讐を仕掛けていきます。
監督:ナタリア・レイテ 出演者:フランチェスカ・イーストウッド(ノエル)、クリフトン・コリンズ・Jr(ケネディ)、リア・マッケンドリック(スカイ)、ピーター・バック(ルーク)、デイビット・ハイン(シェーン)ほか
映画「ブラッディ・リベンジ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブラッディ・リベンジ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブラッディ・リベンジの予告編 動画
映画「ブラッディ・リベンジ」解説
この解説記事には映画「ブラッディ・リベンジ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブラッディ・リベンジのネタバレあらすじ:起
とある大学の美術学研究科に通うノエル(フランチェスカ・イーストウッド)はごく平凡の内気な女子大生です。彼女の描く絵は先生やクラスメートから平凡というレッテルを張られて酷評されており、ノエルは自分の才能に悩みを抱えていました。そんなある日、ノエルはかねてから憧れを抱いていたクラスのイケメン男子のルーク(ピーター・バック)からパーティーに誘われました。おめかしをしてパーティーに参加したノエルでしたが、彼女を個室に誘い込んだルークはその凶暴な本性を露わにし、嫌がるノエルを無理やりレイプしました。誰もノエルの味方になってくれず、大学に訴えても逆に悪者扱いされてしまい、一番の親友であるスカイ(リア・マッケンドリック)からはノエルと同じ目に遭った友人が逆に遊び人のレッテルを張られたことを引き合いに出され、レイプ事件のことは誰にも話さずに心の奥底にしまっておくようアドバイスされる始末でした。
ブラッディ・リベンジのネタバレあらすじ:承
孤立無援のノエルはルークの自宅へ謝罪を求めに行きましたが、ルークは全く悪びれることなく、ドラッグをキメながらノエルに再び性的関係を迫ってきました。ノエルはルークともみ合いになり、階段からルークを突き落として死なせてしまいました。その場から逃げ出したノエルでしたが、不幸中の幸いか、警察はルークの死についてドラッグによる事故と断定、ノエルは罪に問われることはありませんでしたが、この日を境に、彼女の中で何かが変わり始めていました。他にも自分のような被害者がいるのではないかと感じたノエルは、ネットで見つけたレイプ被害者の女性から事情を聞きました。彼女はアメフト部の部員3人からレイプされており、しかも3人はおとがめもなく、反省することもなく相変わらずパーティーに明け暮れているというのです。
ブラッディ・リベンジのネタバレあらすじ:転
ノエルは派手なメイクと衣装をまとい、問題のアメフト部員3人に近づいて誘惑、誘い出しては次々と惨殺していきました。その頃からノエルは絵画の才能を開花させ、その絵は先生やクラスメートから高く評価されるようになっていきました。その一方で、ノエルはクラスメートのシェーン(デイビット・ハイン)と交際を始めますが、レイプ事件のトラウマからどうしても一歩を踏み出せずにいました。そんな時、ノエルは親友のスカイもまた同じレイプ被害者として心に深い傷を抱えていることを知ります。ノエルはかつてバスケット部のカルヴィン(カイル・マッキーバー)からレイプされており、しかもノエルと同様に大学は全く相談に応じてくれなかったばかりか逆に人格障害まで疑われてしまっていたのです。
ブラッディ・リベンジの結末
ノエルはカルヴィンをスタンガンで気絶させて体育館まで連れ込み、拷問の末に殺害しようとしましたが、警察による思わぬ邪魔が入ってしまい殺害に失敗してしまいます。部屋に戻った血まみれのノエルを見たスカイは驚愕し、思わず彼女を問い詰めました。スカイが復讐よりも事件が忘れ去られるのを望んでいたことに気付いたノエルは我に返り、警察に自首することを決意しましたが、その翌日スカイは自らの命を絶ってしまいました。その後、大学を卒業したノエルでしたが、カルヴィンの供述により警察に逮捕されました。
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