マキシマム・リスクの紹介:1996年アメリカ映画。南フランスとニューヨークを舞台に、生き別れた双子の弟をマフィアに殺された刑事がその仇を討つため、そして自らの出生の秘密を知るため、マフィアに壮絶な戦いを挑む姿を描いたアクション映画です。
監督:リンゴ・ラム 出演者:ジャン=クロード・ヴァン・ダム(アラン・モロー/ミカエル・スヴァロフ((二役))、ナターシャ・ヘンストリッジ(アレックス)、ザック・グルニエ(イワン)、ジャン=ユーグ・アングラード(セバスチャン)、フランク・ヴァン・キーケン(デイヴィス)ほか
映画「マキシマム・リスク」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マキシマム・リスク」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「マキシマム・リスク」解説
この解説記事には映画「マキシマム・リスク」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マキシマムリスクのネタバレあらすじ:起
南フランスの港町ニース。元軍人で今は地元の刑事アラン・モロー(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は、同僚のセバスチャン(ジャン=ユーグ・アングラード)と共に殺人事件の現場に向かいます。被害者の男は何とアランと瓜二つで、その後の調べで身元はミカエル・スヴェロフ(ジャン=クロード・ヴァン・ダム(二役))と判明します。アランはミカエルの滞在していたホテルから、ミカエルはアランと同じ日に生まれたことも判明、どうやらニューヨークからアランに会いに来たらしいと推測されました。アランは母シャンタール(ステファーヌ・オードラン)から事情を聞くと、アランには生後間もなく養子に出された双子の弟がおり、その弟こそがミカエルであることを知ります。
マキシマムリスクのネタバレあらすじ:承
アランはセバスチャンと共に、ミカエルの養子縁組を手配したパリの弁護士の元を訪ねますが、弁護士は既に殺害された後でした。アランはホテルに残されていたミカエル宛てのメッセージを手掛かりにニューヨークに向かいます。アランはミカエルの恋人で、ナイトクラブで働く女性アレックス(ナスターシャ・ヘンストリッジ)に会い、アレックスはアランをミカエルと勘違いしてしまいます。一旦外へ出たアランは、出くわしたロシアンマフィアの一味にもミカエルと勘違いされ、銃撃を受けて通りかかったタクシー運転手デイヴィス(フランク・ヴァン・キーケン)に助けられ、何とか脱出に成功します。その夜、アランの宿泊するホテルにアレックスが訪れ、アランは自分はミカエルではないと明かしますが、そこへ再びマフィアのイワン(ザック・グリニア)率いる一味が襲いかかり、アランとアレックスはデイヴィスに助けられて難を逃れましたが、デイヴィスは犠牲となってしまいます。
マキシマムリスクのネタバレあらすじ:転
マフィアの目的は、実はロシアンマフィアの一員になっていたミカエルが組織から足を洗うために密かにニースの銀行に隠していた、FBIとロシアンマフィアが癒着しているという証拠のリストでした。そしてFBIの悪徳捜査官ペルマン(ポール・ベン=ヴィクター)とルーミス(フランク・センガー)もリストの行方を探していました。アランは真相を確かめるためにマフィアのボスであるキーロフ(デイヴィッド・ヘンブレン)の元を訪れます。キーロフはミカエルを我が子同然に可愛がっており、イワンがミカエルの命を狙っていたと知り激怒しますが、その場に現れたイワンによりキーロフは殺害されます。イワンはアレックスを人質に取り、アランはやむなく一味と共にニースに向かいます。
マキシマムリスクの結末
ニースではセバスチャンもイワン一味の人質となっており、アランは急かされるように銀行の金庫室へ向かい、そこでミカエルがアランに託していた「この資料を公表してくれ」というメッセージと共に拳銃を発見します。アランは拳銃を片手にイワン一味に反撃、イワンを倒してセバスチャンを助け出します。イワンと裏で繋がっていたペルマンとルーミスはアレックスを連れて逃げますが、アランは猛追撃の果てにアレックスを救出し、ペルマンとルーミスを倒しました。事件は解決し、アランはアレックスの愛を受け入れて結ばれました。
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