映画「ミス・メドウズ 悪魔なのか？天使なのか？」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ミス・メドウズ ～悪魔なのか？ 天使なのか？～の紹介：2014年アメリカ映画。可憐で美しい風貌と裏腹に、幼い頃に母を無差別発砲事件で亡くしたことから、悪人を容赦なく撃ち殺す小学校教師ミス・メドウズが、自身の正義を貫く様を描いたサスペンス。
監督：カレン・リー・ホプキンス 出演：ケイティ・ホームズ、ジェームズ・バッジ・デール、カラン・マルヴェイ、エヴァ・コルカー、グレアム・ベッケル、ケイト・リンダー、ジェームズ・ランドリー・ヘバート、ジェームズ・キーン、メアリー・ケイ・プレイス、ジーン・スマート、ほか
この解説記事には映画「ミス・メドウズ 悪魔なのか？天使なのか？」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
花柄のワンピースにタップシューズ、年齢にややそぐわない少女らしい装いのミス・メリー・メドウズ。
住宅街を歩いていた彼女は下卑た誘いをかけてきたトラック運転手に銃を向けられ車に乗るよう脅されると、すかさずハンドバッグから銃を取り出し男を射殺する。そんなメリーは小学校１年生を受け持つ代行教師だった。
ある日、彼女は車の違反を注意しようと現れた保安官のマイクに出会い、ほどなく２人は惹かれ合い体を重ねる、やがて妊娠。マイクは２人を守りたいのだと結婚を申し込むと、メリーは彼に自分の過去と宿命を秘めたまま、その愛に身をゆだねる。
その幸せな一方で彼女の粛正は続いていた。学校近くのホットドック店でショットガンを乱射した男をその場で射殺、また男子生徒に性的虐待をしていた教会の神父も撃ち殺す。
そして児童虐待の前科者スカイラーが近所に住んでいることを知ったメリーは彼の家を訪れて子供に近寄らないよう警告するが、スカイラーは学校に行くと彼女を挑発する。
そんな中、彼女を慕う女子生徒ヘザーからホットドッグ店で彼女が犯人を射殺したのを目撃したことを打ち明けられ、メリーは昔の記憶を蘇らせる。
彼女は幼い頃、無差別発砲事件によって目の前で母を亡くしており、その頃の自分と同じ年頃のヘザーに銃撃現場を見せてしまったことにメリーは苦悩する。
警察では一連の事件を自警団によるものと見ていたが、マイクは目撃者による人相書きと神父の殺害現場にタップシューズのプレートが落ちていたことでメリーの犯行を確信する。
問い詰められたメリーは悪いことはしていないと言い張るが、今やめなければ刑務所へ行くことになるとマイクに説得され、努力すると告げる。
そして２人の結婚式当日、教会でマイクや生徒たちがメリーを待っていた。自宅でウェディングドレスを身にまとい、ヘザーとともに身支度を整えているメリーだったが、庭に花を摘みに出たままヘザーの姿が消えてしまう。
スカイラーの仕業と悟ったメリーは迷わず彼の家へ飛び込むと、そこに拘束されたヘザーがいた。隙を見てスカイラーを殴打しヘザーを逃がしたもののメリーは捕まってしまい、バッグから銃も奪われてしまう。
その銃をスカイラーがメリーに向けた時、マイクが現れスカイラーを撃ち殺す。彼女の銃がスカイラーの手にあったことから、一連の銃撃事件はスカイラーの犯行として処理される。
やがてメリーは出産し、マイクと３人で幸せな家庭を築いていた。居間で夢だったアコーディオンを奏でるマイクにあやしていた子を預けたメリーは、自分を必要としている人がいる、と言いおいて出かけていく。気を付けて、というマイクの声をあとに彼女は足取りも軽く通りを歩いていく。
以上、映画「ミス・メドウズ ～悪魔なのか？ 天使なのか？～」のあらすじと結末でした。
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