マイ・ベスト・フレンドの紹介:2015年アメリカ映画。トニ・コレット&ドリュー・バリモアという二大女優による、幼なじみの女性の友情を描く感動ドラマ。どんなに状況が変わっても、つねに支え合い励まし合う2人のユーモア溢れる会話が素晴らしい。監督は、「トワイライト~初恋~」(2006)や「インサイド・ミー」(2013)のキャサリン・ハードウィック。
監督:キャサリン・ハードウィック 出演:トニ・コレット(ミリー)、ドリュー・バリモア(ジェス)、ドミニク・クーパー(キット)、バディ・コンシダイン(ジェイゴ)、ジャクリーン・ビセット(ミランダ)、タイソン・リッター(エース)ほか
映画「マイ・ベスト・フレンド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マイ・ベスト・フレンド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マイベストフレンドの予告編 動画
映画「マイ・ベスト・フレンド」解説
この解説記事には映画「マイ・ベスト・フレンド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マイベストフレンドのネタバレあらすじ:起
父親の転勤で、アメリカからイギリス・ロンドンに越してきた少女ジェス。クラスメートのミリーとすぐに仲良くなり、いつのまにか大親友に。ファーストキスや初体験もほとんど一緒という2人の親密ぶりは、大人になっても変わりません。ミリーはミュージシャンのキットと結婚。かわいい2人の子供に恵まれます。一方ジェスも環境保護活動で知り合ったジェイゴと結ばれ、ボートハウスで暮し始めます。しかしなかなか子供が授からず、ジェスは寂しさを感じていました。ある日、ミリーは病院で乳がんを宣告されます。突然のことにショックを隠せない彼女に、医者は化学療法を勧めるのでした。
マイベストフレンドのネタバレあらすじ:承
病気のことをキットに打ち明けることができないミリーは、先にジェスに話します。その後、意を決してキットに病名を告げ、子供達にこれから受ける化学療法について説明します。ジェスは治療のたびにミリーに付き添います。2人の会話はいつも笑いとユーモアが絶えませんが、ミリーは副作用で体調を崩していきます。ミリーの母親ミランダはテレビ女優で、自己中心的な性格ながらも娘の看病に協力します。しかしキットの方は仕事が忙しく、ミリーの体力では子育てすらままなりません。ミリーに助けを求められたジェスは、ジェイゴを置いて駆けつけます。ジェスとの子供を望んでいるジェイゴは、体外受精で子供を作ろうと提案します。
マイベストフレンドのネタバレあらすじ:転
化学療法を終えて職場復帰したミリーでしたが、医者は念のためと両乳房の切除を勧めます。ミリーは絶対にいやだと拒否します。その頃、クリニックで不妊治療を受けていたジェスがついに妊娠。ジェイゴと抱き合って喜びます。幸福なジェスとは違い落ち込んでいるミリーは、バーで見知らぬ男達と酔っ払い、羽目をはずしているところをジェスに見つかり責められます。ジェスに力づけられ、ミリーは両乳房切除の手術を受けます。ジェスは、苦しむミリーに妊娠のことが言えません。ジェイゴは生まれてくる子供のため、何カ月も海に出る高給の仕事を引き受けます。ミリーとキットの夫婦仲は日増しに悪化し、ミリーはジェスを誘ってヨークシャー地方へ真夜中の小旅行を企てます。滞在したのは、ミリーがバーで出会った青年エースの祖母が経営するホテルでした。エースに求められるままミリーは一夜を過ごし、翌朝その事実を知ったジェスは激怒してホテルを去ります。
マイベストフレンドの結末
ヨークシャーから戻って以来、2人は絶交状態になります。しかし、医者に余命を告げられたミリーがジェスを訪ねることで、友情は復活。キットも献身的にミリーを看病するようになります。最期を過ごす場所、ホスピスへ入ったミリーをジェスが見舞います。ミリーはジェスに、私の愛を子供達に伝え続けてと頼みます。その後、ジェスが出産のため病院にいると知らされたミリーは、母親の助けを借りて車椅子で駆けつけます。ジェイゴは海の上でしたが、フェイスタイムでジェスの出産を見守ります。無事に誕生した赤ちゃんを、ジェスとミリーが涙で見つめます。その後、ミリーはホスピスで最期を迎えます。ベッドで眠ったまま穏やかに息を引き取ったミリーのとなりには、いつもと同じようにジェスが寄り添っていました。
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