映画「チョコレート」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
チョコレートの紹介：2001年アメリカ映画。黒人差別をする父親とその父親の看守としての道を歩みだしたソニーは死刑執行の場面で嘔吐してしまいます。それを見た父親のハンクは、息子は弱いとして厳しく当たりますが、ソニーは父から愛されていないとして自殺してしまいます。息子の死を転機に仕事をやめたハンクはある黒人女性に出会います。
監督：マーク・フォスター 出演者：ビリー・ボブ・ソートン（ハンク・グロトウスキ）、ハル・ベリー（レティシア・マスグローヴ）、ヒース・レジャー（ソニー・グロトウスキ）、ピーター・ボイル（バック・グロトウスキ）、ショーン・コムズ（ローレンス・マスグローヴ）ほか
この解説記事には映画「チョコレート」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
中年のハンク・グロトウスキは息子のソニーとともに看守の仕事をしています。同じく看守であった父親のバックとともに三人で暮らしています。ローレンスという黒人の殺人犯の死刑執行を迎えたある日、ハンクは途中で嘔吐し倒れ込んでしまったソニーを怒鳴りつけます。家に帰ったあともハンクはソニーが優しすぎるとして怒鳴りつけます。そんなソニーは銃を取り出し、ハンクに自分を嫌っているかと問いただします。それをきいたハンクはとまどいながらもそうだと答え、ソニーは自殺してしまいます。
ハンクはソニーの墓を庭に作りますが、バックはソニーが弱すぎたと言い、ハンクは仕事をやめます。ローレンスの妻レティシアは息子とともに暮らしていましたが、経済的に厳しくなったため、近くのダイナーでウェイトレスとして働き始めます。ある夜、レティシアと息子が歩いている時、車で事故に合ってしまいます。ハンクは彼らを病院まで運びますが、息子は死んでしまいます。ハンクはレティシアを家に送り、数日後彼女にダイナーで再び出会います。
レティシアを家まで再び送ることにしたハンクは、お互いに息子を無くしたことを告白し、彼女の家で一晩をすごします。レティシアが自分が死刑執行を担当したローレンスの妻であることにハンクは気がつきますが、彼女には伝えません。ハンクの家を訪れたレティシアは黒人差別主義のバックに罵倒され、ハンクも同じく黒人を差別していると知ります。それを知ったハンクはバックを老人ホームへ送り、家を追い出されてしまったレティシアと一緒に住むことにします。
ハンクの家に済み始めたレティシアは、彼の家でローレンスの描いた絵を見つけます。ハンクが死刑執行に関わっていたことを知り、レティシアは動揺します。その後チョコレートのアイスクリームを買いに出かけていたハンクが家に戻りますがレティシアは問いただすこともなく彼と一緒にアイスクリームを食べます。
この映画の感想を投稿する