モンスターズの紹介:2004年アメリカ映画。高校で起った銃乱射事件で娘サンドラを殺されたジムは、犯人のラッセルを護送中に拉致し、倉庫に拘束しました。そしてジムはラッセルを拷問にかけながら話を聞くことになりますが…という内容のスリラー映画です。登場人物が実質二人だけの密室での展開を描きます。
監督:光武蔵人 出演者:ディーン・シモーン(ジム)、カイル・イングルマン(ラッセル)、ボニー・ミューヘッド(サンドラ)ほか
映画「モンスターズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「モンスターズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「モンスターズ」解説
この解説記事には映画「モンスターズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
モンスターズのネタバレあらすじ:起
中年男のジムは、娘サンドラの死体を見て悲しんでいます。高校で銃乱射事件があり、教師2人、生徒8人が射殺されました。サンドラもその一人でした。犯人は同じ高校生のラッセルで、警察によって護送中でした。護送車を襲ったジムはラッセルを拉致し、倉庫に連れて行きました。
オレンジの囚人服のラッセルを椅子にガムテープで縛り付け、ジムはやったことを全て話せと言いました。ラッセルは法廷で話すと言って口をつぐみました。ジムは法廷には行かせない、お前をここで殺すと言ってナイフなどの凶器を机に並べました。ラッセルは自分が殺した生徒の父だと分かり、自分が父親から虐待を受けていた話をしました。するとジムは怒りだし、黙れと言いました。ラッセルはさっさと殺せ!と怒鳴りました。
モンスターズのネタバレあらすじ:承
ジムは自分の娘はサンドラという名で、お前に殺されたのだと言いながら、ラッセルを殴りました。ラッセルが反抗的な言葉を発すると、ジムはさらに怒り、殴り続けました。そしてジムはラッセルの指の爪を剥がしました。
ジムはサンドラの事を思い出していました。幼い頃は素直でいい娘だったのが、高校生になると反抗的になり、よく口論になっていました。そしてジムはラッセルにサンドラのぬいぐるみを渡し、これで遊べと言って拘束を解きました。その時ラッセルは、床に落ちたナイフを隠し持ちました。
次にジムは、組み立てブロックを渡し、何か作れと言うと、ラッセルは拳銃を組み立てました。調子に乗ったラッセルはジムに挑発的な言葉を発しました。怒ったジムは再び椅子に縛り付け、ハンマーで指を潰しました。
モンスターズのネタバレあらすじ:転
ジムはラッセルに、自分の聞いた、生徒や教師を殺した様子を話しました。しかしラッセルは話を合わせて適当に答えました。隙を見てラッセルはナイフで襲いかかりました。そしてジムの銃を奪い、銃口を向けました。ジムはサンドラの所に行けるから殺せと言いますが、ラッセルは撃てず、ジムに銃を取り返されました。
再びラッセルを縛り付けたジムは、車で出て行きました。帰ってきたジムは、ハンバーガーを食べながら、ラッセルに袋を渡し、中を見ろと言いました。それは殺されているラッセルの愛犬のブーマーでした。そして拳銃で頭を殴っていると、倉庫のドアをたたく音がしました。ラッセルを殴り続け、意識を失わせてから出ていくと、警備員でした。ジムが適当にごまかすと警備員は帰りました。そしてラッセルの指を切断しました。
モンスターズの結末
ジムはラッセルに、お前の弟を拉致してトランクに積んでいると言いました。弟をどうやって殺そうかとラッセルに話しました。ラッセルは弟は関係ない、解放しろと怒鳴りました。さらに弟を解放しないと、お前を殺すとジムに言いました。ジムはラッセルに、お前も人の気持ちがわかるんだな!と言った後、お前のやったことをすべて話せと言いました。
ラッセルは計画から実行までを克明に話し、ジムにサンドラを殺したことを謝りました。ジムはよく言ってくれた、弟は誘拐していない、望み通り拳銃で殺してやると言いました。そしてジムはラッセルの頭に銃弾を撃ちこみました。ジムは車に乗らず、外に出ると自分のこめかみに銃口をあて、引き金を引くのでした。
以上、映画「モンスターズ」のあらすじと結末でした。
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